第7話「じゃぱりとしょかん」
みかしーかわ(ry
ハカセの正体はAIでも神様的存在でもありませんでした。
前回の私の予想はなんだったのか。恥ずかしい。でも恥ずかしいって感情は人間特有のものですから誇っていいんですよ。
オグロプレーリードッグにチューされたときも、恥ずかしがっていたのはかばんちゃんだけだったし。羞恥心があるから成り立つものが、この世にはいっぱいある。
フクロウといえばギリシャ神話ではアテナの象徴だったり、ミネルヴァとともに描かれていたりと知恵の象徴として扱われることが多いです。
気にもしていなかった「職業」なるものが初登場
ハカセというのはニックネームのようなものなのか? 頭がよくってメガネをかけていたりすると「ハカセ」なんて呼ばれたりするけども。『ズッコケ三人組』とか。
あるいは、フレンズ化した元素材のヒトのほうにも個別の人間像や人格があったりして、その人間が実は科学者やジャパリパークの研究員だったりしてね。
記憶の残滓が残っていて自分をハカセと名乗ってるみたいな展開もダークでいい。
人間に戻る方法を調べている、とか。捗る捗る。
第7話の冒頭。崩れた煉瓦壁はメソポタミア文明の崩壊/終焉を意味しているのでは?
エデンの園 知恵の樹 楽園追放
旧約聖書『創世記』に登場する楽園、エデンの園。エデンの園の中心には「知恵の樹と生命の樹」の二本の大きな木がありました。
悪い蛇にそそのかされたアダムとイヴ(エヴァ)は、”知恵の樹になっている実だけは食べてはいけない”という主との約束ごとを破り、善悪と知識の実を口にします。無垢を失ったアダムとエヴァは裸である自分の姿を恥ずかしいと思い、イチジクの派で陰部を隠しました。
主はこのことを知り、二人が生命の樹の実も食べてしまうまえに二人に衣だけを与え、エデンの園から追放します。
これがいわゆる「失楽園」であることは、みなさんのよく知るところだと思います。
知恵の樹になっていた実がリンゴである、という正確な記述はなく、バナナやイチジクであったなど諸説ありますが、としょかんの外観はリンゴのように見えますし、館内には大きな木がありました。”生命の樹”にあたるような気がなかったのは何か意図があるのかしら。
人類と言語の発展
メソポタミア文明の時代に文字というものはすでにかたちとして生まれていました。楔形(くさびがた)文字です。
やっぱり第1話や第2話でサーバル(その他のフレンズ)は文字を文字として認識していなかったんですな。看板地図のことも「平たいのが目印」って言ってましたし。
そんなこんなでかばんは料理をつくることになりました。
火を怖がるのは動物の習性。火の恐怖を少し克服したのがヒト。
人類史での大きな発展はハカセが話したように道具を使えたことともうひとつ、火を扱えるようになったこと。料理が可能になり、暖を取るようになり獣からの防御策にもなった。
プロメテウスがゼウスの意に反し人間に火を与えた神話に関しても、知恵がついたことや人間が死ぬよう(寿命を持つように)なったという内容が含まれていたり帰結したりする。といっても……
プロメテウスのお話はギリシャ神話、エデンの園は旧約聖書、と内容がごっちゃに行ったり来たりしてる。。無理にこじつけるとこうなる、っていい例ですわな。
動物解説のおねえさんの声がとびっきりかわいかったりして、うはうは。
余談:エデンの園はどこにあったのか?
これも諸説あるんですよ。まあ聖書なんでね、口伝のフィクションかもしれないですし。
エデンという広い土地のなかに「園」があるんです。だからエデンの園。
一番支持されているのは、エデンがあったのはアルメニア付近、ザグロス山脈あたり(どこだ?
アルメニアとザグロス山脈、遠いなあ(困った
エデンの場所、よくわかりません。こんなに広かったのかな。
画像の上のカフカス山脈(コーカサス山脈)というのは、前述のプロメテウスがゼウスからの罰として鎖につながれ毎日肝臓を鷲についばまれる責め苦を強いられたとされる場所です。進行経路をぺぱぷらいぶ・ゆきやまちほーに合わせやすいようにアルメニア付近説で進めましょうか(なんだか投げやり
(第8話までの経路の予想図をtwitterに流したけど、ミスったなあ。誤情報発信しちゃったかな。また地図を書き換えんといかんなあ。ははは)
副賞とマッチと締め
マッチ箱、ですよね。カシャシャ……って落としましたし。
第9話でギンギツネにもらったカイロ、ハカセからのマッチ、ビーバーが木で作った椅子。
このあたりのアイテムが後半でごっそり意味を持ってくるのを密かに楽しみにしていたり。
セルリアンとヒトの話が少しだけ出てきましたが、何も思いつかない。
ハカセ「おいしいものを食べてこその人生なのです」
ええ台詞もろたな、みかしー。
といった第7話の振り返りでした。
サーバルたちの道程のおさらい
実はもう第8話まで観ていて、次にゆきやまちほーなのも知っているのでそれを踏まえて経路をおさらいしましょう。こんな感じで進んでいるのではないだろうか。
エチオピアでのアフリカ単一起源説からスタートして、どうにかこうにか日本に向かっているのかどうか……。気になるところです。
第9話を見終わったらまたプレイバックで記事を更新する予定です。
おしまい。
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