誰々さんのAmazonのほしい物リストからギフトを送りたい、しかしこちらの本名は明かしたくない・知られたくない。そういうときには、送り主の名義をニックネームにすることで匿名性を確保したままギフトを送ることが可能です。というか、ちょっとミスったりすると本名が相手に伝わるのは何故なんだって感じは未だにあります。
本記事では、ほしい物リストからギフトを送る際に注意しておきたいポイントを踏まえながら、ニックネームを提示してギフトを送る方法を解説していきます。
では始めます。
以前より簡潔でわかりやすい方法が見つかったので大幅に加筆修正しました
全体の流れを把握する
【2025年7月】以前より簡潔でわかりやすい方法が見つかったので大幅に加筆修正しました
ニックネームを使って、ほしい物リストのギフトを送るための手順の全体像を予習。
- ニックネーム版の請求先住所を新規作成する(重要)
- 既定の支払い方法をニックネームver.に変更する(ここが変わったよ)
- ほしい物リスト内の商品をカートに入れる
- カートにある商品の「ギフト設定」にチェックを入れる(レジ画面でも可)
- レジに進む
- 受取住所を「ギフト用住所」に変更する
- ギフトメッセージの「差出人」をニックネームに変更する(重要)
- 決済方法を選択する
- ギフトを購入する
- 「発送済み」になるまで既定の支払い方法を変更しない(ここも変わったよ)
こんな感じに修正しました。10番については細かい部分は検証中です。
決済方法はAmazonギフトカードがいいか、クレジットカードがいいかという疑問があったりなかったりしますが、どちらでもいいです。大事なのは「ニックネーム版の住所」「請求先住所の選択」の作成です。
アマギフでは支払いができないような商品を送るときは、どのみちクレジットカード決済を選ばないといけないわけですからね。
そもそもどうして受取人に本名が伝わるのか
おおむね、以下のようなケースが本名バレの原因として考えられます。
- 「請求先住所(支払い先に紐づいた住所)の氏名」が本名のままになっている
- 「ギフトメッセージの差出人」が本名のままになっている
- 「マーケットプレイス出品者が発送する商品」を購入している
クレジットカードで購入している(※これはいまは関係ないと思います→検証記事あり)- 注文後、発送済みになる前に既定の支払い方法を本名ver.に戻した
本名バレの原因1:「請求先住所(支払い先に紐づいた住所)の氏名」が本名のまま…
アカウントサービス内の「アドレス帳」で作成した請求先住所の「氏名」(たいていはあなたの本名)は、ギフトの配達時、段ボール箱に貼られた配送ラベルに「このお届けものはギフト(贈物)です。贈り主:○○様」というかたちで反映されます。下の画像の青色の矢印の箇所。

普段使っている「本名バージョンの請求先の住所」のままギフトを購入して送ると、配送ラベルの送り主の欄に本名が表示される……と、こういうわけです。まさに初見殺し。
送り状に記載されるのは氏名欄に入力した名前のみ。電話番号や住所は載りません
本名バレの原因2:「ギフトメッセージの差出人」が本名のまま…
ギフト設定にした商品を購入する際には、レジ画面でギフトメッセージの記入ができます。

ここにメッセージの「差出人」という項目があるのですが、デフォルトだとAmazonのアカウント名が自動入力されていると思います。であれば、だいたいの方はここにも本名が紛れ込んでいるはず。
「ギフトメッセージ」の内容は、メッセージカード兼明細書として商品と一緒に封入されます。

というわけで、ここも気をつけポイントです。レジ画面で変更するか、アカウントサービスから元のアカウント名をニックネームに変更しましょう。
準備1:ニックネーム版「請求先の住所」を新しく作成する
それでは早速、ギフトを送るときに使う「ニックネーム版の請求先住所」を登録します。アカウントはいつも使っているアカウントでいいです。住所情報だけ追加します。
アカウントサービスから「アドレス帳」→「新しい住所を追加」と進む。

そして、

「新しい住所を追加」をクリックします。
スマートフォン・アプリの場合は、人型アイコン→アカウント→アドレス帳の管理→新しい住所を追加と進んでください
ニックネーム版住所の入力例
「新しい住所を追加」開くと、こんなページが出てきます。

以下のように各項目を入力してください。
- 国:japan
- 氏名:任意のニックネーム(「太郎」などでも可。とにかく本名は避ける)
- 電話番号:あなたの電話番号
- 郵便番号・住所:あなたの住所が好ましいが、架空の住所でも可
- いつもこの住所に届ける:チェックなし
それでは、各項目を詳しく見ていきます。
「氏名(フルネーム)」にはニックネームを
「氏名」の欄は、本名ではなくニックネームを入れてください。
この「氏名」欄に入力したテキストが、配送ラベルの「贈り主:○○」になります。

普段使っているニックネームを入れてもいいのですが、配送ラベルはプレゼントする相手だけでなく、配達スタッフの目にも入る部分です。だからどうだということもないですが、自分のニックネームは激しすぎて受取人本人以外には見られたくないという場合は、回避策として氏名欄には「太郎」「花子」「チーム○○」「★」と無難なネームを書くのがいいと思います。恥ずかしいものを普段から名乗るな
「私、○○です。お世話になってます」という感じの、普段のニックネームを使った受取人への挨拶は、あとで解説するギフトメッセージの設定パートでおこなうことをおすすめします。
- 請求先住所の「氏名」 → 配送ラベルの「贈り主:○○」に記載。配達スタッフ・受取人が見ることになる
- ギフトメッセージの「差出人」 → 商品に同封する明細書に記載。受取人だけが見る
こういう違いがあります。
ニックネームをふたつ使い分けることで配達スタッフの方々にも一応の配慮をしつつ、開封する受取人だけに普段のニックネームを提示することが可能になります。
「電話番号」は自分(送り主)のものを
配送中の荷物が紛失したり破損したときにAmazonが対応できるよう、連絡がとれるあなたの番号を入れてください。
電話番号は配送ラベルに記載されません
「住所」は自分の住所を入れてます(任意)
ここで設定する住所はギフトを贈るとき専用の”カタチだけの住所”なので、架空のものでも郵便番号さえ存在していれば問題なく登録できます。しかし、変に他人の住所や千代田区1-1-1なんて登録をしてAmazonに睨まれたりしても面白くないですし、私はそのまま自宅の住所を入力しています。
個人情報漏れが不安な方は、郵便番号が指す住所までの入力に留めるのもありかと。大阪府○○市△△町1丁目という感じで、番地以降を省いた住所にします。
正直なところ、電話番号で連絡が取れるのであれば、Amazonから何か言われても、購入者の住所くらいは「記入ミスです、ごめんなさい」と返答すれば片が付きます。
住所は配送ラベルに記載されません
「いつもこの住所に届ける」はノーチェック
最後の項目「いつもこの住所に届ける」にはチェックを入れなくてもOK。
省略して記入した住所では自分用の荷物が正しく届きませんからね。本名verをデフォルトにしておけばよいでしょう。
完成

どうでしょう。できましたでしょうか。
全ての入力が済み、「住所を追加」をクリックすると……

登録名がニックネームになった「ニックネーム版 請求先住所」の完成です。
準備2:決済手段を用意する
すでにAmazonギフトカードの用意がある方、クレジットカードで支払いをする方は本パートを読み飛ばしてOK
ふたつめは、支払い方法の準備です。
ほしい物リストのギフト設定をしたギフトは、コンビニ払い・銀行支払いなどには対応していません。クレジットカードで決済する方はクレジットカードを、Amazonギフトカードで決済する方は購入代金分のAmazonギフトカードを先に用意してください。Amazonポイントも使えます。
「Amazonギフトカード配送タイプ」を買ってしまうと手元に届くまで数日の時間がかかるので、チャージタイプかEメールタイプを選んで即日チャージが基本です。

クレジットカード決済と本名バレについて
本名バレを防ぐための対策として、「ほしい物リストのギフト購入にはクレジットカードを使わないほうがいい」というのはしばしば議論の種になります。
個人的な見解としては、Amazonギフトカードでもクレジットカードでも、どっちでもいいです。本名を伏せて送るために重要なのは決済方法ではなく、「ニックネーム版の請求先住所」を正しく扱えるかどうかなので。問題はそこじゃないって感じ。
こちら検証記事。急ぎの方は読まなくてもよい。
要点をまとめると、ギフト設定の発送時に記載される「贈り主:○○」となる部分の名義は請求先住所に登録している「氏名」の情報が引っ張られるけれど、それはAmazonギフトカード決済でもクレジットカード決済でも同じだし、あらかじめニックネームに変えてガードしておけば大丈夫だったねという検証内容でした(本名のままだと本名が載っちゃったねという結果)。
私の検証だけを信じるのはちょっと怖いなという方はどうぞAmazonギフトカードで決済してください。請求先住所が本名だったらAmazonギフトカード支払いであろうと本名が伝わりますから。ヤな言い方。
まあAmazonギフトカード払いのほうがミスが少ないというのは事実です。
ひとつ付け加えておくと、「ニンテンドープリペイド」「Apple gift card」「Amazonギフトカード」などのギフトカード類はAmazonギフトカードでは決済できません。よって、そういう商品がリストに入っていて、ギフトとして送りたい場合は結果的にクレジットカード決済を選ぶことになります。
準備編3:「既定の支払い方法」とクレジットカードに紐づいた請求先住所を変更する
以前より簡潔でわかりやすい方法が見つかったので大幅に加筆修正してます
最後に、配送ラベルに本名が載らないよう(ニックネームを提示させるよう)、「既定の支払い方法(デフォルトの購入方法)」というのを先ほど作成したニックネーム版の請求先住所に切り替えます。
「既定の支払い方法」の変更
「アカウントサービス」→「お客様のお支払い方法」→「設定」でデフォルトの支払い方法の設定をおこなうページに移動します。「1-Click設定」からでも同じページが開けます。


「お客様の購入設定」というページでは、上の画像のように最初に登録した自分の本名と自宅などの住所が「選択中の支払い方法」になっていると思います。下段を見ていくと先ほど作成したニックネーム版の住所があるので、「既定の支払い方法にする」ボタンをクリックします。

「アップデートされました」というナビが表示され、既定の支払い方法をニックネーム版の住所に切り替えました。ニックネーム版が一番上に来たら変更完了です。
画面をひとつ戻ったら「デフォルトの購入オプション」がニックネーム版の住所に変わっていることが確認できると思います。

「くりーむパン」となっているのが、私が作成したニックネーム版住所の「氏名」です。
今回は贈り主の名義に「くりーむパン」を名乗ってみます。
クレジットカードに紐づけた請求先住所の変更
続いて、「クレジットカードに紐づいている請求先住所」を設定・変更します。
クレジットカードで支払う方はこの設定を忘れずに変更してください。念のため、Amazonギフトカードで支払う方も確認しておいてほしいところ
アカウントサービス「お客様のお支払い方法」を開いて、Amazonウォレット[カード&アカウント]という画面に自分が登録したクレジットカード一覧を表示させます(スマートフォンだとこんな見た目になってます)。

↓↓

利用したいクレジットカードを選択して「編集」のリンクを開きます。
請求先住所を変更する

編集リンクを開いたら、カードの名義が左に、右には「請求先住所」が出てます。すでに本名で登録していると画像上のような状態、未登録なら画像下のような状態になっていると思います。
「変更」のリンクをさらに開くと、ニックネーム版の住所が見つかります。チェックを入れて「この住所を使用」ボタンをクリック。

↓↓

請求先住所が「ニックネーム版の住所(とニックネーム)」に変更できました。
Amazonギフトカード決済なら「既定の支払い方法」を変更するだけでニックネームが採用されます。しかし、クレジットカードで支払いをおこなうときはカードに紐づいた請求先住所の氏名が採用されるので、このように変更しておく必要があるのです。見落としがちなところなので、気をつけましょう。
スマートフォンで設定する場合
スマートフォンだとこんな感じのルートになります。

【まとめ】クレジットカードで支払いたい方は「カードに紐づいた請求先住所」もニックネーム版の住所に変更しましょう
準備編のおさらい
以上、なかなかの駆け足でした。ようやくリストから商品を選ぶ段階に進めます。
あと少し、頑張ってついてきてください。
再チェックよろしく。
- ニックネーム版の「請求先住所」の作成は行いましたか?
- 既定の支払い方法をニックネーム版に変更しましたか?
- Amazonギフトカード決済の方は十分な残高の用意がありますか?
実践編:ほしい物リストのギフトをニックネームで送る
ではでは、準備も整ったことですし、ほしい物リストからギフトを選びたいと思います。
読者のみなさま各位、Twitter(現X)やyoutube、Fantia、lit.linkなんかで公開されている誰それさんのほしい物リストのページに移動してください。

「ギフト設定」がある商品を選びましょう

リストからプリングルスうましお味と色鉛筆(黄)を贈ることにします。
本当はプリングルスだけ送りたかったのですが、このプリングルスには「ギフトオプション」がありませんでした。

なので、仕方なくギフト設定ありの色鉛筆も抱き合わせで贈ってあげることにしました。「ギフトに設定」をひとつ以上チェックを入れないと、届いたギフトは匿名配達になってしまいますからね。マスカラだけに。
送るギフトが出揃ったらいよいよレジに移動します。
1.ギフトの受取場所を選ぶ
ギフトの受取場所(お届け先住所)は、リスト作成者があらかじめ設定してくれています。

リスト作成者側が正しく住所情報を設定していれば
「(受取人のニックネーム)’s:ギフト用に登録された住所」
あるいは
「(受取人のニックネーム)、○○県 ほしい物リストの配送先住所」
となっている住所があるはずです。
そのギフト用に登録された住所を選んで、「この場所で受取」をクリック。
2回目以降は、「最近使用した住所」に移動してたりします
リスト作成者的には本名バレポイントです
もしもここで相手の本名っぽい名前が表示されていたら、こっそり本人に「『リストの設定』からお届け先住所の氏名を変更したほうが良いですよ」と伝えてあげるのがいいと思います。または見なかったことにしましょ。
また、それらしい住所がない場合は、リスト作成者が受取場所の設定をしていない可能性が高いです。受取場所が設定されていないとこちらはギフトを送ることができません。これまた教えてあげましょう。
2.ギフトオプションの設定をする
2つ目の項目は、ギフトオプションの設定とメッセージの記入です。
直近だと先にギフトオプションの設定で、そのあとに受取場所の設定でした

「ギフト設定」をオンにすることで80文字ほどのメッセージが送れます。「誕生日おめでとう」とか「この間のお礼です」とかそういうのを入れるのがいいですかね。閲覧できるのは封を切る受取人本人のみです。
メッセージ本文が書けたら次は「差出人」の変更です。
ニックネーム版の住所を作る際、「普段使いのニックネームはメッセージの差出人のところに書くと本人にだけ伝わる」と説明したのを覚えているでしょうか。あれがここです。
毎回差出人の名前を変更するのが面倒な方は、「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」→「お名前」と進んで、アカウント名をニックネームに変えてしまっても問題なしです。Amazonからのメールが「(ニックネーム)様宛」に変わるぐらいです
ここで書いたメッセージと差出人の名前は、メッセージカード兼明細書として商品と一緒に封入されます。

ギフトメッセージと差出人の名前の変更が完了したら次のステップに進みましょう。
その他のオプション:受取人にメールで配達の通知を送ることもできます
受取人のメールアドレスを知っているのであれば、メッセージ欄の右にある通知オプションにアドレスを入力して、ギフトの到着を受取人に知らせることができます。

ギフトの配達が完了した時点で、入力したメールアドレス宛にAmazonからメールが届きます。このときも「メッセージの差出人の名義」が通知内で採用されます。

相手のメールアドレスを知らないならスルーでよし。
3.支払い方法を選択する
以前より簡潔でわかりやすい方法が見つかったので大幅に加筆修正しました
以前までは、支払い方法をクレジットカードかAmazonギフトカードに選んだ際に表示される、「請求先住所の選択」というメニューからニックネーム版の住所に切り替える作業を解説していました。しかしそのうち、レジ画面で紐づけた請求先住所の氏名が表示されなくなっていたり、毎回「請求先住所の選択」が出るわけじゃなかったりと、設定がしっかりできているのか不安なまま購入に踏み切るような感触がありました。
それがなんだか解説記事を書いた手前申し訳無さを感じ始めて、いまの改訂バージョンになったというわけです。
長い自分語りはともかく、事前に「既定の支払い方法」や「請求先住所」をそれ用に変更してしまっているので、いままでやっていた作業は全部スキップしてもいいようになりました。よって、解説箇所も削除してあります。
というわけで。
今回はAmazonギフトカードで支払いをおこなうことにします。

Amazonギフトカードの残高~にチェックを入れたら「このお支払い方法を使用」をクリック。
Amazonポイントを支払いに利用するときは、クレジットカードにチェックを入れたあとにAmazonポイントにもチェックを入れるとポイント利用が可能になります
「請求先住所の選択」が表示されたらニックネーム版の住所を選ぼう
もしも、「請求先住所の選択」のメニューが表示されたら、ニックネーム版の住所を選択してください。

追記で加えた画像なので名義がオリタ ケイに変わっていますが、お気になさらず
それでは最終チェックに進みましょう。
最終確認:注文確定前にギフトの配送内容をチェックしよう
改訂版を書いていたのに、肝心のスクリーンショットを取るのを忘れてました。
いままでの設定について、最終チェックをしましょう。
- 受取場所は相手のギフト用住所になっているか
- メッセージに失礼はないか、差出人の名義はニックネームになっているか
- 既定の支払い方法はニックネーム版のバージョンに切り替えたか(レジ画面では確認ができない)
- 注文個数や請求金額に間違いがないか
などを確認し、問題がなければ「注文を確定」ボタンをクリック。
注文が確定します。お疲れ様でした。

注文後、購入者にメールが届きます
ギフトの注文を確定させると、購入者にはご注文確認メールが届きます。お届け先はプライバシー保護で非表示になっていますね。

Amazonの注文履歴にアクセスすると配送状況の確認ができますが、トラッキングID(追跡番号)は購入者には提供されなくなっております。あくまで「いま出荷しました」「いま配送中です」という情報だけが表示されるだけ。
……と思っていたら、配達予定日当日にまた別のメールが。

ヤマト運輸が配送を担当したことと、お問い合わせ伝票番号が載ってますね。ヤマトの公式サイトで追跡サービスを利用してみると、やっぱり営業所が把握できました。
ギフトの購入者である私が、受取場所の配達エリアの営業所を把握できた、ということです
あと、少し隙というか”突破口”の危険性があるとすれば、配達するドライバー直通の電話番号も購入者に提供される点ですね。何が危険かはご想像におまかせします。
相手にはこんな感じでギフトが届きます

ほしい物リストからギフト設定ありの商品をAmazonギフトカード決済で購入したものが届いたようです。贈り主の欄にはくりーむパンと書かれています。贈った商品がふたつあるから2個分の名前があるんです。
Amazonギフトカードで決済しても請求先住所の氏名が本名だとここに本名が載っていたことがお分かりいただけたでしょうか
中を見てみましょう。誰かいるかな。

プリングルスの色鉛筆と、ギフトメッセージがありますね。広げてみましょう。

ギフトメッセージの差出人に入れたガリレオというニックネームが反映しています。
以上なり。
注意喚起:「発送済み」になるまでは支払い方法を変更しないで(検証済)
追記の中で一番重要な内容です。
ギフトを購入したら、配送ステータスが「発送済み」になるまで既定の支払い方法をニックネームver.のまま維持してください。もしかしたら「配達中」まで待ったほうがいいかも。

ギフトを購入したあとは、まずその商品は「注文済み」というステータスになります。そのあと、発送の準備ができたら「発送済み」になってAmazon倉庫などから商品が相手のもとへ向かいます。
Amazonの箱や紙袋に貼られる配達ラベルの情報(贈り主:○○)は、適格請求書の購入者情報が転記されます。領収者や適格請求書が作成されるのは「発送済み」のタイミングなので、「注文済み」から「発送済み」の間に既定の支払い方法を本名のものに戻してしまうと、発送済みの地点の既定の支払い方法から情報を引っ張ってきます。つまり、本名が贈り主になります。
注文後に既定の支払い方法をAからBに変えたら、注文時に使用したAではなくBの名義が贈り主になったので、発送済みを迎えるタイミングまでは既定の支払い方法を変更しないことをおすすめします。
厳密には、発送済みになるよりも少し前、カード会社が照会通知を出したタイミングやAmazonギフトカードが使用されるタイミングだと予想してますが、ゆとりを持って発送済みまで待ったほうが無難
いま別の注文で、発送済みになってからA→Bに切り替えたらAで届くのかそれでもBで届くのか、という内容を検証中です。これは分かり次第追記で整理したいと思います。
追記:この検証は結局Aで届きました。つまり上の主張を補強するような結論になりました。
その間、自分の買い物ってできないの?
既定の支払い方法をニックネーム版にしたままでも自分用の買い物はできます。届け先を自分の住所に切り替えるだけです。
ただし、ちょっと特殊な設定になっているのは間違いないので、以下の点にご留意を。
- レジでお届け先を見て、荷物のお届け先がニックネーム版の請求先住所(架空で作ったやつ)宛になってないか確認する(間違うとえらいとこに配送されます)
- 適格請求書に記載される名前もニックネームになる(経費計上や本人確認が面倒になる?)
この2点に気をつけたらあとは大きなミスはないと思います。
自分の買い物があらぬところへ配達されないよう、ミスを防ぐ目的もあって私はギフトを送る用のニックネーム版住所も自分の居住地にしているのです。
くりーむパン ○○府○○市○○町 1-1-1 マンション101号 (表札の名前)様方
こんな感じです。様方、便利。
ミスしたとき用に置いているというのもひとつですが、もうAmazonで買い物をするのはニックネーム版で統一してもいいかなとも思っているくらいです。これでしっかり届きますし。
よくある質問(FAQ)
- Q結局、名前が出るのってどこだっけ?
- A
指定した請求先住所の「氏名」と、ギフトメッセージの「差出人」です。前者はアドレス帳の管理、後者はレジ画面で変更します。話聞いてた?
- Q「ギフト設定」がない(ギフトオプションがありません)商品は送れない?
- A
カテゴリやサイズによってギフト設定にチェックが付けられない商品があります。こういった商品もギフト用の住所に送ることは可能です。しかし、ギフト設定がオフのため「送り主の名義(ニックネーム)が表示されない、メッセージを送れない、ギフト包装ができない」等の制限があります。要するに匿名配送と同じ状態で相手側に届きます。ギフト設定がつけられる商品も合わせて購入するのがベター
- Qギフト用の住所が選択できない、表示されない
- A
1.カート画面で商品の横に「○○さんのほしい物リスト」と表示されていれば、ギフト用住所の取得はできています。これを確認してください
2.受取人がリスト設定で受取住所を設定していない可能性があります(あんまりない)。
- Q「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」って出て、ギフト用住所が選択できない
- A
1.送ろうとしている商品が「マーケットプレイス出品者が発送する商品」であり、なおかつ、受取人が「配送先住所を出品者と共有する(旧:第三者の出品の商品の発送同意書)」をオフに設定している場合、このエラーメッセージが表示されます。販売元・出荷元がAmazon.co.jpになっている商品を選んでやり直してみてください(もとはAmazon.co.jpが販売する商品をリストに入れていたのに、品切れ等でマーケットプレイスの商品が一番前に上がってくる、というケースもあります。あんまりリスト作成者を責めないように)
2.リストにない商品を送ろうとしてませんか? 現在はリスト外の商品だけを送ることはできなくなっているので、それでも送りたいならリスト内の商品と一緒に購入することを提案します(※リスト外の商品を送れるかどうかはリスト作成者の設定によります)
- Q「出荷元・販売元がAmazon.co.jp」の商品ってなに?
- A
Amazonが販売してAmazon倉庫からAmazonが発送をおこなう商品のこと。非マーケットプレイス商品。Amazon.co.jpで買える商品では一番安全な商品と言える(比較的に)。「出荷元・販売元がAmazon.co.jp」の商品をリストアップしておきます。検索バーは使わず、カテゴリやベストセラーから商品を絞り込んでください
- Qリストにない商品ってギフトで送れなくなった?
- A
無条件で送るのはできなくなりました。リスト作成者が「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」の設定をオンにしていて、なおかつリスト内の商品と一緒に購入することでリスト外の商品を送ることが可能です。この新ルールについては別記事で詳しく書きました→〈Amazonほしい物リストにない商品を送る方法が変わったみたい(一緒に送る方式になりました)〉
おしまいに:
Amazonほしい物リストのギフトをニックネームで送りたいときに気をつけるポイントと送り方のおさらい。
- ニックネーム版の「請求先住所」を作成する
- 既定の支払い方法とカードに紐づいた請求先住所を変更する
- ギフトは「出荷元・販売元がAmazon.co.jpの商品」を選ぶようにする
- 「ギフト設定あり」の商品をひとつ以上カートに入れる
- ギフトメッセージの「差出人」をニックネームにする
- 発送済みになるまで、既定の支払い方法を本名のものに戻したりしない
まあ、ギフトを贈りたくなったくらいの相手ですから、意図せず本名を知られたとて、ちゃんと対応してくれるまともな人物でしょう。よく知らないけど。OH YES、気持ちが大事。
そんな感じで〈Amazonほしい物リストのギフトをニックネームで送る方法〉でした。
おしまい。
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