くせえMVばっかだなあ、て顔してる。
いまやいろんな音源・映像がYou Tubeを筆頭にネット上で聴けますからね。「ネット上にないものはこの世にないもの」くらいな感覚の人も大勢いるでしょう。
気持ちのいい音楽探すのに、もう足なんか使いませんってか。なんて退廃的な時代だ……。
そんな個人の暗い意見は置いといて、楽しい話。
MVにまつわる話題ということで、You Tube上でリンク取得の作業を繰り返していたら記事作成の8割がた終了しました。コピー&ペーストだけで記事作るのって楽ですね。そりゃまとめサイトつくりに飛びつくわけだ。
ありがとうYOUTUBE
岡崎体育の『MUSIC VIDEO』というミュージックビデオ
ややこしい。
ちなみにPVはプロモーションビデオ、MVはミュージックビデオの略です。
まずはこないだ公開された岡崎体育のMV『MUSIC VIDEO』をどうぞ。
シニカルカルチャーの文脈
”あるあるネタ批判”自体はそこまでエポックかってわけでもなくて、キュウソネコカミが『サブカル女子』や『ビビった』でやったこととベクトルは一緒と捉えている。こういう奴いるよねー、ありがちねー、という具合の挑発・からかいである。
マキシマム・ザ・ホルモンの『小さな君の手』もそんな類のものだったし、ニコニコ動画においても『 J-POPの歌詞における「何か」の探され率は異常』が2010年に話題になりました。
アニメ方面では2013年放送のCGプレスコアニメ『てさぐれ! 部活もの』において”アニメOPのありがちな構図・演出”を皮肉った『Stand Up!!!!』という楽曲もある(ありがちな転調にまで話は及ぶ)。
しかもこれをオープニングでやっちゃうという。
しかし許せないのは、カメラを縦に振ってるのに”ティルト”って言ってくれない部分ですね。パンアップ/パンダウンなんて、やたらめたらに広めないで欲しい。
では、元ネタを探す旅に向かいましょう
”あるあるネタ”である以上、明確な元ネタ(標的)があるのかどうか定かではないので、たまたまピックアップしたMVやバンドさんのファンがいたとしてもやいのやいの言わないように。
ネタにされるようなショットを撮ったそっちに問題があるんじゃないですか? やーい没個性。
では、here we GO!
カメラ目線で歩く→メンバー出てくる
メンバー構成とかは合ってないんだけど、後ろの付き方のぬるっとした感じはばっちしなので選びました。
手で隠して別のカット
案外ないので場所移動に限定せずカットチェンジ。
倍速
スロー
コマ撮り
モノクロ
淡い
ざらつきフィルム
無意味に分身
次のページから女の子の演出講座。使い物にされる女…… モノ扱いな女……
女の子演出講座HEAR WE GO!!
コメント,ご意見など (中傷発言はNO)
こんにちは!
この曲好きで元ネタ探してたので、すごく参考になって面白かったです。
わー?と砂嵐の部分はTHE YELLOW MONKEYのJAMで間違いないかと思います!
参考になれば(^^)
女の子を踊らせるのはフジファブリックよりも
フレデリックの「オドループ」って曲のほうが
岡崎体育のMVの雰囲気にかなり近いです
恐らく監督した方もこれを意識されたのだと思います
https://www.youtube.com/watch?v=PCp2iXA1uLE
きりんさん、どうも。けっこう”まんま”な撮り方でしたね。わかりやすい一点透視ですし。
『オドループ』が出た時期に重なるんだと記憶してますが、
女の子が踊る(踊らせる)演出が入ったMVに対して深い邪念を持ちだしていたのがちょうどこのころで、
『MONSTER DANCE』でその思いは爆発するんですが、そんな憎しみが回り回って『オドループ』のMVをここに挙げるのを避けてしまいました。
で、カウンターっぽく、踊るのなんか昔からあるという薄いメッセージをこめてフジファブリックを挙げた次第です。
「何かを拾って振り返る」はMr.Children「くるみ」だと思います!!
ラストシーンですよね。
該当するようなPVを探していた頃、私も「なにかを拾って振り返る」は『くるみ』のことだろうと真っ先に浮かんだんです。逆にそれ以外はないくらいに。
しかし改めてくるみのMVを確認すると、桜井さんの動きは「紙を拾って引き返す」というほうが適してる印象で、なんかしっくりこなくてリストに加えませんでした。
『くるみ』を連想される方が他にもいらっしゃるのはちょっと安心した感じもあります。
おそらくMr.Children関連は公式以外のMVはリンクもできないと思います。
ありがとうございました。