ファミペイで新しい(常駐の)キャンペーンが開始されました。
5と0の付く日は、対象のPOSAカードをFamiPay払いで購入すると1.5%のボーナス還元になります。FamiPayの基本0.5%と合わせると2%のポイントバックとなるイケイケな仕組みです。
たとえば「楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)」を購入するなら、10000円分の購入で2%(200pt)がFamiPayボーナスになり、楽天PAYをどこかで利用する際に1%が還元されます。合計で3%還元。さらにさらに、ファミペイへのチャージでポイントが付けられるルートも持っていたりすると、プラス1%も狙えます。ここまでやると4%。上限があるのでめちゃくちゃお得とまでは言えませんが、月一程度なら手間も少ない。
大前提は、POSAカードを買うときは5か0の付く日に予定を合わせましょう……です。
また、カードによってはAmazon.co.jpで販売されているPOSAカードを買ったほうがお得になったりします。こちらはクレジットカードでの購入が可能なので、所有しているクレジットカードや購入のタイミングによってはファミペイ払いよりも高還元率が実現できる可能性があるのです。
Amazonのタイムセール祭り(ポイントアップキャンペーン中)とかですね。
いまのところ、私はこの2つを併用してPOSAカードを蓄えています。
- 5と0の付く日にファミリーマート店舗でFamiPay払いを利用して購入する
- Amazonタイムセール祭り中にAmazon各種専門ギフトカードページでクレジットカード払いを利用して購入する
Amazonに置いてあるPOSAカードは種類が限られていて、ファミリーマートほど豊富ではないですが、Amazonマスターカード保有&プライム会員であれば、6%の還元でPOSAカードが購入できます。
STEAMギフトカードを10000円購入で600ptが還ってきたりします。断然お得ですね。
軽いまとめとしては、
購入するタイミングや双方のキャンペーンの関係で「還元率が良いとき」が変わります。Netflixのギフト・プリペイドカードが良い例ですが、ファミペイ側のキャンペーンだと年に数回は10%還元になることもあります。
こんなふうに、POSAカードを購入するときは「いまならどこで買うのがお得か?」を比較検討してから、行動に移すのがちょっとした節約に繋がります。……と信じています。
本記事は、POSAカードの概要からファミペイでの購入方法・ファミペイ還元キャンペーン、Amazonでも買えるようになったPOSAカードのお話などを書いています。
気になっていた部分だけをかいつまんで読んでください。
ファミペイで買える「POSAカード」を知る
POSAカードというのは、簡単に説明すると「希望の金額を設定できるプリペイドカード」です。用途が限定された商品券のようなもの、と考えると理解が早いかも。
>>「POSAカード」って何だ?│ファミリーマート
コンビニに置いてあるだけでも、たくさんの種類があります。
Amazonギフト券残高のチャージに利用できる「Amazonギフト券」、楽天キャッシュがチャージできる「楽天ギフトカード」、Netflixのクレジット残高がチャージできる「Netflixプリペイドカード」などラインナップは豊富です。
基本的には「そのサービス専用」なPOSAカードが多いですが、「バニラvisaギフトカード」のようなオンライン・オフライン両刀の、利用範囲が広い特殊な商品もあります。
バニラvisaギフトカードの使い方とメリットについては別の記事に書きました。
その他の多種のPOSAカードは公式サイトをご確認ください。
POSAカードは金額を指定して購入できる
POSAカードには購入する金額(チャージする金額)を指定できるタイプもあります。こういったカードはバリアブルタイプといいます。
バリアブルタイプは1500~50000円の間で指定が可能。
一方、金額固定タイプは3000円・5000円・10000円の3つの種類が用意されています。各POSAカードによって設定金額の違いがあります。
ファミペイを使ったPOSAカードの購入方法について
POSAカードの購入には、ファミペイをおすすめしています。現金払いよりもちょっぴりお得になるので、ぜひとも覚えておいてください。
まずはファミペイをインストールして、アプリにお金をチャージするところから始まります。過去の記事にその手順を書き残しているのでそちらを参考にしてください。
ここではお金をチャージできたあとの段階、支払いの手順の説明をしておきます。
レジでファミペイの画面を提示する前に、支払いにはFamiPay残高を利用するように設定しておきます。その際の確認ポイントは下の3つ。
- POSAカードの購入代金をチャージしておく
- 「FamiPayを使う」がオンの状態であることを確認する
- (POSAカードを渡して「ファミペイで払います」と伝える)
- ホーム画面のバーコードを読み込んでもらう
これで支払いOKです。///ファミペイ♪
ファミペイを通すとポイントの還元がある
ファミペイを使ってPOSAカードを購入すると、支払額200円につき1pt、FamiPayボーナスが還元されます。還元率0.5%ということですね。
また、Tカードなど特定のJCBクレジットカードからチャージを行うと、チャージによる特典ポイントが付与されます(私は楽天デビットカードを利用しています)。
クレジットカードを使って直接POSAカードが購入できれば話が早いのですが、コンビニで販売しているPOSAカードをクレジットカードで購入することはできません。詳しく知りませんが、おそらくは現金化防止の観点でしょう。
そこで苦肉の策としてファミペイを経由させているのです。1%を笑う者は1%に泣く、という言葉もありますし、使えるものは活用しましょう。
備考:ファミペイボーナスのポイント付与は200円につき1p
POSAカードを買うときもそうですが、ファミペイで支払う場合は購入金額をなるべく200の倍数に整えましょう。これはファミペイボーナスの付き方が基本0.5倍……つまり200円で1ポイントが付く仕組みだからです。399円の会計では1ポイントしかつきません。
特にPOSAカードは最低購入代金が1500円~の商品も多いので、1500円で買ってしまうとポイント付与が無効な100円が発生します。発想がいやらしい。
もしも余裕があるのならPOSAカードの代金を2000円にするか、100円の商品と一緒にレジに通すなど、ちょっとした工夫をすることが望ましいです。
POSAカードはファミペイ還元キャンペーン中に買うのがお得
定期的に開催されるファミペイの還元キャンペーンには、還元対象にPOSAカードが含まれるケースと、還元対象外のケースがあります。
POSAカードが還元対象の例。
POSAカードが還元対象外の例。
細かい表記方法はキャンペーンごとに変わりますが、最近はユーザーからの問い合わせ(※言質取り)が多いのか、最初からしっかり明記している印象です。
POSAカードの購入が還元の対象になっているときはチャンス。余計な買い物をすることなく、還元ポイントボーナスを獲得できます。
FamiPayポイントを別のポイントに循環させるだけで資産が増えるので、「キャンペーン時にはPOSAカードをとりあえず買っておく」節約術が人気を博しています。私も積極的にPOSAを狙っています。
自分の生活にあったPOSAカードを選んで購入しよう
結論からさくっと言うと、これが鉄則です。
生活に合わせてカードを選ぶというのは、たとえばAmazonでよく買い物をする方なら「Amazonギフト券」だったり、Amazonギフト券のチャージにも転用できて、普段の買い物でも利用できる「バニラvisaギフトカード」を選ぼう、みたいな感じです。
いくら還元率が20%でお得だからといっても、私の生活に一切必要としない「google playカード」を購入しても、もったいないだけです。google playカードが生活必需品の方、すみません。
購入するPOSAカードは、その出口をどうするかということを考えて選ぶ。これが大事。出口戦略というと大げさですが、最終的な使い道を想定しておけば、ポイント失効に対しての不安もなくなります。
そのうえで何をどのように買えばいいのか、少し考えてみたいと思います。
Amazonユーザーなら、Amazonギフト券・バニラvisaギフトカードがおすすめ
Amazonで買い物をする方であれば、最終的にAmazonギフト券にできるPOSAカードが良いと思います。そのものずばりの「Amazonギフト券(プリペイド)」や「バニラvisaギフトカード」がこのルートに対応できます。
ふたつの違いは、使い道の幅にあります。
「Amazonギフト券」はAmazonギフト券の残高にダイレクトで増やすのみで、Amazonでの決済利用とAmazon pay以外に使い道はありません。また自分で利用する以外にも、Amazonで買い物をする人への贈り物としても活躍するPOSAカードです。
バニラvisaギフトカードの使い道
一方、「バニラvisaギフトカード」は簡易的なクレジットカードの機能を有しています。ですから、業務スーパーなどでは一般的なVISAのクレジットカードと同様の利用が可能です。
Amazonギフト券がゴール(出口)として考えた話をします。
Amazonギフト券にチャージする場合は、「クレジットカードによるAmazonギフト券のチャージ」を選択して、バニラvisaギフトカードを利用するクレジットカードに登録します。
ひとつ難点なのは、バニラvisaギフトカードをオンライン決済に利用するには本人確認手続きが必要になります。Amazonギフト券のチャージはオンラインでおこないますから、チャージしたいときには本人確認手続きをしてから、ということになります。だいたい10分くらいで作業は終わりますが、最初は慣れを要するかもしれません。
予習がてらにお読みください。
楽天ユーザーは楽天ギフトカード(バリアブルカード)を購入するのがおすすめ
楽天でお買い物をする方、街の買い物で楽天PAYを使う方は「楽天ギフトカード」がコントロールしやすいかと。
楽天ギフトカードにもバリアブルタイプが用意されてます。お好きな金額を指定して購入できます。
楽天ポイント(楽天キャッシュ)の使い道
こちらも詳細は別記事に。ギフトカード購入後にポイントをアカウントに登録した振り返りメモをまとめてあります。
使い道は楽天ポイントとほとんど同じですね。
よって、楽天ギフトカードの購入が選択肢に入ってきそうな方はこんな感じです。
- 楽天市場で買い物をする
- ふるさと納税は「楽天ふるさと納税」を通しておこなう
- 街の買い物・ネットの買い物に楽天Payを使う
- 楽天Pay(請求書払い)で公共料金や地方税などの支払い・納付に利用する
- 楽天モバイル端末料金・月額料金に充てる
- FamiPayに楽天ポイントを連携させてファミペイ対応の決済に利用する
- DMMポイントを購入する(※)
生活のなかで上のような消費行動をしているのなら、「楽天ギフトカード」を購入しても無駄になることはないと思います。
楽天ギフトカードの有効期限
楽天ギフトカードの有効期限には少し注意が必要です。
まず、アカウントに登録するまでの有効期限(楽天キャッシュ受け取りまでの有効期限)が6ヶ月となっています。ファミペイで購入してからカードをそのままにしておくと、6ヶ月でpin番号は失効になります。購入後はなるべく早くアカウントに登録するようにしてください。
次に、アカウントに登録した楽天キャッシュの有効期限ですが、こちらは最終利用日から10年間になります。だいぶ手厚くなりました。
備考:楽天ポイントの有効期限を伸ばす方法
楽天キャッシュじゃなくて楽天ポイントのお得技・豆知識。
期限切れ間近の楽天ポイントは楽天Payを使ってDMMポイントにチャージ変換すると、変換日からポイントの有効期限が1年間延命できる小技もあります。DMMブックス利用者にもおすすめの豆知識です。
その他、配信サービスの月額料金節約になるカード
私は配信サービスとして、SpotifyとNetflixに加入しています。これらの月額料金も、POSAカード(プリペイドカード、ギフトカード)を購入してサービス内でアカウントに登録すると、優先的に支払いに充てることができます。
Netflixのプリペイドカード購入で10%還元キャンペーンなんかもちょくちょく開催されます。
Netflixプリペイド・ギフトカードには有効期限がありませんので、とりあえず買っておくだけの長期保存も出来ます。
ほかにもU-NEXTやDMMのプリペイドもありますよ
DMMブックスやDMM動画の支払いに使える「DMMプリペイドカード」。DMM系専用使いで、DMMブックスの支払いに活用しています。
Amazonでも買えるPOSAカードはタイムセール中が狙い目
いままでファミペイとPOSAカードの話をしてきましたが、最後にAmazonで買えるPOSAカード・プリペイドカードの話題にも触れておきます。
現在Amazonでもかなりの種類のPOSAカードが購入できるようになりました。
品揃えはコンビニには負けますが、主要カードは揃っています。
- Google Playギフトカード
- Appleギフトカード
- DMMプリペイドカード
- Netflix プリペイド・ギフトカード
- Uber Eats ギフトカード
- STEAMギフトカード
- Spotify Premium ギフトカード
- music.jpプリペイド
- LINEプリペイド
などなど。随時追加中です。
Amazonにあるギフトカード最大のメリットはクレジットカードで購入できること。そして、タイムセール祭りのポイントアップキャンペーンの対象商品でもあること。
ファミペイの還元キャンペーンではPOSAの購入が対象にならないことも多くなってきたこともあり、最近ではAmazonのタイムセール時(ポイントアップキャンペーン開催時)に買うことにしています。
ポイントアップキャンペーンを絡ませると5.5%還元にできます。ファミペイの不定期キャンペーンを待つよりはいくらか安定しています。
楽天ギフトカードはさすがに扱っていませんが、上記のギフトカードを希望している方はAmazonタイムセールで購入したほうが還元率・手間暇の面でも効率がいいかもしれません。
ゲーム系のプリペイドコードも充実
さらには、ニンテンドープリペイドやPlayStationストアチケットもAmazonで購入できるようになってます。しかもこちらは「Amazonギフト券」でも購入OK。クレジットカードがなくてもチャージ分と合わせて高還元率で購入できるのでかなりお得。
おしまい:ファミペイのキャンペーンとPOSAカードの購入方法と考え方でした
おさらいというか、考え方というか。
いま一番需要が高いのは「楽天ギフトカード」だと思います。ファミペイの使いどころとしてメリットが大きい、他のプラットフォームではお得にカバーできなくなってきている、というのが私なりの理由です。
今回はファミペイをメインにした記事でしたが、AmazonをはじめローソンやセブンイレブンでもPOSAカードは販売されています。
普段の買い物からFamiPayを使っているのならそちらを優先して、キャンペーン期間の終盤で枠の余った分をPOSAカードで埋めてしまう、という選択でもいいです。
そんな感じで〈FamiPay(ファミペイ)の還元キャンペーンとPOSAカードの買い方を考える〉でした。
おしまい。
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