京都アニメーションが手がける、音楽青春スポ根シリアスコメディラブロマンスアニメ(こう書くと詰め込みすぎですな)『響け!ユーフォニアム』楽しく観てます。
私自身、大した京アニ歴があるわけじゃないんで偉そうにモノ申す立場じゃないんですが。『フルメタル・パニック ふもっふ』も全部は観てないですし。そんな私の独り言。
京アニの新作アニメ『響け! ユーフォニアム』はじまる
集大成ってどの部分だよって話ですが、過去作品にやった演出・手法をおしげもなくもう一度引っ張ってきたような部分を観て、私はそう思いました。
既視感があるぶん、焼き回しと呼ぶようなものかもしれないけど、それは何か意図があるんじゃないかと勝手に憶測を立ててしまいます。だって意味もなく同じことやってたらただの(ry
音楽もの+京アニとくれば、おのずと頭に浮かぶのが『けいおん!(二期はけいおん!!)』シリーズでございましょう。
あのムーブメントの影響で、レフトハンドのベースが従来の二十倍売れるようになったって話ですよ。
特にfender japanのジャズベは澪が使っていたモデルということもあって、一時期店から無くなったりしてました。アニメ特需ってもんを再認識した現象でした。
受け継がれる京アニ演出、OP・ED編
過去作品のパーツを集めてきたような、ナイスな心意気の演出がファンには喜ばしいところ。
枠+キャラクターネーム
『けいおん!』での主要メンバーのピックアップ立ち絵。
キャラクターの名前と立ち絵セットの演出は、これまた京アニ制作の『CLANNAD』のキャラ紹介の流れ(※原作のゲームの流れもある)がまずは『けいおん!」に移って、そして今回の『ユーフォ-』に来たんだと。おそらく石原立也の演出指向。
四人集合の立ち絵
ちょい俯瞰の位置からカメラ目線と四角いフォーメーション。
提供のぐるぐる
『中二病でも恋がしたい!』での提供の画面の顔グルグル→3カウントの演出。
音と映像のマッチ
音ハメによるジャストのカット切り替えは『日常』でも顕著でしたし、『甘城ブリリアントパーク』でのハンズクラップなんかはまさにそのもの。
文字が出てきたのもこの辺りでしょうか。
映像の展開
OP曲の展開は『氷菓』を思い出す。
Bメロに入り、マイナー進行からサビで一気に上がるメジャー感。わかりやすいよくある展開はひとまず置いておいて、注目すべきはガイドとしての映像。
天気がぐずついていて、暗い表情
↓
チンダル現象とともに晴れ間が差す。キャラクターの顔に光があたり前向きな笑顔になる
↓
幸福度高めのサビを迎える
──という流れ。
一方の『響け!ユーフォニアム』
京アニ オリジナル作品の『MUNTO』でも青空と傘のコンボは観れますよね。
部員のシルエット
最後のカットは、部員全集合のシルエット(登場人物全集合かもしれません)で締める。
これは『涼宮ハルヒの憂鬱』のあれ。ハルヒポーズとか混じってないかな、なんて思って探したけど、やっぱりいませんでした。
『涼宮ハルヒの憂鬱』OPより
次の物語がはじまるのです
ネットで漁った画像ばっかでサイズとかごっちゃですが、こんなにも過去作品に通ずるものがあると何かあるんじゃないかと思えて仕方がないです。画像に頼ってテキストが全然なくて申し訳ない。
まだ第2話終わって物語が転がりだしたところなので、目を引く情報というか気になった部分が3つくらいしかないんですよね。ベッドのあれとか、OPの演奏シーンでの人物フォーカスの謎とか……。その辺りはまた後日。
原作の小説も面白いです(麗奈が関西弁をつこてます)
おしまい。
コメント,ご意見など (中傷発言はNO)