平均直帰率が『0~10%』だったら二重トラッキングを疑え

直帰率 平均ブログ雑記

いかなるブロガーであってもかんたんに無視できない指標が「直帰率」です。特化型ブログやトレンドブログでもなんでも、運営&分析しているなら気にならない方はいないんじゃないでしょうか。

なにせ直帰率といえば、ブログ訪問者が持つであろうブログ全体への興味を評価した数値といっても過言ではないわけで。

まず気になるのは「直帰率の平均」、あるいは「合格の基準となる数値」あたりでしょうか。

これはムズカシイ話で、特化型なら80%あたりを切ればまあそれなりに優秀な部類に入るとか、回遊させたい形式であれば60%くらいに乗せたいね、とか。問題解決系は1ページで読者の欲求を満たす(問題を解決する)ので90%でも特に問題はなかったり。

個人的には低いの大歓迎です。ブログ内を回遊してほしいテーマで書いてるので。

しかし、低すぎるのも問題です。いや、問題があるために低くなりまくっているのが問題です。

その問題を抱えたままでは正しい分析もできません。この記事に当たったのも何かの縁。きっちりトラブル解決しましょう。できれば直帰しないで回遊してほしいのですが。

私のブログ環境について(情報やや古し
  • プラットホーム:WordPress
  • テーマ:simplicity2 cocoonに変更しました
  • プラグイン:All in SEO pack を使用(cocoonがあるので不要になりました)

──似たような環境の方なら問題の解決に尽力できるかと。

レッツゴー。

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”優秀”すぎる直帰率は二重トラッキングが見せる夢でした

ブログを開設して数年目、必要なプラグインの選別もできはじめた頃、心血を注いだ私のブログはめでたく直帰率が5%を切りました。

そりゃあ勘違いしたもんですよ。「ああ、グレイトブロガーの仲間入りしてしまったな」とかね。

「これで人生開けたな」「けっこう自分ってやれるんじゃん?」みたいな。

 

「ねえ、あなた。心当たりはありませんか?」

 

世の中そんなにうまくいかないものです。上手くいってると思ったら、勘違いか、夢か、どこかが破錠しているか、大抵そんなもんです。『範馬刃牙』のゲバルvsオリバが良い例です。

じゃあ、悲観になってもしようがないので、まともな状態に戻しましょう。

直帰率が10%以下のブログはこうなっている

私なりに考え直してみると、

「直帰率が低すぎることに長いこと気付かなかった、Google Analyticsで経過を見てても不思議に思わなかったっていうのは直帰率に対して、私含む各々がちゃんと理解していなかったからじゃないか。

復習タイム。

直帰率について

直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。Google アナリティクスの場合、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回だけ発生させたセッションを特に区別して直帰として扱います。たとえば、ユーザーがサイト内のページを開いた後で、そのセッション中に Google アナリティクス サーバーに対する他のリクエストを発生させずに離脱した場合、このセッションは直帰のセッションになります。

直帰率とは、1 ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値のことです。つまり、すべてのセッションの中で、ユーザーが 1 ページのみ閲覧して、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回のみ発生させたセッションが占める割合のことです。

この 1 ページのみのセッションでは、Google アナリティクスによるセッション継続時間の計算に必要な 2 回目のヒットが発生しないため、セッション継続時間は 0 秒になります。詳しくは、セッション継続時間の計算方法についてご確認ください

Google アナリティクス ヘルプページ「直帰率」より引用

 

これ、大事なところです。

例えば、あなたのブログ(サイト)を訪れたユーザーは、記事の内容を読み始めていろんな感情を抱くでしょう。

  • 「前置きなげえなあ」
  • 「自分語り激しいな」
  • 「内容薄っ!!」
  • 「またコピペづくしかよ」
  • 「欲しい情報とタイトル、全然違うやん」
  • 「いかがでしたか? じゃねえよ」
  • 「面白い記事だったなあ」
  • 「ブックマークしておこう」エトセトラ……。

記事の情報を把握した後、ブラウザを閉じたり「戻る」などでページを離脱した場合は”直帰”になります。お疲れ様でした。他の記事にまで興味が湧かなかったようです。

反対に、

  • サイト内の別ページに移動する
  • ホームに戻る
  • SNSボタンを押す(←おそらく)

など上記のアクションをユーザーがとった場合は「直帰」にならず、PV数が新たに加算されます。

これが直帰にまつわるルールです。離脱とは少し違いますね。

数字を入れて仮定しましょう

一日に1000人のユーザーがあなたのサイトに来ました。まあ直帰率のバグに気づいていない方でしょうからサンプル数も少なく、PV数もこんなもんでしょう。ははは。人のこと言えません。

それはともかく、ブログ内のどこかしらのページにランディングしてもらえたわけです。ありがたい!

直帰率10%のブログのユーザーの行動

1000人のユーザーのうち、なんと900人が別のページも見てくれるようなありがたい回遊行動をとってくれたということです。もし直帰率0%を叩き出したなら、1000人全員が回遊してくれていることになります。優秀なブログですね。

いま、あなたのブログはそれに近いか、それ以上のコンテンツパワーを持っているということになりますが……どうですか?

「レイアウトにも気を使ったし、SNSボタンも設置した。プラグインもテーマも厳選してモバイルフレンドリーもユーザビリティも完璧。pagespeed insightsも90点代をキープ。テキストの書き方だってwebライティングの教本で勉強した通りやった。読み返しても面白い! コンテンツの王誕生!おれはブログの完成形を作り上げることに成功したんだ!  なーんだ、ブログ作成も案外ちょろいなあww」

 

……そう思ってたんじゃないですか?「このブログ悪くないぞ」って。

どうです? 顔が熱くなってきましたか? 私は書いてて熱くなっております。

馬鹿みたいにはしゃいで、twitterに「まあ順調な感じですかね(ドヤァ」とかいいながら、直帰率3.64くらいのスクリーンショットまでアップしたことを思い出したときには、ひたすら悶絶したもんです。

それはそうと書き方は間違ってない自信あり

なんせタイミングを同じくしてWebライティングに関して優秀な教本を読んでいたものですから。これを見ながらテキストに手入れして、そのパワーがこんなにも素早く発揮されるもんなのか……なんてウキウキ戦々恐々でした。

夢を、夢を見せられていました……。

ネット系の本に関しては、システムの移り変わりや進化が早いぶん、情報老朽化のサイクルが早いのが常ですが、この本はユーザー目線を意識したテキストの提供の仕方、構成の組み方、ユーザーの欲求心の汲み方などの行動心理学っぽいアプローチ多めなので、5年位は賞味期限があると思います。

勘違いだった直帰率3%の背景は抜きにして、ブログ初心者から中級者までじっくり読めば身になることの豊富な、数少ないブログ系良書でした。

え? そのわりにお前もたいして実践できてないって?

なるほど。そんなあなた達に1つの言葉を贈ります。

そんなトントンうまくいくわけないでしょ!!(見出しh3の無駄使い)

はい、ふざけてないで一緒に反省しましょう。

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解決方法:二重のトラッキングを解除する

要するに直帰率が下がりまくっている原因は、1人のアクセスを二重にカウントしているせい。

ユーザーの行動を監視しているマシンがふたつあった、みたいな状態になっているせいで”直帰”が存在しなくなります。マシンがふたつ──トラッキングコードが2つあるために二重のカウントが起こっています。

これがバグの正体なので、トラッキングコードをひとつ取り除きます。

Cocoonにはトラッキングコード設定が標準装備されています

私が使っているテーマsimplicity2(※現在cocoonになってます)は、外観→カスタマイズの項目からアナリティクスのIDを入力すればデータがとれます。これが標準搭載。便利。

cocoonをはじめ、標準でトラッキングIDを設定できるテーマを使っているのに、All in SEO packのようなSEO系のプラグインのほうでもトラッキングコードを登録してしまうと、今回のように(過去の私のように)二重計測が起こってしまいます。

特にどっちが悪さをしている、というのはないですが、標準で計測できる機能が搭載されているテーマを使っているのであれば、サーバ負荷の考慮も視野に入れてプラグインはなるだけ軽くする(少なくする)べきです。

なので私はAll in SEO packを削除しました。

Cocoonを使うならAll in SEO packは不要です

>>Cocoon | WordPress無料テーマ

All in SEO packからアナリティクスIDを外す(SEO系プラグインもろもろ)

メニュー「カスタマイズ」でアナリティクスのIDを入力している場合、All in SEO packなどSEO系のプラグインでIDを入力する項目があっても入力は不要です。プラグインで入力したい場合はカスタマイズの画面では入力しないこと。

カスタマイズ トラッキングコード

外観→カスタマイズ→アクセス解析で設定可能

 

直帰率 直帰率0

ダッシュボード→All in SEO pack→一般設定→Google設定→Google AnalyticsアナリティクスIDで設定可

このふたつの項目に両方入力している場合、二重カウントが発生するわけです。

そこで私はAll in SEO pack の項目に入力していた部分を消してから設定更新をしたんですが、このプラグインは「テーマの編集」トラッキングコードを生成するものなので、トラッキングコードはまだ書き込まれたままで効果は続いているのです。呪いみたい。

なので、書き込まれたコードもごっそり消しましょう。

header.phpに書き込まれているかチェック&デリート

外観→テーマの編集→heeader.phpで編集ができます。バックアップはしっかりとること。
私は責任なんてなにひとつ取れませんから。

直帰率 トラッキングコード

「UA-」で検索掛ける(Ctrl+F)と、わかりやすいです。

あとはそのブロック</script>の部分のコードをごっそり削除する。そして忘れず「設定の保存」。これでもとの状態になっているはず。

Google Analyticsで直帰率の動向をチェック

Google Analyticsでデータをチェックしましょう。

問題が解決していれば、計測期間を一日に設定して二時間でも見守ると結果がわかります。直帰率が面白いくらいガンガン増えていきます(面白くない

ちなみに、この問題を解決すると、PV数やページ/セッションの数値ががくっと落ちる可能性が多分にあります。というか落ちますメッキが剥がれます。

それが本来のサイト訪問者のデータなので、ちゃんと向き合いましょう。

「飛び上がるには一度しゃがむ必要がある」とか言っておけばセミナーっぽいでしょ。といったところでお開きの時間です。

おしまい。がんばれー

 

で、あなたの次の行動は?

コメント,ご意見など (中傷発言はNO)

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