ライブハウス行ってますか? 私は全然足が向きません。というか予定が空きません。
いや、そんな私事はいまはどうでもいいんです。
近畿圏・大阪エリアの方々。
9月13日 身体は空いてますか? もう一度いいます。9月13日です。
- 9/19(土) 渋谷WWW
- 9/26(土) 福岡Queblick
- 9/27(日) 広島4.14
- 10/25(日) rise周南(山口)
どっか空いてないですか?
LILI LIMITのライブ、楽しそうですよ。
今年はなんだか音楽の裾野が広がっている気がする
「裾野」……これ、使い方あってるかしら? まあ、いいか。
さて、ライブに行きたくなるようなバンドがちらほらと出てくるもんで、私ゃ何かと楽しいわけです。
こないだ黒木渚の『君が私をダメにする』のMVを見ていたら関連動画に『at good mountain』のMVが並んでいるのを見つけました。
気になって聴いてみると、これ、いいじゃないですか!?
アンサンブルとコーラスを大事にしている面白いバンドだなあ。
久々にYou Tubeが仕事してくれましたね。
2013年からCDも出してましたが、知ったのはほんとつい最近で。過去作品も聴きたくなってネットで情報を探してみるも、廃盤だったりして手に入らず。非常にもったいないなー、と。
7月に出た『Etudes』という名のアルバムのダイジェストがYou Tubeにあるので聴いてみてください。
どうでしょうか?
PC技術・デジタル技術との親和性が高い次世代ならではの音響づくりって感じがします。
発想が若いっていうのかな。切り貼りが自然と身についてるDJ感覚っていうんですか? 言葉乗せまくってアレですけど。
ボーカルの方の発言でこないだ「『崩壊アンプリファー』を小6で聴いて」みたいなの見かけたから、あのアルバムが出た当時の話から察するに、私の3つ下くらいになるのかしら。私が高校に上がる前には『君繋ファイブエム』も発売してたはずだし。懐かしい。そして忌々しい。
at good mountain だけじゃない『Etudes』
『at good mountain』
いやにポップネスしてて、高揚感というか溢れ出る多幸感。決してプログレの域にいるという意識では活動していないと思う。ABBAっぽさはあれど。
でも音の拘りはビんビん感じます。
『at good mountain』のDメロの高揚感ったらないね。
じゃあ、大勢のストリングが盛り上げてくれるイントロをスペクトラムで見てみましょう。
1000Hzあたりからじわ~っと音が出てきて、そこから高音と低音に広がっていくんです。面白いことするなあ、まったく。波形が山のようですね、これがグッドマウンテンか。
Pangeaでのライブイベントが楽しみだ
んで、本題ですが13日心斎橋Pangeaでけっこう面白いイベントがあるんですよ。
面白いイベント、つまりワンマンではない。ワンマンでも全然構いませんけど。
本命の目当てはLILI LIMITですけど対バン相手がまたアツい面子。相手にとって不足なし。
ではさくっとMVに頼らせていただきます。You Tubeはほんと仕事するなあ、つって。
雨のパレード
残響レコード系のバンド。2013年結成。
残響のバンドカラーはけっこう共通している印象を持ってて、空間系というかドラムも合わせたアンサンブルがかっちりとしているタイトなイメージ。曲温度が冷たい。もちろん轟音もあるんですが。
代表的なバンドを挙げると、まずtèから始まって、cinema staff、ハイスイノナサ、people in the Box 、9mmも以前までいました。あとmudy on the 昨晩ですか。
スタジオで徹底的に叩き上げるのが信条の残響(というか河野さん)ですから。演奏力は高いと思います。
せっかくなので新しいものにしましょう。
『ペトリコール』も好きですが、こっちの振れ幅も気持ちいいです。
asobius
UK PROJECT。2011年結成。
名前はよく聞いてましたが、今回はじめて曲も聴きました。
オフィシャルで「洋楽らしい」みたいな紹介も珍しいですが、確かに海の向こうの雰囲気はありますね。たぶんヨーロッパですね。
漆塗りのジャズマスターかっこいい。
STEPHEN SMITH
オープニング・アクト枠。前座枠じゃないですから。
だいたい30分くらいやるだろう、みたいな見通しでSTART時刻から30分後にフロアに入ってくるのほんとヤメろよ!
フロアの床が見える切なさよ。ちゃんと、ちゃんと観てくれよ……。
すみません、情報不足で未知数です。せっかくなんで生で確認してください。
真価はやっぱりライブで問われるんじゃないか
私の気に入った部分をさらっと書きましたが、これでライブに足を運ぶ人が増えるのかどうなのか。
謎だわ。小松未歩だわ。
その時期のメンタルや財布の状態にも左右されるもんですが、ごくたまーにたった1曲を生で聴きたいがためにライブ代(3000円くらいですが)払えるよってテンションのときがあるんですよね。
the pillowsの『MY FOOT』とかチャットモンチーの『親知らず・染まるよ』とか。これ、生で聴きてえなあ、と。ばっちり自分にハマる瞬間。今回もそのパターン。
それって凄いですよね。mp3で150円とかにされちゃう一曲かと思えば単価3000円の価値にもなり得るんですから。いやあ、不思議面白い。
バンドってのは、演奏力あるいはステージングが最後のところで効いてくるんじゃないか、と思ってます。CD音源はいいのに生の演奏では「……」なバンドや歌手も多いのも事実なので(シューゲイザーアイドル「……」はここでは関係ない)。
現代の編集技術は凄まじいなあ、なんて感想にならないと思いますが、そこも楽しみにしておきましょう。
チケットを買うときは、本人に直接取り置きの申し出をしたほうが喜ぶんじゃないかな? 内情は全然知らないけどね! では、各地のライブハウスで!
おしまい。
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