DMM動画と見放題chが統合して新たに「DMM TV」というサービスがリリースされました。
DMM通常会員の上位プランである「#DMMプレミアム」に入会することで、アニメ・映画・2.5次元の舞台・特撮シリーズ・バラエティ・グラビアなどが月額550円で見放題です。サブスクですよ旦那。
アニメ視聴者としてざっと眺めたところ、わりかし良いサービスなんじゃないでしょうかという印象です(薄い)。
新作から旧作まで、私好みのラインナップはしっかり揃えてくれてます。全然悪くないです、お安いし。あとクレジットカードがなくても入会できるのがいいですね。学生の層を取りに来たんでしょうか。某アニメストアからの鞍替えをちょっと考えてます。
そのあたりを含めたDMMプレミアムお試しキャンペーンのお話。
では始めます。
#DMMプレミアム の新規登録キャンペーンはこんな感じ
DMMプレミアムの新規登録キャンペーンの内容は、新規登録者限定でDMM TV30日間無料お試し+550ポイント支給。月額料金と同額のポイントを付与しての相殺、これが「実質無料」というやつですね。
DMMプレミアムは月額550円でアニメや舞台配信が見放題(初回30日間は無料)より
勘違いしがちですが、DMM TVに入会するのではなく、DMMプレミアムに入会するとDMM TVの見放題サービスが利用できるという感じです。
Amazonのプライム会員になるとプライムビデオが追加料金なしで見放題になるのと同じ構造ですね。中身はAmazonビデオではなく、U-NEXTによく似た何かでしたが。
DMMプレミアムの登録に必要なもの
DMMプレミアムに登録するには、まずは無料のDMM会員になってから、さらにプレミアムへの登録という手順を踏みます。メールアドレスか、連携ログインのためのSNSアカウントが必要です。
そして、プレミアムの登録には月額料金の決済手段を用意しないといけません。
月額料金の支払方法は大きく3つ
DMMプレミアムの月額料金の支払い方法は、
- クレジットカード払い
- キャリア払い(d払い,auかんたん決済,ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)
- DMMポイント払い
この3つに対応しています。
クレジットカードがなくても登録は可能
支払い方法に「DMMポイント払い」があるのがありがたいですね。
クレジットカードがないから利用できるサブスクも限られるって方はけっこういると思います。クレジットカード必須のdアニを横目にポイント払い可を採用したのはナイスな判断なんじゃないですか? そこの層を狙ったに違いない。
クレジットカードを登録せずに、ポイント払いでDMM TVを観たい方はコンビニでDMMプリペイドカードを買ってくるだけで準備はOKですよ。
あとはスマートフォンやPCやfire TV stickなどの再生デバイスを用意すれば、すぐにDMM TVが楽しめます。
DMMプレミアムには3つのプランがあります
現在提供されているプランは、基本プラン550円(通常の「DMMプレミアム」)とバンドルプランが2つ。
DMM × DAZNホーダイ(月額3480円)
- プラン名:「DMM×DAZNホーダイ」
- DMMプレミアムとDAZNスタンダードのバンドルプラン
- 月額3480円で、別々に入るより月々1270円オトク
- 最大3ヶ月のポイント付与(1650pt)あり
DMMにはないスポーツコンテンツもカバーしたい方向け。あるいは、基本はDAZNだけしか観ないけど月額が安くなってDMMプレミアムの特典でいろんな動画も観られるなら乗り換えようかな的な方向け。
2023年の価格改定後の「DAZNスタンダード」が月額払いだと3000円なので、スタンダード単体契約よりも「DMMプレミアム+DAZNスタンダードのバンドル」のほうが安い。ということで、けっこうな解約と乗り換えが起こっている様子。
DMM × pixiv推しホーダイ(月額980円)
そして、もうひとつ──
- プラン名:「DMM×pixiv推しホーダイ」
- DMMプレミアムとpixivプレミアムのバンドルプラン
- 月額980円で、別々に入るより月々120円オトク
- 入会特典の最大5ヶ月間のポイント付与(2750pt)が大きい
すでにpixivプレミアムに入会しているなら、バンドルプランに乗り換えることで+430円でDMM TVが見放題になると考えても良し。
2つのバンドルとも基本的には乗り換え用でしょうかね。「バンドルがお得なのはわかるけど、毎月の支払額は上がっちゃうよね」というシビアな方は、何も足さない何も引かない基本のDMMプレミアムに入会してください。
注意その1:「ポイント払い」を選択すると30日間無料お試しは無効になる
なかなか大盤振る舞いなキャンペーンですが、やや注意しておきたい事項があります。
DMMプレミアムは月額550円でアニメや舞台配信が見放題(初回30日間は無料)より
登録時に「ポイント払い」を選択した場合、30日間の無料トライアルがなくなります!
クレジットカードを持っていない方、DMMでは使いたくないという方でも利用しやすいDMMポイント払いですが、これはなんというか”いけず”ですね。
それでも、普段からDMMブックスやらで買い物をしている方なら550ptは無駄にならずほぼ確実に相殺できるでしょうから、これでも十分お得ではあります。魅力的な30日間のトライアルを切るのはもったいないなあ、というぐらいです。
注意その2:特典ポイントの付与分ではDMMプレミアムの月額料金は払えない
登録後すぐにポイントが付与されます。
この特典ポイントは「共通ポイント(無料配布分)」といって、DMMプレミアムの月額料金の支払いには使用できないポイントです。
DMMプレミアム新規登録キャンペーンより(※書き足しは著者)
画像のような支払い方は無理だということですね。
じゃあどこで使うのかというと、DMMブックスで電子書籍を購入したり、DMM TV内の舞台配信のレンタルに利用したりします。
「来月からは月額料金を請求させてもらうけど、代わりに550ptプレゼントするからDMMブックスで本でも読んで。それでプレミアム会員費は埋め合わせしてね」という感じ。
こういう埋め合わせの理屈があるから、”実質”無料という表現になっています。
2種類のDMMポイント、「共通ポイント」の違いを知る
ちょっとDMMポイントについて復習しておきましょう。興味のある方だけでも……。
DMMポイントは、利用可能範囲を基準として3つに区分されています。
- 限定ポイント
- 共通ポイント(購入分)
- 共通ポイント(無料配布分)
この3つです。
「限定ポイント」は、ライブチャットでしか使えないとか通販でしか使えないとかのカテゴリが限られたサービス専用のポイント。今回の話にはほとんど関係がないので割愛。
「共通ポイント(購入分)」とは
共通ポイントには2種類あって、1つは「購入分」と呼ばれています。
「共通ポイント(購入分)」と名の付くポイントは、チャージで増えたDMMポイントのことを指します。クレジットカードやAmazon PAYからチャージしたポイントや、DMMプリペイドカードを有効化したポイントは「共通ポイント(購入分)」です。
「共通ポイント(購入分)」の有効期限はチャージ日から1年間。利用自由度が高く、ほぼ全てのサービスの支払いに利用できます。DMMプレミアムの月額料金の支払いも可能です。
「共通ポイント(無料配布分)」とは
一方、「共通ポイント(無料配布分)」というのは、商品を購入した際の還元ポイントや、キャンペーンの特典ポイントなどがこれにあたります。DMM JCBカード入会特典も「無料配布分」でした。
獲得方法によってまちまちですが、有効期限は短いと30日、長くても180日程度です。
こういった無料配布分は月額料金の支払いには使えません。毎月付与されるポイントで月額料金を支払いスキームは構築ができない、というのはこのためです。
ではどこで使えるのかというと、DMM TV内の動画やDMMブックスの商品を単品購入・レンタルするときに利用できます。
まとめでおさらい。
私なら、特典で付与された550ptはDMMブックスのスーパーセールでささっと使いますかね。
注意その3. DMMプレミアムの支払い方法にクレジットカードを選択すると以後変更ができないシステムについて
さて、DMMプレミアムの登録の話に戻ります。
登録時にDMMプレミアム月額料金の支払い方法をクレジットカードに設定すると、以後他の支払い方法に変更することはできません。なんということでしょう!
クレジットカードの変更そのものはできます。
VISAカードからDMM JCBカードへの変更といった「カードの変更」は可能なのですが、DMMポイント払いに切り替えたり、失効が近いポイントを支払いに充当したりはできなくなります。
一度クレジットカード払いに設定すると、基本的にDMMプレミアムの月額料金にはDMMポイント(共通ポイント購入分)が使えなくなると理解してください。
DMM JCBカード以外のクレジットカードをお持ちの方は、そのクレジットカードで払っても全く構わないのですが、DMM JCBカード所有者はポイント払いのほうが長期的にはお得になるんじゃないかと思うんですよ。
で、その機会を初手で失うのはもったいない話だなと思う次第です。
DMMポイントで払ったほうがお得じゃないでスカ?
DMMポイントで月額料金を払っていくメリットについて考えてみます。
DMMプレミアムに登録して、1年継続すると請求額は6600円です。初回無料お試しを加味すると6050円ですが、長期的な話と考えて「年間6600円」を軸にします。
これをクレジットカードで支払うと、「年間6600円」に還元率1%で66ptです。DMM JCBカード払いだったら4%になって、「年間6600円」に還元率4%で264ptです。
このあたりは明朗でわかりやすいですが、お得を追求するならDMMポイントで支払いたい。
一方Amazonでは、タイムセール祭りの期間中にポイントアップキャンペーンというのを催していて、このときに「DMMプリペイドカード」を購入すると、プライム会員なら4.5%の還元を受けられます。
他にも、Amazon payでAmazonギフトカードを使ってDMMポイントをチャージする方法でも1%の還元が得られます。このようにして少しだけお得に購入できたDMMポイントからDMMプレミアムの会員費を支払っていくのもありです。
備考:DMM TV内で購入できる動画の支払い方法について
動画の購入に関しては、月額料金とは少しルールが異なります。
Webブラウザから購入する場合は、クレジットカードとDMMポイントに対応しています。クレジットカードとDMMポイントを併用して支払うこともできます。
DMM TVアプリから購入する場合は、TVコインとDMMポイントが使用できます。
・TVコインとDMMポイントをお持ちの場合、DMMポイントから使われます
・TVコインは購入した各プラットフォーム(Apple/Google)でのみ利用可能です
・DMMポイントが不足していた場合は、TVコインが充当されますDMM TVのお支払い方法について教えてください│DMMヘルプセンター
DMMプレミアム解約のタイミングについて
続いて、「DMMプレミアムの解約」についても触れておきましょう。
まず覚えていてもらいたいのは、30日間無料トライアル期間とそれ以降の継続期間とでは、解約後の視聴環境が少し異なります。
無料トライアルは正味30日間の期間が設けられていますが、期間中に解約の手続きをおこなうと、解約日(あるいは翌日)から視聴ができなくなります。
たとえば無料トライアルの25日目に解約したら、26日目からは視聴ができなくなります。
一方、トライアル以後に本プレミアム会員を継続している場合は、自動更新により決済がおこなわれると「1ヶ月の利用分を前払いする」契約が成立します。よって、自動更新した日に解約の手続きをおこなった場合でも、次回の更新日前日までは視聴が可能になります。
無料トライアルの入会日はいつでもいい
無料トライアルの期間は正味の「30日間」と定まっていて、どこで入会しても30日間は保証されています。
入会日から31日目を向かえると、自動更新でプレミアム会員になり月額料金が発生します。
この”新規入会から31日目”が以降、「翌月同日の決済日(更新日)」になるのですが、例外的に、暦日の都合から決済日が前倒しになるケースがあります(1月31日が決済日だと2月は27日が決済日になる)。
DMMプレミアムを継続する予定だけれど、こういう前倒しのケースで1日分損した気分になったりお金のコントロールが面倒に感じる方は、その月の28日までに登録日を持ってくるのがおすすめ。
まあ、実際は「朝三暮四」的な話で損はしてないはずなんですが。
DMMプレミアムを解約後、購入した動画はどうなるか
レンタル・購入した動画の情報はDMM TVに紐ついているので、DMMプレミアムの解約・登録は影響しません。解約すると、プレミアム対象見放題作品なんかが観れなくなるだけです。もしかすると、視聴履歴のデータが消える可能性はあり。
再登録時には支払い方法を再設定できる
DMMプレミアムを一度解約してから再登録をすると、登録時にもう一度支払い方法をキメられるのです。DMMサポートセンターにお問い合わせをして確認済みです。
この仕組みを利用して、お試しキャンペーンを堪能したのち、解約→再登録をおこない支払い方法を「ポイント払い」に切り替える計画です。
おしまいに:#DMMTV、けっこうおすすめできる配信サービスです
いろいろと細かいことを書いてきました。
- DMMポイント払いで登録すると30日間無料トライアルが受けられない
- 将来的には「ポイント払い」のほうがお得になる可能性が高い
- 解約後に再登録をおこなえば「ポイント払い」に設定のやりなおしができる
そこで折衷案。
一番最初に書いた手順です。
- DMMプレミアムの新規登録をクレジットカード支払いに設定しておこなう
- 月額の支払いが発生するようになったら解約手続きをする
- DMMプレミアム解約後、再登録をする
- 再登録の支払い方法は「ポイント払い」に設定する
解約手続きをすると、次回の決済日になるまで[解約手続き中]というステータスになります。この状態でも有効期限日までは配信コンテンツが利用できます。有効期限日になると自動で解約されますから、そのあとに継続利用希望であれば再登録します。
再登録するときは、今度は支払い方法を「ポイント払い」に設定します。
この方法なら新規登録キャンペーンをお得に活用しながら、その先の月額料金も会計的には安く済みます。
クレジットカードがないならd払い・auかんたん決済を検討。それもないならDMMプリペイドカードを購入
ここまで付き合って読んだけどそもそもクレジットカードねえよ、という方は、d払いやauかんたん決済を検討してください。
DMMプリペイドカードはコンビニに行って現金で購入。家に帰ってDMMポイントをチャージをしたあとに新規登録キャンペーンから入会手続きを始めたらOK。
そんな感じで〈#DMMTV とDMMプレミアム新規登録のキャンペーンについて考える〉という話でした。
おしまい。
関連リンク(お気に入りに入れると便利なページ)
DMM TVのトップページは宣伝ポップアップや誘導が多くてゴチャついてて開きたくありません。よく観るカテゴリ一覧からソートしなおしたページをダイレクトに開いたほうがノンストレスかつ作品も探しやすく、視聴意欲も上がります。
私はDMM TVでアニメをメインに鑑賞するので、アニメの新着が配信開始順に並ぶページをブックマークしてよく使っています。
ほかにもページを使い分けるとこんな感じになります。
-
- アニメ作品が新着順で追加されるページ。最新の配信中作品を追うのに便利
- アニメ見放題作品が新着順で追加されるページ。プレミアム見放題の作品のみ探せる
- 映画見放題一覧ページ(新着順)。映画カテゴリの見放題作品一覧
- 2.5次元・舞台作品が新着順で追加されるページ。レンタル含む(見放題絞り込みも可)
- グラビア作品の新着順追加ページ。新作を探すのに便利
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