アニメグッズなり原作本を購入するときにふと考えるのは、従来の
では残るお金が少ないので、
といった感じで中継ポイントを省略した構図を作ればよいのではないかと。もう1,2本くらい別にルートがあってもいいんじゃないかって感じ。
コミケとか同人活動がもろにそういう構図ですよね。「C to C」って言うんですか? あまりよく知らないけど。
聞くところに拠ると、好きな作品のディスクやグッズを買ったぶんのお金が、参加アニメーターに還元されるのはどうやら期待薄なようで。そういう仕組みではないようで。
コミケとかに行かない、視聴がメインの人間でも、どうにかして少しぐらいアニメーターに直接的なナニカを渡せないものかと……。できれば目減り少なめで。
これは例えるなら、ソニーミュージックエンタテインメント所属のバンドマンには潤ってほしいけど、別にSMEで働いているサラリーマンの人達やライブハウスで働いている人達の生活にはこれっぽっちの感情も無い、といった性質にすごく近い話で、「仲介業者憎しの気持ち」と「インフラ整備の軽視を助長しちゃう危惧」の間で揺れていて、葛藤も多分にあるのですが。
”つながり”とは一線を画した、バンギャ姐さんが直接差し入れを渡す、ああいう風景にスモールコミュニティの良さも感じるわけです。
そんな思いから、アニメーター(クリエイター)に直接お金を払う時代が来る! みたいな話を2017年に書いたものの、そこから特に行動に移さずけっこうな日数が経ってたりもしちゃって。
毎度のごとく、”やる気があるのは最初だけ”の私らしい消極性を発揮し、その後は放置。
そうこうしているうちに、新たな支援サービス(支援を仲介することによるマージンビジネス)がローンチしていました。
その名もFANBOX。
『PSYCHO-PASS』の監督もされた塩谷 直義氏など、アニメ関係者の方面にもぽつぽつと始めてる方がいらっしゃるなか、楽しいらじお企画を持っている方の支援を始めてみようと思います。
支援は自由意思が基本なので、しれっと辞めるかもしれない。辞めないかもしれない。ま、ちょっと覚悟はしておけ。
pixivFANBOX、こんなサービス
pixivFANBOXは、いま流行りのサブスク(サブスクリプションサービスの総称)のシステムを採用していて、支援金が月額引き落とされるかたちになっています。
サービスへの支払いを継続させることで顧客生涯価値を大きくさせていくのが、サブスク系のサービスの戦い方です。
youtubeのスパチャ(スーパーチャット)のような、最大風速でドカンと1000万叩き出す短期決戦型の”投げ銭”サービスとはタイプが違います。
もう少し詳しいサービス内容や手数料などはこちらのページに移動させましたので、そちらを参考にしてください。
ぽんてらじおの支援を始めました
さてみなさん、ようやく本題です。
支援先は、いまアニメファンの間でひっそりと話題沸騰中[要出典]の「ぽんてらじお」です。不定期ながらyoutubeライブでアニメらじおを放送してますので、アニメが好きな人、見聞広めたい人は耳ヲ貸スベキ!
さて。
これは「ぽんてらじお」を企画/運営しているぽんてさんのFANBOXページ。
全体公開(支援なしでも閲覧可能なプラン)・100円支援プランで閲覧できるコンテンツが、すでにいくつかありますね。らじお収録後記やアニメーター目線の演出話など、気になる内容です。
実際に、支援するまでの流れを見ていきましょう。
支援の方法
クリエイターページ右下の「支援プラン」か右中央の「支援する」ボタンを進むと、プラン選択画面に進みます。
ここで支援プランと支払い方法の選択ができます。私はクレジットカード持ちなので(ドヤ)、クレジットの番号などを入力し、下の「支援する」ボタンを押しました。ちなみにここがラストの確認画面です(※このページの「支援する」をボタンを押すと支援と引き落としが確定します)。
完了のポップアップが登場し、支援中を示すようにボタンのカラーが変わりました。これで晴れてぽんてさんの支援者になれたようです。
支援プランは変更可
支援プラン(支援金)は随時変更も可能で、増額の場合は差額が引き落とし対象になります。減額の場合は月末までは変更前のプランで、次月から変更後のプランとなります。※月途中のプラン変更に伴う差額の返金はありません。
決済開始のその日から閲覧が可能
決済反映後(支援後すぐ)、コンテンツの閲覧が可能になります。
支援金の支払いをクレジットカードにしていると、月が変わるタイミングで自動更新となり支払い義務が発生し、1日から5日以内で引き落としが行われます。よって、支援をやめたい場合は翌月に入るまでに「支援の停止」を行うようにすべきですね。
日割り請求などはないので、支援の開始日が初旬であろうと月末であろうと、その月の料金は設定額がそのまま請求されます。
ちょっともったいないですよね。
一ヶ月と30日間を勘違いしないよう、ここは少し注意が要ります。
軽い支援は気楽に始められるとよい
まだサービスが開始して一年に満たないので(軽い言い訳)、これからいろいろと利便性やほかサービスとの連携など使いやすくなってくれる面が増えると、そう願ってます。調べがいと支援モチベーションに直結する部分なので。クリエイターが探しにくいとか、コンテンツのバックナンバーが見つけにくいとか、人が離れていく要因筆頭ですからね。頑張ってほしいところです。
といったお話でした。
個人として、とりあえずのところはアニメーターを真ん中に据えつつ、クリエイター支援サービスを知っていきたいと思います。色々と悩み事も抱えながらなのですが。
余計なお世話でしょうが、一人二人巻き込んで、投げ銭文化やパトロン文化が伝播していけば気持ちも少しは晴れるかなとか夢想してます。
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