FANBOXのプランを上げてもらう方法を考える

FANBOXを何の気無しに始めたら、100円に設定したプランに思いのほか支援者が集まり、こんなことになるならプランを300円にしてけば良かったなと贅沢な悩みを抱える諸兄たち。

半分は結果論ですから、最初から300円だったらいまほど支援者も集まっていない可能性も無きにしもあらずといったところですが、うるせえ御託はともかく、100円プランの支援者をひとつ上のプランに導きたい。あるいは上のプランを新しく作りたい。有り体に言えば、売上を伸ばしたい。

どういった工夫をすれば、そんな夢のような展開を迎えられるでしょうか。案を考えてみます。

全部草案です。試して大失敗になっても責任は取れません。失敗したことだけ教えて下さい。

まだプランを作ってないクリエイターに助言をするなら、100円プランをスタンダード(基準のプラン)にするのだけはやめておいたほうがいい(詠み人知らず)
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1.プランの値上げ&現在のプランの削除を告知する

支援プランがひとつしかないクリエイターはそのまま値上げを告知します。支援するかしないかの選択だけなので、継続して支援してくれる支援者が残ります。

告知の方法(言い訳)も思いついたりはしますが、それまでもここに書くと「あのブログをみてこんなこと言ってんな」的な展開も無しじゃないわけで、そこは触れない方針で行きます。そんなアクセスないけど。

変化はトレードオフ

このあとも共通する前提として、なにか変化を起こすとそれをきっかけに支援を降りる人は高い確率で出ると思います。なんならやめるきっかけを待っていた人がいたっておかしくはありません。支援者が減ってしまうのは寂しく、大変な不安ですが、去る者は追わずの精神でいきましょう。

さて、仮に100円を200円にアップしたときに、去っていく支援者が何人いるとマズイ施策と言えるでしょう。支援金だけで判断すれば、半分以上が継続してくれたらプラスになります。10人のうち5人が減ったりするでしょうか? 20人いた支援者からの停止が9人以内に留まれば、戦略としての判断は間違ってないということになります。

同様に、3倍の値上げは3分の1まで支援者が残っていればOKと言えます。

支援者が増えても”気を配るコスト”が増えていく

プランが少額だったり一律だったりすると、お金を出してるんだからあーだこーだ言ってもいいよね星人が現れます。コミュニケーションサービスですし間違っていないのですが、節度もあります。負担になるのは困ります。

値上げをして仮に半分以上が支援をやめてしまうなら、それまでだったと割り切る。機嫌をうかがって書いていたわけじゃないでしょうが、支援者の数が減ってかえって方向性がしぼれてお得だとも考えられます。これでもついてきてる””良き味方”なんだと思って喜びましょう。

良き味方といえば、そこには信頼関係があります。

新しいプランを上に作っていくのはいいとして、何度もプランの引っ越しを強要するような値上げは心象がよくありません。自分が選んだプランだ、自分がしたくてしている支援だと認識してもらうことが重要です。

おもてなしのバランスが必要です(雑なまとめ)。

2.値上げした分のプレゼントを用意する

これは新しいプランを作って、そこに移動をうながすパターンです。

たとえば、200円から500円に移動してほしいと思っても、現状の200円のプランと同じ内容だったら、やはりただの値上げにしか思えず、抵抗感が生まれがちです。

そこで、「いつもより300円多く払うけど、300円の価値のあるものを受け取れる」といった確約があると、払った支援金の値上げはマイナスにはなりません。

500円でも1000円でも大枠は同じです。

プレゼントにコストを掛けすぎない

クリエイター側が用意する「プレゼント」は、値上げぶんよりもコスト(時間、経費、労力)をかけないで実現できるものにすることが必須です。

100人の支援者が300円値上げしたプランに移行した場合でも、

  • 100人分の用意ができる
  • 合計で30000円のコストがかからない

この範囲でおこなえるものに限ります。コストがとんとんぐらいなら構いませんが、大幅に上限を越えたらそれは別の仕事を増やしてるだけです。やめておきましょう。

希望者にだけお返しをする

できることなら価格差別の考え方を採用して、「希望する権利」を与えるようにします。

「プランを移行した支援者のなかで希望する方にだけプレゼントをお返しする」と告知しておくと、300円の値上げには対応してくれるけど、こっちに仕事は振ってこない”ありがたい支援者”も現れてきます。それでいいのか、という感じもしますが。信頼関係はいずこへ。

ネットプリントでコストを浮かす

一つの案として、ネットプリントというものがあります。最近知りました。

コンビニのコピー機を使ってイラストを印刷できます。一枚200円~300円あたりが相場です。

>>コンテンツギャラリー、三嶋くろね vol.1

>>ネットプリントの仕様・注意制限事項

イラストをプレゼントする場合、こっちでプリントアウトして郵送して……とやっていると時間もコストも膨らんでいきます。ファンにダウンロード用のパスワードを送って、各自コンビニでプリントしてもらえばコストも時間もがっつり減らせます。

この方法だと送料もプリント代もクリエイターが負担しなくて済みますし、ファンにとっても自分の住所や名前を提供しなくて済むので安心です。

しかし、プレゼントがもらえるまでのアクションが多すぎたりめんどくさいと判断されたら、プランを上げてくれなくなるので、ネットプリントの説明は丁寧にわかりやすくおこなわないといけないです。

ダウンロード用のパスワードは「おたより機能」を使えば個別にコンタクトが取れます。ここから遅ればフォロワー(全体公開だけ見られる潜在的なファン)や、下位プランの支援者との差別化が図れます。上位支援者にだけ特別なプレゼントが用意されている、と周知するのも大切。

3.BOOTHでシークレット販売をする

シークレット販売の会場に入るには、クリエイターだけが知っているパスワードを共有してもらう必要があります。これもさきほどのダウンロード用の受け渡しとほとんど同じです。ネットプリントから商品に価格が上がったくらいの違いです。

「販売予定の商品をシークレット販売で先行販売します、その会場のパスを上位のプランで支援してくれた方にはおたよりでお知らせします」といった具合です。

4.上位プラン継続でプレゼントの対象にする

これは株取引でいうところの優待制度のパクリです。

何ヶ月か継続して支援してくれたら○○、4月から7月まで支援してくれたら夏をテーマにした特製のイラスト、みたいな感じです。

継続した月に合わせて段階的なグレードアップをおこなうか、企画ものへの参加表明は特製プランへの単月の支援とするという手もあります。

(直筆イラストのプレゼントに参加希望の方は、来月つくる特製プランに一日だけ支援を切り替えてください、といった告知をする)

これで特製プランに入ってくれる超優良支援者のデータもとれますし、ファンも「いつもは200円の支援プランで完成版イラストしか見てなかったけど、800円だとメイキングとかテクニカルとか(差分とか?)いろいろ充実してるんだなあ。これだけ楽しめるなら来月も800円で継続してもいいかなあ」なんて展開も4%くらいは期待できそうです。

支援総額を底上げする方向ですね、これは。

5.プランは上げないが手取りを増やす

いよいよ主旨が変わってきました。

前もって「少なからず」と断っておきますが、10%の手数料を気にしている支援者がいます。額が上がれば上がるほど、私が払った支援金はpixivに流れていく。限界費用もそう高くないってのに。尻込みしているフォロワー気質の方々のなかに多いかもしれません。

自分が出したお金の90%しかクリエイターに渡らないのはどうなのか、という支援者の気持ちを汲んで、なるべくお金を目減りさせない受け取り方法を構築する。そしてそれをファンに利用してもらう。万事解決。

これはAmazon欲しい物リストを掲載する、kyashのQRコードを乗せる、kyashに限らず個人感想金のできるサービスを利用して、右から左に、ファンからクリエイターに支援を届ける。そんな方法。『無職転生』の気に入ったカットを指して「ここのアニメーターにお金振り子みたい」といった話は実現したんでしょうか? まあ気にするだけ野暮ですね。

クリエイターがこの先生きのこるには

ほかにもなにか思いついたら書き足していくかもしれない。予定は未定。思いつくよりも、各項目をもう少し丁寧に書いたほうが先決でしょうか。

せっかくFANBOXを始めたんだから、FANBOXだけで売上を出そうとせずに多角的に売り場になる場所を探しましょう。

大事なのは全部にコストを掛けすぎないことです。回収できると思うところでは思いっきり張りましょう。だから私は、こんな誰が読むのか、誰が得するのかも測れないものには半分の力しか出しません。責任もとりません。THE・書き逃げです。

おしまい。

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