FANBOXの始め方から支払方法とか手数料とかの話

FANBOXFANBOX

pixiv運営の月額制ファンコミュニティサービス「pixivFANBOX(ピクシブファンボックス)」は、2019年の4月で一周年となりました。と言ってる間にもうすぐ二周年。

登録ユーザーが着実に増加し、サービス規模の成長率も2500%だったみたいです。


FANBOX公式投稿より

ロンチ直後は、出来たてサービスらしい不便さにイライラして「こんな投稿ツールでちゃんとファンコミュニティサービスとして地位を確立していくのか?」と不安もあったのですが、

一年と何ヶ月を経て、割りかし進化してました。

そこで反省も含めて、

  • 立ち上げ当初に触ったけど希望が見えず放置した人
  • ひょっとしたら美味しい土壌なんじゃないのと期待高めに新規で始めようって人
  • 好きなクリエイターを支援したいけど方法がいまいち理解できてない人

そんな人達へ、「FANBOXとは一体なんぞや? どのラインから稼げるのだ?」といったところを改めて調べ直したので、参考がてらのメモ代わりに書いていきます。ではでは、始めます。

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pixivFANBOXを始める前の基礎知識

FANBOXの特徴としては、以下の要素が挙げられます。

  • サービス利用者は全員、pixivアカウントが必要(連携ログイン可)
  • プランと支援金額はクリエイターが設定し、月額制である
  • 支援者は手数料が基本不要
  • 支払い方法はクレジットカード、Paypal、コンビニ決済、Vプリカ、kyashなど
  • サービス利用料は10%、クリエイター側が負担

ものすごく簡素化すると、

  1. クリエイターが欲しい金額を提示して
  2. ファンがその金額を支援すると
  3. FANBOXが10%をサービス利用料として徴収いたします

こういった構図です。

私もオトナなので、大きなサービスが維持費もかからずに続けられるなんて思ってません。お金は見えない色んなところで必要なんです。最近、手間賃を軽視する人ちょっと多すぎませんかね。
これから支援を始めようって方々はそんな人じゃないと思ってますが。

FANBOXは支援の窓口である

「応援/支援のお礼として、文章やイラストなどのコンテンツを投稿し、ファンとの良い関係を作っていく場所づくり」というのが公式の理念です。

支援される側を「クリエイター」、支援する側を「ファン」としています(公式)

つまりFANBOXは、直接的に商品の売買や創作の依頼などを行う場所ではなく、あくまでも「クリエイターへの支援の窓口として機能させることを目的としています。クリエイターは決まったペースで作品を投稿し続けないといけないといった義務(投稿の更新の義務)などはありません。

いわゆる推し活系、パトロン系の意味合いが強いサービスですね。

しかし、あまりに不定期の更新だとファンの支援離れを誘発する可能性はあるでしょう。

ファンの土壌を拡げたらそのまま物販の販路も構築できます

ファンが増えて、「グッズの販売も始めてみたい」とモチベーションが上がったときには、pixivが運営するBOOTHを利用すればいいでしょう。グッズの作成から販売/発送までお手軽に取り組めるpixivFACTORYもあるので、販路としても活動の手助けになると思います。

ものづくりがもっと楽しくなるアイテム制作サービス - ピクシブファクトリー - pixivFACTORY
pixivFACTORY(ピクシブファクトリー)とは、pixivと連携した、ものづくりがもっと楽しくなるグッズ制作サービスです。入稿に関する知識がなくても、画像をアップロードするだけで、簡単に高品質なグッズをつくることができます。

公式webサイト兼ECサイトとして活用していく

要するに、自分のネットスペースが極端に少ない人たち──創作発表の場はTwitterだけ、YOUTUBEチャンネルだけ──といったアニメーター、イラストレーター、3Dモデラー、Vtuberなど様々なクリエイターの方々が、初期費用ゼロ自分のホームページ(誤用)代わりに利用するのに向いているわけですな。しかも、物販販売などECサイト的な機能もかんたんに拡充できる。

クリエイター自身のブランド力で稼げるお金が10%の手数料を上回るなら、FANBOXをわざわざ始める必要性はないとも言えます。卒業(FANBOXからの独立)のタイミングもここいらでしょう。独自ドメインを取得して個人でサイトを持つとしても、かかって月額2000円くらいです。FANBOXを経由させてむざむざ10%のマージンをとられるのは利益の取りこぼしです。

それでは、自分がサービスを利用スべきかどうか掴めたところでシステムの説明に参りましょう。

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月額制の支援形式

FANBOXは月額制です。もはや基本になりつつあるサブスクリプションサービスです。「月額制」の支援が意味するところは「クリエイターへの継続的な支援

運営するうえで大切なことはリピーターを減らさないこと。支払いの継続により顧客生涯価値を増やしていくのがサブスクで稼ぎを増やすコツ、というか基本です。

と言ったものの、1ヶ月で支援を停止する/されることも日常茶飯事、実際に単発支援が多く発生しています。ここはクリエイターの技量の見せ所でしょう。

更新は月初め

月をまたぐと支援の継続となり、毎月1日〜5日のどこかで請求のメールがきます。

そのときのメールがこちら。

支援を停止するときは多くの方が月末を選ぶでしょうし、月の終わりは戦々恐々ですね。ははは。

支援のプランはクリエイターが作成する

支援プランはクリエイターが設定します。

支援金の設定は、100円から10000円までの間で幅広く設定が可能です。用途に合わせて複数のプランを用意しておくのが良いでしょう。

  • おためしプラン/100円
  • 軽く応援プラン/500円
  • 熱く応援プラン/2000円
  • ハーゲンダッツ毎晩食うぜプラン/9999円

1000円以上のプラン1本のみで固め打ちにしたり、上みたいに3つ程度の段階をもうけたり、色々と活動方針に合わせてアレンジしてくだされ。バックナンバーは少し高いプランにすれば継続と新規の公正性が保たれるとか、コンビニ決済しか支払いができない人向け※後述に100円値下げしたプランを用意すると好感触とか。

投稿をプランごとに振り分ける

あとは、各投稿のタイミングで作成したプランのいずれかに振り分けるだけです。プランというよりはコースのほうがイメージがつかみやすいかもしれないですね。

  • 「この投稿はラフ画だから100円プランの人にも閲覧できるようにしよう」
  • 「こっちは内容も濃いものが出来たし、BOOTHのシークレットパスも入ってるから2000円以上の支援者限定公開にしよう」

と、こんな感じです。

fanbox 支援プラン

「全体公開」は支援なしでも閲覧可能な、誰でもどうぞって感じ。告知やご新規向けの投稿。

fanbox 支援プラン

支援者限定は、閲覧できるプランを選択します。

もう少し踏み込んだプランの解説は、>>クリエイターページの準備、プラン作成編で。

支援者は(基本的に)手数料が無料

一方、ファンの皆さん。

  1. pixiv ID(pixivのアカウント)
  2. 支援金
  3. ネット環境

基本的には、これだけあれば支援を始めることが出来ます。

しかし、18歳未満の方々は、クレジットカードやPaypalはそもそも利用不可ですし、コンビニ決済などを選択することになります。

そして、支援をコンビニ決済で行う場合、クリエイター1人の支援につき100円の手数料が発生します。5人のクリエイターを支援すれば、それだけで余計に500円の出費です。毎月決済を行うと、毎月100円の手数料が必要になります。端的に、負担大です。

まとめて3ヶ月ぶん、6ヶ月ぶんの先払い支援も可能ですが、5人のクリエイターへ6ヶ月ぶんの先送りって現実的に考えると厳しいと思います。

多くのクリエイターへの支援を考えている場合は、コンビニ決済は避けたほうが賢明

100円の値下げで消える心理的ハードル

だから、300円と200円、1000円と900円、といった具合に100円引きのプランが横にあるだけで、コンビニ決済しか選択できない支援者の不満がなくなり、支援を始めるふんぎりが付きやすいというか気持ちの障壁がぐんと下がるんではないかと。

300円の横に200円のプランがあって、「どっちでもいいですよ」と書いてあれば200円を選択するでしょう。ほんとは200円を選んでくれるだけで十分ありがたいんですけどね。継続させるのが大事なんです。

fanbox 支援プラン

 

そんな感じで支援者の方々がだんだんと集まれば、支援金がクリエイターのウォレットにプールされていきます。

サービス利用料はクリエイター側が負担する

クリエイターもファンも無料で始められるFANBOXのサービス料とはつまり、ファンから受け取った支援金の分配金のことですが、このうちの10%がFANBOX事務局に移ります。

FANBOX手数料
FANBOXのFAQより

受取申請をした総額から10%がサービス利用料として差し引かれます。

ファンが支払う支援金の10%は回りまわってFANBOX運営チームに移動している、という見方も…………可です。

「クリエイターへの継続的な支援は、裏を返せばFANBOXへの継続的な支払い見えない手数料)も意味するのですが、私もオトナなので(少額しか払えないが)その辺に突っ込んだりはしません。何事もお金は必要だ。多くを気にするのは良くない。

まず目指すのは20人のライン?

仮に、20名の支援者が1000円のプランを選択するとしたら、その月は2万円の支援金がクリエイターの元に集まります。20名というのは固定層としての20名です。

支援金を受け取る際に手数料10%がクリエイター側に発生しますので(2019年1月からの新ルール)20,000円の10%=2,000円がサービス利用料、加えて200円の出金手数料も負担。

最終的なクリエイターの手取りは「1万7800円」です。フリーランス的には有給1日半といったところでしょうか。これだけでも十分助けになりますね。さらにはグッズの展開も軌道に乗れば、揺れがちな精神も安定して万々歳。頑張ってください(投げやり)

受取先をPaypalにすると、出金手数料を無料にできます

企業が後ろにいるようなクリエイターなど、上の方を見すぎると、動く金の巨大さにただただ悲しくなるだけなので、つましい幸せを噛み締めましょう。

友だち招待キャンペーンもやってます

「友だちをクリエイターに招待しようキャンペーン」。ファン的に解釈すれば「クリエイターになってほしいあの人を招待しようキャンペーン」でしょうか。

FANBOXを始めてほしい推しクリエイターさんがいたらこの記事を(というか、このキャンペーンの存在を)遠回しに紹介してください。

20人を集められたら5000円のボーナスという特典なのですが、正直なところを言えば、「全然支援されなかったら悲しいし、始めました報告をしたら支援してくれる人を20人確保してから始めよう…」とか思ってたら何ヶ月経っても始められない可能性大ですし、1000円支援していただける5名の方に1日でも早く支援者になってもらうことを考えたほうがはるかにいいと思います。

じゃあ、なぜ紹介したのかと言うと、「あのクリエイター、私が招待したんだよ(厳密には違うがやりたいだけです。

FANBOXで安定した生活への変化も夢じゃない

はい。主な特徴はこんな感じでしょうか。

書き忘れていましたが、FANBOXは未成年でも始められるサービスです。クリエイターになりたい人もファンとして支えたい人も参加OK。支払いの面で少しばかりややこしい手順を踏むことになりますが、そこは応援したい熱で乗り越えてください。

以下は補足記事&関連記事。

ログインやクリエイター登録の準備はこちら↓↓

FANBOXのクリエイターページの作り方。絶対にやっておいてほしいこと
クリエイター登録からページの作り方、Twitter連携やプランの説明などせっかく始めるならやっておいてほしいことを書きました

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次ページからは、支払い方法などについて。

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