楽天ROOMを再開しようと久々に自分のROOMのページ(my ROOM)を覗いたら、以前紹介した商品に不穏な赤文字がついていました。
ステータスは「売切れ」「掲載終了」となっていて、商品のページ(楽天市場のショップページ)に移動してみると売切れ状態だったり商品ページそのものが消滅していたのでした。
- 「売切れ」 在庫切れなどで購入はできないが、商品ページは残っている状態
- 「掲載終了」 商品ページも削除されている状態
成果報酬がめっきり無くなったのは更新してないせいかと思っていましたが、リンク自体がお亡くなりになっていては当然の結果ですね。
楽天ROOMはロングテールで稼げるようなサービスでもないですし、成果報酬の発生に貢献できなさそうな商品(コレ)は思い切って削除、整理しましょう。
私が決めている「削除していく優先順位」は以下の通り。
- 掲載終了そのいち。なんのリンクも残っていないコレ
- 掲載終了そのに。関連商品のリンクが残っているコレ
- 売切れ。リンクが残っているコレ
- 販売中。商品ページのリンクはあるけれど売上に繋がらないと判断したコレ
こんな感じ。
どのコレに関しても、「この商品を含むコレクション」へのリンクだけは絶対に残ります。
このコレクションへのリンクが、別のコレへのアクセス・売上の発生に繋がるかもと思うなら残す選択もありです。私は大抵の場合は捨ててます。
基本的には「掲載終了」になったものはすっと諦め、次のコレを追加したほうが収益化には繋がりやすいと考えてます。
ひとまずは商品(コレ)の削除方法の解説から始めます。
楽天ROOMの商品ページ「コレ」の削除は2ステップ(PCの場合)
ページコレの削除をするには、my ROOMの一覧から削除したい商品ページを選択します。改善されて簡単になりました。
商品ページに「削除」ボタンが表示されています。
確認のポップアップが表示されたら、OKを選択します。削除完了です。
ステータスが掲載終了となっていた『ベース・マガジン 2016年 9月号』を例に進めます。
画像をクリックして商品の詳細ページに移動↓↓
「いいね」の横にある「さらに見る」をクリックorタップ。
さらに「編集・削除ページ」へと移動します。
商品の編集・削除メニューから「削除」を選ぶ
本当に削除してもいいかの確認が出る画面まで来たら「はい」を選びます。
これで商品(コレ)を削除できました。一覧からも消えているはずです。
商品紹介の編集/修正も同ページでおこなう
紹介文の修正や画像の追加も同ページで設定可能です。
オリジナル画像を追加したい・キャンペーンに合わせてタグを付け足したい・タグ向けに紹介文のアプローチを変えたいときなど、上手に編集を行えばリンクが生きているコレを再活用できます。
「商品(コレ)」の削除はリンクが完全に消えたものを優先する
さて、記事の冒頭で削除する商品ページに優先順位をもうけていると言いました。おさらいです。
- 掲載終了、リンクが付いていないコレ
- 掲載終了、関連商品が残っているコレ
- 売切れ、リンクが残っているので削除は要検討
- 販売中、商品ページはあるけど売上に繋がらないっぽいコレ。削除は要検討
購入不可になった商品のステータスは、商品購入ページが残っているかどうか、リンクが生きているかどうかで「売切れ」「掲載終了」に分類されるようです。
楽天ROOMのルール上、リンクさえ残っていればそのコレから売上が発生する可能性は残りますが、リンクが完全に途絶えているコレからは一切売上が発生しません。
つまり、①の状態のコレは賑やかし程度の価値もないのです。賞味期限切れの果物を棚に並べてるみたいで却ってマイナスイメージかもしれません。アクティブにコレを追加している方ならほとんど無意味だと思います。
といった理由から、まずは「掲載終了、リンクのついてないコレ」から削除していって、売上に繋がらない「売切れ」も不要だと思ったら削除していく、そういう方針でコレを整理していきます。
「掲載終了」にはふたつのケースが存在する
「掲載終了」ステータスは2種類の状態に分かれてます。
- 関連商品をリンクするもの
- リンクが完全に途絶えたもの
このふたつです。
関連商品がリンクされるケースがこちら。
細かいリンクの判定ルールはわからないのですが、ショップ内の商品や価格帯などでAIが判断しているようです。
楽天ROOMのルールには「購入者があなたのリンクを経由して別の商品を購入した場合でも、購入による報酬はあなたに付与されます」というありがたい摩訶不思議なルールがあります。
商品ページに移動してもらえる見込みがあるなら残しておいてもいいでしょう。
関連商品もでないものは削除でOK
一方、関連商品が出ないパターン。完全にリンクが切れたパターン。
関連商品がないため紹介報酬は望みにくい。
コレクションへのアクセスが期待できなさそうなら、すぱっと削除してもいいでしょう。
あえて残すなら……
残す理由があるとすれば、
- コレクションへの誘導が期待できる魅力がある
- コメントのやりとりを消したくない
- 紹介していたという実績が重要(賑やかし)
ケースとしては珍しいですが、なくはないでしょう。
コメントや「いいね」にそれなりの価値がある
「コレ!」やコメントは他のユーザーとの繋がりになります。思い出もあったりするんでしょうか(私はありません)。
「コレ!もいいねもコメントも全部0だよ」って悲しい方はそっとコレを閉じて、次にいきましょ。
当時に紹介していたという「実績」とは
たとえば「〇〇100選」「DVDで持っておきたいおすすめの映画30本」なんてカテゴリーでコレクションを作っている場合はラインナップの充実ぶりが重要なので、そのページから直通で購入画面に行けることよりも”私の審美眼”みたいなものを示すことが大切になってくると思います。アンテナが優れているとアピールするアクションです。
単なるラインナップであれば、その都度修正をしてリンクを直通で保つほうが利便性が良いのは確かにそうなのですが、目利きが効いてくる分野などはその証拠として当時に紹介した「実績」を残しておくのも手ではないかと。
まあ、ほとんど誤差程度だと思っています。
「売切れ」はショップへのリンクが生きているので要検討
「売切れ」ステータスが出ているコレには、楽天市場で詳細を見るといったリンクボタンが紹介ページに残っています。
このボタンをクリックすれば、商品購入ページに移動します(商品は売切れています)。
リンク先に移動してもらえれば報酬に繋がる可能性が残っているので、ショップそのものがお気に入りであれば、ひとまず「売切れ」ステータスの削除は後回しにしておきましょう。
「このおしゃれなデザインのネクタイの紹介」といったコレから、「こんなふうにおしゃれなネクタイを販売しているお店」といった具合に視点を変えてお店へのコレとして機能させるページを残します。
以上、優先順位の付け方と削除の考え方でした。
ROOMでの稼ぎ方:商品削除はひとつの手段、紹介の増産がカギ
そろそろまとめの時間です。
コレの削除はあくまでも、他に紹介したアイテムをより見つけてもらいやすくするための手段の1つ。収益を伸ばすのに大事なのはアイテムの紹介、周知、そして信用を得ることです。
はたして私はこの記事で信用を得たんだろうか……。
お役立ちへのお返しに、「いいね!」とか「コレ!」とかしてくれてもいいんですよ、なんて。
そんな感じで〈楽天ROOMの商品(コレ)を削除する方法と注意点〉でした。
おしまい。
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