『響け!ユーフォニアム』は京アニの現在形-集大成なのかもしれない。vol.2

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こんにちは。折田(兄).exeです。二期の最終回を想起しながらリライトしてるんだ。

[挨拶]

私はやっぱり京アニが好きなんだなー、と思うわけです。何と言ってもわかりやすい。演出にしろ脚本にしろ、(面白さとは別角度で)わかりやすさが広い客層にウケているんだと最近感じる。こっちが面食らうくらいのストレートにときおり鼻白むんだけも、あとあとになって「あれはあれで面白いものだったよな」なんて気がしてくる。

集大成うんぬんは忘れていいのかもしれない

なつ「前からイラっとくるんだけど、なんなのこれ? ”かもしれない”

──艦これのアニメでムカついたから憂さ晴らし。あのメイビー? みたいなやつです。まだ引きずってんですよ私。しかも二期決定らしいです。

分割……ってことでいいのかな?かな?

語尾による安易なキャラ付けはね、梨花ちゃんだったりミカサだったり「あーあーまたですか」って感じで、もう一々怒ったりはしなくなったんだけども、久々にヒットしたのがあれ。逆ヒットです。

なつ「フィクションに現実の常識とか持ち込んじゃう人かわいそう」

とか言いますけどね、言語感覚にしてもそうだけど整合性の範囲はしっかり守ろうよ! 整合性の重要性!と声を大にして言いたい。

別に、その世界の理に無理がある!とかおかしい!とか、そんな姿勢で弓が引けるか!とかはなるべく言いませんし、言いたくないですけど。都合のいいところだけ持ち出すなってそれだけ言いたいわけですよ。

(よしんば擬人化は物語のスタート地点の設定なので受け入れるとしても、ドロップキックかますってどうなの……?)

なんも明示がなければ、思想とか良識とか常識とかこっちの現実に則した部分で判断しちゃうじゃないですか。死んだものは生き返らないもの、とかの前提で観るじゃないですか。それがいきなりひっくり返ったらもうギャグですよ。「死亡確認。。」どころの騒ぎじゃない。

そういう部分はそっちから歩み寄ってくれないと困る。というか、この話まだするんですか?

なつ「じゃあ、定番のおいおい、ということで」

おいおい。京アニの総決算なんていったものの、『たまこまーけっと』『境界の彼方』はおろか、『らきすた』や『Kanon』からは特に共通項を見つけられなかったことをまずは陳謝します。許してヒヤシンス。 では方向を変えて、単に気になったシーンを見てもらいましょう。

アニメっぽくない≠実写っぽい?

アニが気に入ってるんだろうなと勝手に思ってるエフェクト、スミア

私のスミアフォルダがまた潤うっぽい?」とか思っていたら、今回はスミアよりもピン送りとピンぼけが多いですね。正直なところ、さりげなさがなくて、却ってくどくなってると思います。

第一話アバンで、歓迎・勧誘として校門過ぎたところで暴れん坊将軍のテーマやったじゃないですか。ずらっと階段に立ち並ぶ部員にボケをかけてたんですが、さすがに一メートルも奥行きがない場所でやるのはどうなのか。リアル志向というのか。徹底的に写実的な画作りを目指す姿勢が窺えます。 そのピンぼけはどんな効果があるのかということになりますと、見せたいものを正しく強調させることができます

まわりをぼかして視聴者の目移りを阻止する。いまフォーカスが合っているものが見るべきものだよっていうガイド。モブのカラーをすっかり抜いてしまうのに近いものだと言えます。逆説的に考えると、ピントが合っているのに特に台詞もなく触れたりしない(別のキャラによる目線だけの演技や特殊なカメラワーク)場合は、後々触るよって前振りだと思って下さい。 あと名称はわかんないんですが、画面の外縁周りだけぼやける特殊な効果のレンズもたまに出ます。視野狭窄とは違うんだ。

じゃあ、また話は変わって気になったところ。

散りばめられたアイテム

ひとつめ。
このベッド下の白っぽい箱。これ後々拾ってきますよ(多分)なんもなかったら私の深読みを返せ! ってなるんでしょうが、後出しは格好悪いので今のうちにジャブっておこう。

【2017/1/2追記 何にもなかったね】

 響け! ユーフォニアム  響け! ユーフォニアム

ふたつめ。
姉にマウスの吹き方を教えてもらう回想シーンで、「そうそう、うまいうまい」なんて言いながらトロンボーンの手入れをする動き。

 響け! ユーフォニアム

会話とは直接は関係ない演技――ながら演技と私は勝手に呼んでいるんですが、こういったディテールに凝った、しかしさりげない仕草 大好きです。大好きってのは京アニに限らず、こういう演技を入れてくれるアニメーターさん全てです。ながら演技はおいおいまとめます)

みっつめ。
葉月と出会いの教室。明らかに腕のサイズがおかしいんですよね。パースがおかしいのか。

 響け! ユーフォニアム はづき 響け! ユーフォニアム くみこ
別の角度から見ても伸びた腕の長さが合わない。作画番長・京都の兄貴らしからぬミス。

よっつめ
一話。部活の見学帰り、帰り道のシーンになってディフュージョン(覚えたて)が強くて回想風味になっちゃってないか? もしかしてこれは、校舎内(の当たらない場所)ではやる気も希薄で”とりあえず”な二年と三年生の部員たちと、北宇治吹部の”とある事情”もまだ何も知らず音楽に対してワクワクしてて希望()に溢れた三人(くみこはちょっと迷い中だったけど)との対比なのかもしれないね。そんな見方もあり、です。

 響け! ユーフォニアム 1話 響け! ユーフォニアム ディフュージョン

 

その後 、鬼の顧問がコンテストの録音された音源を聴いているときは正しく回想らしい光りの散らし方だった。「いや、これはホールの照明だろ!?」だって!? それは言わない約束だ。

 響け! ユーフォニアム くみこ

いつつめ。
番組公式HP訪ねると主要キャラのプロフィールが見られるんですが、そこに載っていながらOPサビの演奏シーンにはカメラで抜かれない人物がいる。二話でも出てきたあの子。京アニってあんまりOPの内容とか変えたりしない認識があって、変えたのは『けいおん!』であずにゃんが追加されたくらいしか覚えがない。

『中二病でも恋がしたい!』の高速カットバックも変更になったけどあれは制作の意思ではないと思うんですよ。制作の決定ではあったけども。さて、その辺りどうなるんでしょうか。第三話が楽しみです。

by カエレバ

  『響け!ユーフォニアム』公式HP<http://anime-eupho.com/
楽器関連協力YAMAHA(ヤマハ)HP<http://jp.yamaha.com/

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