【少額だって】FANBOXでアニメーターの支援を試してみました【いいじゃない】

メモ・コラム

アニメ業界、変革期なのかな? いや、わかんねえけど。

音楽業界のレーベル不要論、出版社依存からの漫画家・小説家の独立思想などはだいぶしっくりきているので、アニメ業界もワンチャンスある気がしてくる。依然、油断ならないけど、期待はしたいものですね。


注意:このエントリの情報は当時のもので、かなり古いです。留意してお読みください。


 

お金の話ばかりで節操なさげですが、またアニメーター支援の話題。またと言っても、クリエイター(アニメーター)に直接支援する時代が来る、みたいな話を書いたのは2017年の年末とかなので、実はけっこうな日数が経っていて、そのわりにコレと言っていい方策を見つけたわけでもないのが、”やる気があるのは最初だけ”の私らしいなと。

今回、いろいろと支援系サービスがあるなかで選んだのが、FANBOXです(正確なサービス名は「pixiv FANBOX」)

アニメーターの方がやっているらじお企画の支援をしてみようと。支援は自由意思が基本なので、しれっと辞めるかもしれない。ま、覚悟はしておけ。

pixivというブランド名はもはや説明の必要もないでしょうが……、元取締役の方が(虹コンの元メンバーをほぼ強制のようなかたちで旅行に同行させて添い寝とかさせたことが明るみに出たことにより『このような状況では職務を全うできない』という理由を挙げ)、急に辞任した出来事も記憶に新しいあの株式会社pixivです。

>>pixivFANBOX(ファンボックス)公式トップ

 

4月にロンチされた頃から存在はぼにゃりと知っていたのですが、システムやルールなどがだいたい理解できたこのタイミングでようやく初めてクリエイター(アニメーター/演出家)支援を行いたいと思います。

いざ触ってみるとけっこうな使いづらさがあるのですが、そこも踏まえてFANBOXはどういったものなのか、何ができるのか。クリエイター目線とファン目線を行き来しつつ紹介できればなと。結果、まとまりませんでした(泣

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FANBOXのポイント

まず、この支援サービスの注目ポイントは

  • 支援料金は月額制
  • 支援にかかる手数料は無料(受取に手数料が必要
  • 支援金は所得として扱われる
  • 利用にはpixivアカウントが必要
  • 決済方法はクレジットカード、Paypal、コンビニ振込など(Vプリカギフト)

 

入り口の情報で抑えておきたい部分はこのあたり。関連して詳細にも触れます。

※以下、支援される側を「クリエイター」、支援する側を「ファン(パトロン)で統一。

基本的なシステムの流れ

まずは準備として、クリエイター/ファンのどちらもpixivアカウントの登録が必要ですが、googleアカウント・facebookアカウント・Twitterアカウントのいずれかをすでに作っていればそれらを利用して連携ログインすることも可能です。

クリエイターはコンテンツと支援プランを用意しよう

クリエイターは、テキスト・イラスト・音楽データ・動画データなどの「コンテンツ」をマイページにアップロードし、各コンテンツごとに閲覧料金のプラン(支援プラン)を設定できます。

このイラストを見るなら500円、この動画を見るなら1000円、みたいな具合です。

アップロードしたコンテンツを無料で閲覧できるよう(全体公開という)設定することもクリエイターの自由です。お知らせや、新規支援者に向けたお試しコンテンツなどはまずは全体公開で周知を広げるのも手ではないでしょうか。無料と有料の使い分けで、いろいろとやりようはあるかと思います。使いづらいですが。

支援プランについて

作成できるプランの料金設定は100円~10000円となっていて、複数のプランが作成可能です。段階にわけてコンテンツの公開範囲を設定しよう。

プランの作成はクリエイター各人に委ねられるので、例としてこんな感じ。


すまねえ、イラストはさっぱりなんだ。

 

例えば100円プラン、500円プラン、1000円プランの3つの支援プランがあったとしましょう。

この場合、100円プランで支援をしているAさんは100円プランで公開されているコンテンツ(と全体公開)は全て閲覧が可能です。しかし、500円以上のプランは閲覧できません。100円の支援を5ヶ月間継続しても500円プランのコンテンツが閲覧できるようになるわけでもありません。

一方、1000円プランで支援しているBさんは全ての公開コンテンツが閲覧できます。100円プランを閲覧するために追加で100円が必要ということはありません。1000円のみです。

月が変わると、支援を継続してもらえたファンの方々に自動引き落としが発生し、FANBOX内のクリエイターページに支援金がプールされます。

支援プランを作ったら口座の登録も忘れずに

支援金を受け取るには銀行口座が必要です。

たいていの銀行は対応しているので問題はないと思います。飛ばします。

これでクリエイター側の準備は終了です。良質なコンテンツをガンガン生み出して良質なファンとの関係を築くことに努力しましょう。余計なお世話だバカヤロウ。

ファンは支援したいクリエイターのページを探そう

一方、ファンは支援したいクリエイターのページに行き、閲覧したいコンテンツに設定された支援プランの額を支払うことで、入金したその月の間に限り”設定された支援プランの範囲内でコンテンツを自由に閲覧できるようになります。

現在、支援金引き落としの通知のタイミングは月の初日に来るので、月をまたいだ時点で支援金の支払い義務が発生すると考えてください。

クリエイターが設定できるプラン料金が最高10000円なので、一個人がそのクリエイターに支援できる額も、ひと月10000円が限度です。

月額制の支援

「月額制の支援」が目玉とも言えるこのサービスは、いわば「クリエイターへの継続的な支援」が基本的な理念になっていて、私の求めているワンショット評価的な「投げ銭」の感覚とは少しズレを感じており悩ましいところではありますが、ひとまず個人の感情は横においておきましょう。

では、ここからは実際に私が支援したクリエイター・アニメーターのページを参照します。

ぽんてらじおの支援を始めた

支援先は、いまアニメファンの間でひっそりと話題沸騰中[要出典]ぽんてらじおです。
youtubeライブで不定期ながら(←土曜か日曜)放送してますので、アニメが好きな人、見聞広めたい人は耳ヲ貸スベキ!

>>「ぽんてらじお」のFANBOXページ

 

息巻いといてマジもんの少額ですけど、やることに意義があるんだと心を強く持って甘んじております。

「ぽんてらじお」を企画運営しているぽんてさんのFANBOXページ。
全体公開や100円支援で閲覧できるものなど、すでにいくつかコンテンツがありますね。

実際に、支援するまでの流れを見ていきましょう。

支援の方法

上の画像)右下の「支援プラン」か右中央の「支援する」ボタンを進むと、プラン選択画面に進めます。

支援のプランと支払い方法が選択できます。私はクレジットカード持ちなので(ドヤ)、クレジットの番号などを入力し、下の「支援する」ボタンを押します。ここが最後の確認画面です。※このページの「支援する」をボタンを押すと支援が確定します。

 

支援中になりプランのカラーが変わりました。これで私は晴れてぽんてさんの支援者(ファン)になりました。

支援プランは随時変更も可能で、増額の場合は差額が引き落とし対象になります。減額でプランを変更した場合は、月末までは変更前のプラン、次月から変更後のプランが適応されます、月途中に差額の返金はありません。

決済開始のその日から閲覧が可能

決済反映後(支援後すぐ)、コンテンツの閲覧が可能になります。

請求月の切り替えは月末で、月額の日割りなどはないので、支援の開始日が初旬であろうと月末であろうと、その月の料金は同額が請求されます。

また支援プランは自動更新なので、月が変わると翌月分の支援金の支払い義務が確定し、1日から5日以内に引き落としが発生します。

支援を開始したあと放っておくと、閲覧していなくても毎月お金が財布から消えていきます。考えようによっちゃMOTTAINAIです。加えて、支援先クリエイターが新しい投稿をするしないに関わらず料金は請求されるそうなので、無駄を感じたら支援を断ち切る覚悟が必要になるかもしれません。クリエイターに無駄なプレッシャーをかけていくスタイル

支援金受取の計算法

重要な部分。

支援にかかるファンの手数料はありません。

が、ファンが支援をしたお金はFANBOX運営側に一度プールされ、クリエイター側の受取時に一定の手数料が運営より差し引かれます。

クリエイターが受取申請を運営に出す際に、支援金の残高から決済手数料5%が差し引かれます。公式のヘルプによると、2019年以降からはさらにサービス利用料5%が追加、となってます。

支援金が20万まで溜まった場合の受け取り申請は、こうなります。

 

2018年以内の申請の場合【決済手数料5%】

  • 200000円×95%=190000円(運営に10000円)

2019年以降の申請の場合【決済手数料5%+サービス利用料5%

  • 200000円×90%=180000円(運営に20000円)

 

……の結果、クリエイターに支援金が届きます。

ヒジョーに捻くれて野暮な考え方ですけど、おのおののファンが選択した支援プランの料金のうち5%(2019年からは10%)が運営に流れていくのと考え方は同じですね。つまり、クリエイターへの継続的な支援は、すなわちpixiv運営への継続的な上納金のようなもので……おや、誰かきたようです

 

人様のビジネスにイチャモンつけて支援に踏み切りにくくくなるようなこと言うもんじゃないぜ。

支援に利用できる決済方法

2018/10/12の現時点では、クレジットカードとpaypal(2018年10月から銀行振替が可能になりました!)が利用できます。クレジットカード持っていない人向けに、運営は「Vプリカギフト」を推奨していましたが、18歳以上なのであれば、paypal登録したほうが将来的にもメリット多いです。

公式は現在、決済方法を拡充する方向で動いています。いいですね。

 

>>オンライン決済サービス「paypal」

編注:個人事業主・フリーランスはもれなく全員作りなさい。

といっても、諸問題も……

クレジットカードの所持、paypalの利用は18歳未満は不可なのです。ははは。

なので高校生なんかにはちょっとハードルが上がりますね。親に協力してもらう手もありますが。勝手にカードを拝借とかは絶対に駄目だぞ。

廃課金が問題にもなっている昨今、パトロンは成人向けの文化だってスタンスなら、それはそれで好感が持てます。実際はどうなのか知らない。そもそもクレジットカード持ってる人もpaypalアカウント作ってる人もまだまだ成人済みの人たちでも少数派でしょうし。私はどっちも持ってますけど(ドヤ

なので、現状支払手段がないって人は、いまからクレカ作るか、paypalアカウント作るか、コンビニで「Vプリカギフト」なるものを購入したりする必要があって、単純に手間ですよね。paypalはネット環境があれば比較的すぐに作れますが、キャリア決済とか早く対応してもらえないかな。

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