なんでもないdays2日目。72時間の更新ペースを守るまで残り2時間しかない。計画性なし。
2022年夏クールで観たアニメの感想メモでお茶を濁そう。場をつなごう。
更新するためには、SEOのことなんて考えていられません。
(記事としてまとまりを得たら別の記事にすると思います。追記を読む人はめったにいないらしいですし)
夏クールで観たアニメのメモ
10本くらいは観たと思います。
『邪神ちゃんドロップキックX』
3期まで続くほどシリーズ化した作品の第1話というのは、もはや新規の視聴者へのためのキャラクター紹介なんかはいらないんですよ。第1話にして「2期の続き」という自然な始め方ができる。「絵柄(作画)がバラバラじゃない」というギャグがありましたが、実際は(3期からカウントすると)初登場シーンなのに、視聴者は2期までで元のデザインを知っているという下地が出来上がっているからこそ変化の面白みも機能する。ぺこらが出てきたところでつい笑い声が出てしまった。安定した面白さがある作品です。
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『組長娘と世話係』
悪い人が未来ある女の子を正しい道に導く話ですよね、たぶん。『レオン』とか『ハンナ』みたいにそっちの道に育てていく話ではない。和多田美咲が岩下志麻みたいになっても面白いっちゃ面白いですけど。
ヤクザ美化なのか礼賛なのかエンタメヤクザなのか、まだ掴みきれてません。ヤクザというのは、世間のイメージ的には「悪い人」で通っていると思うんです。おっかない人、付き合いたくない人(というか付き合っちゃだめなんですけど)。
そういったキャラクターをメインの物語に絡む人物として配置するときに、どれくらい悪行をはたらくのが視聴者の許容ラインになるのか問題があります。しかし、組に所属はしているけど「ふつーにいい人」をずっとやっているとヤクザ組という環境を配置した強度がなくなってくる。
ヤクザという業を背負う少女がいて、その業の重さのためにヤクザにはひどいことをさせないといけないけど、あまりにひどいことをさせると世話役は視聴者判定の世話役の資格は失われるし、少女のほうもそういったシノギが回り回って彼女の衣食住の確保につながっているので、他人事ではない。
で、悪い人を表わすためにヤクザをボコボコにする描写があったりすると、こんな人間に世話役は無理だっていう意見が当然出ると思うんですよね。こいつは幸せになってはいけない、みたいな。ちょうど『SPY*FAMILY』でそんなディスが出てたらしいんですが。
ただ金持ちが身内に甘く育てられた(育てた)、という話では面白くないので、少女にはなかなか厳しいバックボーンであるということや(もしかしたら『みにくいあひるの子』的な要素があるのかもしれない)、普段は悪いことをしてるけどまっとうな人間にもなれるんだという希望として少女を救う行為をするといった展開になったりするんだろうなあと思ってます。
視聴者は少女の幸せを願う方向に気持ちをシンクロさせていくような舵取りにはなると思うので、その動きに対してどういった動力が働くのか、観察していきたい。
絵的な見どころとしては、後ろ髪を櫛でとくカットの陰の処理です。
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『メイドインアビス 烈日の黄金郷』
いま観た10本ほどのなかだとTOP3に挙げてもいいかな、というくらい”お上手”な作りでした。そのまま1期の続きではなくて、1期のあとの内容である劇場版があって、その続き……と同じ場所の”過去編”が並行して展開されるのか……といった感じの期待感まで膨らませた第1話。すごい良かったです。
マッチカットによるパートの繋ぎがお手本級で、「マッチカットってなんですか?」って質問にはこの1本を魅せると理解が早いのではないかと。
ヴエコという少女の声がすごくマッチしていて、CVは寺崎裕香なのですが、ものの見事にこれまでの視聴歴と被ってなくて新たな発見。あと音響がめちゃくちゃいいです。ルミナスよりもいいかもしれない。どうしてかわからないですけど。ケビン・ペンキンの劇伴にも耳を傾けてウォッチしましょう。
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タイムオーバーです
そんな感じで〈2022年の夏クールアニメをぽつぽつ観始めています〉というお話でした。
おしまい。ちゃんと考えて時間をかけたほうがいい記事ができあがりそうだなあ。
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