元日にも間に合わせられない新年の挨拶。アニメとブログver.

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明けましてご無沙汰でございます。

吹けば飛ぶような弊ブログは、去年も例年通りの低空飛行スレスレの更新頻度でした。

年のはじめ特有の心を入れ替えたくなる衝動で書いています。ただのポーズだってことも重々承知。

アニメを観ることや書くことについて、他者と比較して勝手にダメージを受けて、イジケて、さじを投げてきたここ2年だったと思います(もちろん症状は継続中)。すごく、普通の人間になってきてます。二十歳すぎればただの人、三十路過ぎたら駄目な人をまさに体現中。あと、実際の人格との乖離にも苦しんでいる部分もあります。

書きたいテーマは、ぼにゃりとあったんですけどね。

やっぱり何か伝わる形、読める体裁に整える作業は時間がかかって仕方がないし、よしんば書き終わった頃には想定読者の関心は別のところに行ってしまっていることに虚しさも感じてます。そういうネガな発想が「別に書かなくてもいいよ」と囁いてくるわけです。まあ棚上げなのはお互い様なのですが。

ふと、去年のアニメを今年いくつ話題に挙げたか、と考えたりもして。たぶん10くらいじゃないかと思うんですよ。それくらいインスタントというか、ひっかえとっかえというか、私の代わりはいくらでもというか。別に、オタクはなってねえなあとかではなく、まあそんなものかと。社会のスピードがそうさせてしまっているんでしょう。

目を通す価値が目減りしない、頑丈な記事が書きたいものですね。

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減衰しつづける興味と熱

端的にいえば熱量のある自分はどこかに行ってしまった、と思っています。まるで他人事。

Twitterのプロフィールに「○○を好んでいたはずなのに……」と書いてからどれくらい経ったのかもう覚えてないですけど、昔ほど映画にもアニメにも音楽にも夢中にはなっていない自覚は強いです。

ブログで何か書くためにアニメを観るぞとか、観ている最中も「ここはどう書こうか」と頭のなかで文字を整えたりコピーを考えたりしていることがよくある。同期が義務感みたいになっています。面白いはずがないですよね。

その「心ここにあらず」な感覚自体は10年前くらいから知覚していて、これこそがテキストを書ける人間の特性(癖)なのだ、と好意的に解釈していましたが、いまとなってはかなり邪魔な枷になってます。率直にいえば集中できてないわけで、純粋からも遠い行為に思えます。

そんなこんなで、じゃあ楽しめるようになるまで心が落ち着けばまたアニメなり観ればいいか、というと今度は簡単に関係が破綻します。理由が逆転してしまうのもよくないでしょう。

ライトに投稿ができるよう、1000文字でまとめるとか、画像は用意しないとか、更新が続く方法を考えたり試したりしたものの、目に見えて読まれない結果となり、なかなか八方塞がりな状態で出口も視えず、困ってるなあ自分。

挿話10選も不参加に

TVシリーズ10選ももう2年不参加になってしまった。

aninado

「しまった」と書くくらいだから、参加したい気持ちはあったのですが、準備不足と熱意の欠如から今年も打ち出せない結果となりました。

10選企画もそうですが、放送と近い時期の活きた情報として感想なり批評なりバッシングなりを残していく重要性を最近はよく考えるようになってまして──。自分の視聴センスを界隈に示すことではなく、キュレーションへのアコガレでもなく(結局どちらも持ち合わせてなかったが)、ブログにまだ意義があるとすれば、作品供給過多の時代に少しでも”評判で判断されて見向きもされない作品”を減らすこと。これではないかと。大事なのは「人と作品を繋げること」。

そのために微力でも拾い上げる姿勢を示せば、いい方向に向かっていくんじゃないかと。楽観的かもしれないですが。

10選不参加の反省

2021年の初め、春クールまでは10選用の候補メモを書いていました。これも続かなかった。

焦るように晦日に一覧を眺めて思い出そうとしましたが、胸を打った挿話が10も出てこなかった。おそらくこの8年で一番観てないと思われる。

どう響いたか、どこが良かったかが書けないならあまりやる意味はないのかなと。資格(まだ資格とか言ってんのか私よ)もないかなと。

とりあえず列挙だけしますね。

  • 『ウマ娘プリティーダービー season2』第10話
  • 『スーパーカブ』第1話
  • 『聖女の魔力は万能です』第1話
  • 『小林さんちのメイドラゴンS』第1話
  • 『マブラヴ オルタネイティヴ』第5話

ぱっと思いついたのがこのあたり。

第1話というのはその物語と初対面であり、かつアニメーションとしても初対面なのでインパクトが残りやすい、というのはあるかなと分析してます。単純に尽力注力の差もあるでしょうし、先行逃げ切りタイプの戦略が功を奏したパターンもあるでしょう。競馬のことはよく知らないからちゃんと例えられているか自信がない。

その反面、中盤か終盤の回がピックアップされた場合は、

  • アニメーションとして面白みが高い
  • 物語の佳境として構成が巧みだった

ことによるポイント加算が窺えそうです。

作品の流れ(作品の秩序?)をある程度提示したうえで、視聴者も作品世界の枠を理解したうえで、ひとつ頭抜けた挿話を打ち出すわけですから、ともすれば第1話よりも希少な価値があるんじゃないかと思うんです。インパクトを残す、感動させる、という点においては。

『ウマ娘プリティーダービー season2』第10話でいえば、私は田澤茉純と花井美春がめちゃくちゃいい仕事をしたと思っています。もちろん、その演技と展開を引き出した音響や脚本周りの存在も見過ごすことはできませんが。2021年の演技部門で振り返るなら、レースの一幕はぜひ鑑賞してほしい名シーンのひとつですね。

抱負というか対策

目標を他者に宣言することによって自分を追い込み、目標の実現を後押しするメソッドを「パブリックコミットメント」とか言います。ダイエット宣言とかそういうのですね。日課のランニング報告とか。

どうやら私には効果がないようです。駄目な人間と思われて、信頼を失ってそれで終わりじゃんとか考えます。だから新年の抱負に信念なんて込められません。

それでも、第1話の視聴に対してハードルを感じたくない、という願望はあります。悩みと言ってもいい。これを解消したい。

いわゆる注目アニメ的な、待望のアニメ化的な前評判のいい作品ほどこの傾向が強い。加えて、放送後にTwitterで称賛が出回ると身構えモードが発動します。

自分はその面白さを感受できるのか、と不安になり、結局3ヶ月動けなくなって観ないままになった作品が2021年は20くらいありました。

誰かが面白いと言ったものが絶対の面白さでは当然ないし、むしろ逆のケースが多いですが、せめて「何を面白がっているのか(どこが面白ポイントなのか)」くらいは推測できていたい欲求と戦っています。全く新しいものではないのだから、系統や構造(簡単に分けると要素)が琴線に触れているわけでしょう。そこは知りたい。でも理解できなかったら……という不安がもたげてきて以下ループ。

そこで、今年は「分からなかったらもう1回観ればいいじゃない」をスローガンに掲げ、不安に怯える状態をできるだけ少なくしていきたいなと思います。

観たら大したことなかったな(※ちゃんと飲み込めたなの意)という経験も何回もありましたし、過剰に身構えてもいいことあまりなし!

書くこと・書き方については、他者と比較しない、反論に過剰にビビらない、内容は60点ぐらいでもいい(発想と着眼点がすでに90点ものだろと自画自賛する)。

メモだよメモ、WEBの記録でウェブログなんだからさ。

そんなスタンスを実現できたら、ブログにもいまよりは楽しく向きあえることでしょう。えらく他人事ですね。

そんな感じで〈新年の挨拶 アニメのブログver.〉でした。

おしまい。

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