【メモ】ネコレクションの新しい『サッカー』を聴きました

新しいアルバムが出ました。11曲のフルアルバム。

少し前に「Twitterで軽くつぶやいてくれたらありがたい」みたいなお話を頂いたのですが、バンドマンやライブハウスのスタッフ様などいろんな方がうまいこと言う選手権を開催してるのを見ると「ああ、私のスベるなこれ」と出すに出せなくて、二週間が経ってしまった。

遅れたからその分、140文字以上でクオリティを上げないと、と焦るほどに余白と日数が増す。

2周間だから2500文字くらいか……。

無理だ、取り返しがつかない。リカバリーがほんとうに苦手だ。

とにかくレコ発のライブにてCDを購入できたので、聴きながら書きながら。

いざ。

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アルバム『サッカー』を買いました

何かとお付き合いも長くなってきた彼らですが、私自身少しライブやシングルから遠のいていたせいもあってか、アルバムを聴いて「これがネコレクションのいまのモードか」と多々驚きました。

あの手この手といままで手を付けてこなかった新しいやり口と魅せ方。

改めて、ネコレクションってこういうバンドだったのかと。

アレンジ力を上げることに注力したみたいだ。

たとえば旋回グライダーの1Bと2Bの変化とか面白いですよね(「ね」って言われても

1Bが音の伸びを意識した、隙間を残した鳴らし方なのに対し2Bでは歯切れのよいベースを始めとして、ハイハットが前に行く予感をだしてたりして。

秀逸なのが、キーボードの音数を増やして軽やかさを持たせたところですかね。

「タンタタンタララ」(1B)からの「タンタン タンタラタッタン」(2B)。

この心地よいフレーズがいいですね。

いままでもキーボードをサポートとしてフィーチャーすることがあったときは、優先順位が後ろの方にある感じで「添えもの」から抜け出せてない印象がなくなかったんですけど(五人乗りのワンボックスに一人がルーフの上にしがみつく、みたいな)、「どんな音を入れよう」「ここはキーボードを入れるから空けておこう」とかあらかじめスペースを考えながら制作をすすめていった感じがします。わかんないけど。

曲作りを料理に例えるなら、お皿のうえにケーキをデコデコに盛り飾ってつくるような無限なものじゃなくて、クッキー缶のなかに「美味しさ」を詰めていく作業だと思っています。

なので、有限なパッケージのなかで引き算も使っていかないといけないぞと。蓋閉めるのが一番むずかしいんだぞと。

曲を完成しきれない素人の考えです。

ここいらが改革的な変化を見せた今作の第一印象。

「ネコレクションどれから聴いたらいい?」って聴かれたら『サッカー』と私は答えますね。

買う買わないの前の知ってる知らない

だからこそ、いまこの新作を発表したシーズン中のプロモーション関連として、賞レースに出してる楽曲やふらっと名前を知った人がいの一番に聴ける楽曲が『ばかぽっぽ』のままでいいのか、という疑問もある。

いまのモードのネコレクションが「僕たちこういう曲を演奏してます」で紹介するのが『ばかぽっぽ』なのかと。ネコレクションがネコレクションをどう見せたいのがわからないからなんとも言えないか。

とりあえず販路を広げてほしいと思います。

以下、各曲を聴いて書きつけたメモ。 「メロが強い」とか書いてる。ふふふ(もっと形容なかったのかよ

美味しいと思ったところメモ

旋回グライダー

一番で正解なポジション。まさにワントップにふさわしい幕開け。

Bメロの面白さは先述の通り。

間奏の転調(?)はどこで戻ってるのかよくわからない。自分の未熟さが憎い。


ガンバルタン

ベースがぐいぐい引っ張ってくる。アルバムを通してベースの存在がでかいことに気づいてくるのがこのあたり。

ギターが16で弾きむしる+ドラムが2ビート(解釈は8ビートなんですけど)でドタドッタンするのも目新しいアプローチじゃなかろうか。

「生活のため」という歌詞が繰り返されますが、最初に聴いたとき「生活」が指す生活とは日常生活のことだと思っていて。

「頭を下げて」とか、起きて寝てとか。

それが曲の後半に入るにつれて、どうやらそうじゃなさそうだなと思い始めたりして。

実はこれは「目指すべき生活」を意味してるんじゃないかと。

それが売れっ子ミュージシャンなのか高層マンションでの裕福な暮らしなのかまではわからないけど。

そういうストーリが浮かんで見えるいい曲だな、と江坂ミューズで聴いたときに思っていたことをここで告白しておきます。フォッフォッフォッフォ


RAY

本作一押しがRAYです。シングルとしても出てるので特に力が入ってる。

Bメロ、スムーズな入りからのシンプルなのに強いメロ。

基本的にネコレクション楽曲はメロが強い。口ずさみたくなるのってそれだけでグッドメロディの証拠じゃないですか。

ドラムワークもおいしいですね。三点だけのコンビネーションでリスナーを楽しませる。

やはりベース。なんといってもベース。ずっと鳴ってる。一曲まるごとベースを追うだけで楽しい。最後のサビの繰り返しでチョッパーのフレージングを変えるフェイクとかニクイです。

で、間奏のベース。

レッチリオマージュ……でいいんですよね?( 『母乳』ストーン・コールド・ブッシュのベースソロ)。

確認してないので、私の勘違いかもしれませんが。かっこいいね!サビに戻ってくるまで、すきがない。

曲の構成も私が好きなサビ二段構え+サビ二段目から始まりという、マイブーム構成なのも押しの理由ですね。

「ふわふわDO IT」始まり→イントロ→A、B→サビ一段目「駄目駄目無理!ホント無理」→サビ二段目「ふわふわDO IT」がひとつのまとまりになった構成。これが大好き。

もちろんよく出来ていればの場合に限る。

ちなみにTwitterに書こうとした紹介文は「4番のプレイに注目です!」というもので、投稿していたらもれなく予選落ちでしたね。


3割かな

2018年にマナカナに言及するなんて……。うぉい金属バットうぉい。
リフのようなトラックのような、ラップでも始まるんじゃないかと思わせる伴奏にゆったりとしたリズムの歌唱。

からの、ガラッと印象変えるBメロなしの非常にすっきりとしたかたち。びっくりロングトーン。聴きように依っては「サビなし曲」とも思える不思議な曲。

間奏でドラムのフレージングからリズムの変化を暗示させておいてのフェイント芸がにんまりするところで、そのにんまりを再度回収するようなアウトロの持って行き方、ですね。ここのチョーキングだけの贅沢ギター音が最高にシブイ。


mgt 確かめるように

ティアラの終わり方も相まって、ここからが後半戦な雰囲気あり。そこまでサッカーを意識しているかわからんが。

脚韻揃い踏みの気持ちよさと、七・八文字ビシバシ合わせる巧みさ。

サビで発揮される力強い声がAメロの落ち着きと対照でメリハリ聴いててボーカル二人の役割がきちんと分けられている。ライブ観て気づいたんですが、Aメロのミュートしたリズムギター、サイドギターが弾いていた。


涙の物語

これまた「ルナルナ」な曲。Lのギターがサビでも終始カッティングなのが物足りなくて、もうちょっと遊んでほしいな。タムやフロアも音が小さい気がする。ミックスの難しさだろうか・・

我ら自問中

アルバムのちょうどいいところにすっぽり入ったアコギでフォーキーな一曲。

『深海』における『So Let’s Get Truth』のような。

「我ら」というのがいいですね。どうしても歌詞やタイトルって”ボーカルの言ってること”みたいに受け取りがちなところがあると私は感じるんですけど、「我ら」の「ら」が効いているというか。複数である、という決意表明みたいな。英語で言ったら「We are the ~」になるのかな。いいタイトル。

それじゃ愛がないじゃない

キックとスネアの「ド、タド(ド」ってフレーズに目がないので頭から気持ちいい。

メロが強い。ワンフレーズを繰り返すようなメロディの連打は彼らの十八番になりつあって、 一回聴けばすぐに歌えるわかりやすさが極まっているので一緒にCall&Responseしましょう。楽しくなるはず。

どこで聴けるんですかor買えるんですか

各所ライブハウスで販売しておるんだと思います。

–。

まとまんねー! 知らねー!

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