カーナベルで遊戯王カードの買取をしてもらいました。トレトクにカードの買取依頼をした日記の続き、ということに一応はなるのかな。ご新規様はあまり気にせず読んでください。
カーナベルを選んだ理由は公平性のため。そして、カーナベルのほうがウルトラとかシクとかの買取額は高いぞ、という話を聞いたからです(はよ言え)。今回はレアカードも多くありましたし、どうせなら高く売る、売れるショップに出したい。
そのあたりの確認も兼ねて、今回の買取依頼とレポートです。
はたして、カーナベルの評判やいかに……。
>年間2万人が買取サービスを利用!トレカ専門通販サイト、カーナベル
カーナベルのカード買取には2つの方式があります
大前提として、カーナベルの買取は、買取(仮)査定額が3000円を越えていないと依頼ができません。同じカードを何枚でも、ノーマルを何枚でも、それこそ大量に送ってもよいのですが、まずは3000円の壁を超えないことには始まりません。
そのうえで、カーナベルの買取方法には2つのタイプがあります。
- 「通常買取」でカードを送る──公式サイトにある買取リストでシングルカードの買取価格を確認しながら、売りたいカードを箱やレターパックに入れて送る
- 「まとめ買取」でカードを送る──売りたいカードを箱詰め(レターパックでも可)にして、まとめて送る
2つは似たようで少し違うのですが、通常買取は一度に送れる枚数の上限がカート内のカード+100枚となってます。カートの上限が厳密にはわからないため断言はできませんが、200枚以上になるようであれば「まとめ買取」を選択することになりそうです。
もうひとつの大きな違いは作業時間。
買取の注文(依頼)を出すまでの時間と作業量は、「まとめ買取」のほうが圧倒的に少ないです。売りたいカードの種類が多いほど通常買取の手間はネックになります。
どっちの買取方式がいいか考えよう
詳しくは振り返りと一緒に説明しますが、カードを売りたい状況に合わせた判断は以下のようになります。
>「通常買取」を選んだほうがいいケース
- 買取に出す枚数は150枚以内
- カードの買取価格を調べてから売りたい
- 個別にカードの買取査定価格を知りたい
>「まとめ買取」を選んだほうがいいケース
- 買取に出すカードの枚数は多い(少なくても問題はなし)
- 作業時間を短縮したい
- カードの査定価格の詳細は気にならない
カード査定の方法と価格の付き方に違いはありません。
そして、カーナベルには「買取価格保証制度」が完備されています。

カードを送ってから査定している間に価格が下がっても、買取依頼時の価格を採用してくれます。反対に、カードを送ったあとに値上がりしたら値上がりしただけ高くで買い取ってくれます。つまり、どちらにしても高い方の値段で売れる、というカーナベル独自のルールです。
「通常買取」「まとめ買取」共通の制度で、買取価格は同じです。
どちらも同様の査定を行うので、どちらの方式で出せばカードが高くなるかあるいは安くなるかといった心配は無用です。
今回は「まとめ買取」で買取を注文しました
さて、私の手元の売りたいカードは980枚ほど。
今回は「まとめ買取」方式を選ぶことになりました。発送に使うダンボール箱はカーナベルが支給してくれた、無料キット(※後述)を使います。

カードの内訳も可能な限り書いておきます。
まずは買取リストに載っていたカードが56枚。

次に、リストにはないレアカード(スーパー以上のカード)が76枚。

残りがノーマルと字レアが854枚。

カードの枚数の合計は986枚。これらを「まとめ買取」に出します。
金額の予想としては、
- 買取リストで事前に調べたものが10200円
- レアカードの定額買取が全部5円で成立すれば380円
- 残りが850枚のノーマルカードは全く未知数。300円いけばいいかな
全部で10800円の買値は付くと予想します。
(カート内のカードは最終調整でズレましたが、10000円超えは確定させました)
それでは、買取までの流れを説明します。
カード買取注文の流れ(買取依頼の流れ)

「まとめ買取」見積もり申し込みフォームから買取の注文をします。
まとめ買取では、買取価格が3000円を超えているかどうか、カードを送る前に確認する作業があります。これが「仮査定」です。
手持ちのカードのなかから最大10種類のカードを選んで、今回送るカードが3000円以上になっていると証明するわけですね。
写真を撮ってもいいですし、カードの名前を記入してもいいです。
難しく考える必要はなく、高めのカードを選べばいいだけです。たとえば、「墓穴の指名者」5枚という構成でもOK。これだけで3500円を超えるので、仮査定は合格です。
「依頼内容を送信する」ボタンを押して、申込みを進めます。
担当者とのやり取りが始まります。
シリアル番号とレアリティまで正しく提出しましょう
大事な仮査定のための確認作業です。不備があると確認作業になりません(見事に手を抜いて失敗しました。カナベルさん、迷惑かけてすみません)。
シリアル番号とレアリティがないと、カーナベルとして送ってくるカードの詳細がわからず、正しく査定ができなくなります。そうなると、一番買取価格の低いカードを想定して仮査定をすることになり、買取リストと誤差が出ます。
これはトラブルの元です。シリアル番号とレアリティと枚数は正しく提出しましょうね(自戒)。
仮査定の結果がメールで届く
仮査定の価格と、個人的に調べていた数字との間に少しズレが有りましたが(カードの情報をちゃんと送らなかったから)、3000円は越えているという確認はとれました。向こうとしても、これだけのカードがあるなら、3000円以上のカードがあるのなら買取に応じてもいいよ、ということでしょう。
双方の合意が成立しました。
やり取りをしている注文ページの下部にある。「買取注文を確定」ボタンを押して、買取申込みを確定させます。

【無料】買取キットが欲しいなら、別口で注文します
仮査定ページのなかに、買取キットを注文するリンクがあります。こちらから希望者は買取キットを送ってもらう申し込みをします。

リンクを開くと……
送るカードが500枚~3500枚の場合は、「中サイズ」が推奨されています。中サイズは郵便局でいう80サイズにあたります。つまり、送料を負担する場合は980円かかります。負担するといっても、買取金額から差し引くかたちになり、発送時は「着払い」を利用します。
買取価格が10000円を超えると、送料はカーナベルが負担します。どうせ送るならなるべく1万円を超えるカードを送って送料はおまかせしたいところですね。

レターパックプラスだと送料は520円
送るカードが500枚程度で、レターパックプラスに全部収まるようならレターパックプラスの使用をおすすめします。レターパックプラスは520円と、比較的送料が安いです。1万円は越えないなと思ったら、ダンボールで送るよりも安いレターパックプラスを検討しましょう。
届いたダンボール箱(買取キット)に売りたいカードを詰める

注文していたダンボール箱が届きました。これひとつで約3500枚のカードが入ります。

入ってるものは上の4つ。自分で準備しておくものは特になし。
さて、箱に詰める際の「お願い」がいくつかあります。
- ノーマルカードと、高レアリティカード(仮査定のカードも含む)はわかりやすく分ける
- ノーマル・レアはスリーブを外しておく(高額カードや仮査定のカードはスリーブあり)
- カードは同じ方向、同じ向きに揃える。ぐちゃぐちゃにしない
ノーマルはノーマルだけで固める。そして、スリーブを外す
ノーマルカードの束のなかに高額カードが混ざっていると、査定に見落としが発生する可能性があります。高レアリティや仮査定したカード、ノーマルだけどそこそこの売値になっているカードは別の場所にわけます。

画像のように、一層目はノーマルと字レアのみにしています。ノーマルだけどそれなりに値段がつく、(買取リストに載っていた)「墓穴の指名者」などは除いています。
さらに、ノーマルと字レアからはスリーブを外しました。査定のときに傷の具合を見たりするのに邪魔だから、スピード査定のために協力しましょう。そもそもそんなに値がつかないノーマルたちです。悲しい。
仮査定カード・高額カードはスリーブに入れて保護する

ノーマルカードを一層目に敷き詰めたら、残りの仮査定カードなどを上に置きます。このあたりは個人の状況にあわせてアレンジしてください。
わかりやすく階層をわけるとか、ビニール袋で包んでおくとか、そういった対処で大丈夫です。


私は事前に、買取リストで手持ちのカードの現在の価格を調べてました。そこで買取リストに載っているカードだけはスリーブに入れることにしました。ちゃんと査定してくださいね、という意思表示でもあります。
カードの向きも揃え、送りたいカードは全部箱のなかに収まりました。900枚なので隙間が多いです。箱のなかの隙間が多いと、輸送中にカードが箱のなかで暴れて傷がつく恐れがあります。緩衝材で足りない部分はセロハンテープで固定するか、汚れが付かないように気をつけて新聞紙などを詰めて動きがないようにします。

最後に、メモ用紙を一番上に入れておけば箱詰め完了。印象も悪くない……はず。
ダンボール箱にテープで封をして、着払い伝票を貼る
箱詰めが終わったら、内包されていたテープを使って十字に封をします。

そのうえから配送先のカーナベルの住所が書かれた「着払い伝票」を貼り付けます。時間の指定などは書かなくても良いですが、配達スタッフに渡すときに「品名」について尋ねられると思います。
この欄が空白だと届け物ができないので、何かしらの記入が必要です。「カード類」「おもちゃ(カード)」あたりが無難ですね。
発送は「着払い」。郵便局やコンビニに持ち込んでもヨシ。集荷もヨシ
発送は着払いです。集荷にしろ窓口の持ち込みにしろ、発送する時点ではお金の支払いはありません。
買取の査定額が決まってから、今回の送料をどちらが負担するのかがわかります。買取査定額が1万円以下ならこちら側の負担。1万円以上の買取ならカーナベルが負担してくれます。
送料がこちら持ちの場合は、買取査定額から差し引かれて残りが振込入金される流れです。
送料がけっこうかかるので、どうしても1万円は超えて送料は免除したいと思ったのです。だから買取リストであらかじめ1万円を超えるカードを確認して集めておいて、それらをまとめ買取に出す方法をとったのです。面倒でしたけど。
着払い伝票を貼ったダンボール箱を持って、郵便局の窓口に向かいました。
郵便局の窓口のメリットとして、ダンボール箱を渡すときに天地無用のラベル(上下逆さま厳禁のアレです)をお願いすれば、無料で貼ってもらえます。
集荷のほうが断然楽です
集荷だったら1本電話を入れるだけで玄関までスタッフが荷物を取りに来てくれます。2つも3つも箱がある場合はたいへんありがたいですね。
私はなんとなく集荷に気後れする気持ちがあって、郵便局の方向に出かける用事もあったし箱も1つだし、ということで持ち込みにしました。どちらの方法をとっても、荷物が届く日数に1日以上の誤差は出ません。やりやすい方法にしましょう。
コンビニに持っていくのも可能です。着払いの伝票が貼ってあるので、レジのスタッフさんに渡すだけです。
買取カードがカーナベルに届く。査定の開始は2週間待ち
2日後に届いたメールには
「現在沢山のお客様よりお申し込みいただいており、査定結果をご提示するまでに2週間~4週間ほど、お待ちいただくことが御座います」
の文字。
査定が始められるのは2週間も先になるらしい。予定日よりも早く査定結果が来た、という書き込みも目にしましたが、それでも1週間は覚悟しないといけない(なんの覚悟だ)。
まあ、気楽に、1000円オリパでも購入しながら待つとしましょう。
2週間後、予定日よりも1日早く査定結果が届きました
査定が終了するとメールが届きます。早速リンクを開いてみましょう。
本査定額、10800円でした。
買取査定額が10000円で、ボーナスが800円ですね。1万円を越えているため送料はナシ。
まあ、まあ、そうですか。なるほど。予想はドンピシャだけど……違う! ボーナス分は入れてなかったはずなのに。
おそらく、何かのカードで状態ランクダウンの判定を受けたんでしょう。そして、ノーマルはほとんど値がついていないのではないか。あくまでも予想ですが。
カードの買取の詳細が知りたい方は「通常買取」のほうが向いてます
「まとめ買取」だから個別に値段の付け方や値上がりの対応などは見せてもらえないんですね。ノーマルはいいとして、仮査定カード・キラカード(レアカード)・高額カードくらいはどれくらいの価格で査定したのか、知りたかったです。
カーナベルで買い物もするユーザーは「買い物ポイント」で受け取ると30%アップ!
買取の査定額は10800円でしたが、これを銀行入金で受け取るとそのまま10800円です。
そこを「買物ポイントで受け取る」方法を選ぶと、30%増しのポイントに変換されます。

これめちゃくちゃいいです。
リピーターには断然こっちがお得ですし、これでリピーターを増やしていこうという策略でもあります。まあ、天の邪鬼にならず、お得なサービスには乗っていく精神でいいでしょう。
現金も欲しい。でもちょっとオリパも買ってみたい、ということで、少しだけポイントに変換しました(少しか?)。合わせて、入金用の銀行口座も入力しました。
【カーナベルのカード買取】印象と評価:時間はかかったけど期待を裏切られるほどでもない
といった感じで、カーナベルに遊戯王カードの買取依頼レポートでした。難しさは特に無いですね。
完了までの日数が、とくに向こうに届いてからの待ち時間が長いと言えば長いです。こればっかしは買取注文の殺到による人気の表れとして、好意的に受け取っておきます。
価格の付き方は問題なし。
事前に買取価格を調べてから買取りに出した過程と結果を踏まえると、そこまで大幅な価格ダウンはなかったです。そもそも、そんなあくどい査定のやり方をしてたら、私みたいにブログやネットに書き込む人が現れて速攻で拡散されかねませんから。そこは流石に真面目に査定をする他ないでしょう。
ほとんどリストと同じ価格で、値上がり対応の嬉しい誤算はありませんでしたが、許容範囲です。「このカード、査定中に値上がりしたので勉強させてもらいました!」くらいの文面があれば気分も良かったかもしれない。ないものねだりかしら。
3000円以上からじゃないと買取に出せない、1万円以上じゃないと送料がかかる、という点は確かにネックですが、案外カードを集めてみるとさらっと超えたりします。まずは買取リストで手頃なカードから検索してみることをおすすめします。
そんな感じで〈カーナベルに遊戯王のカードを買い取ってもらった話〉でした。
おしまい。
コメント,ご意見など (中傷発言はNO)