直帰率が『0~10%』だったら二重トラッキングを疑え

直帰率 平均ブログ運営メモ

心血を注いだ私のブログは、開設からほどなくしてめでたく直帰率が5%を切りました。あまりに低い直帰率も自分の実力の結果だと勘違いし、人生はあっさりと開けたと喜んでいました。

しかし、”優秀”すぎる直帰率は二重トラッキングが見せる夢でした。

世の中そんなにうまくいかないものです。上手くいってると思ったら、勘違いか、夢か、どこかが破錠しているか、大抵そんなもんです。

悲観になってもしようがないので、まともな状態に戻しましょう。

私のブログ環境について
  • レンタルサーバー:ロリポップ!
  • プラットホーム:WordPress
  • テーマ:simplicity2 cocoonに変更しました
  • 計測用のプラグイン:All in SEO pack を使用(cocoonがあるので不要になりました)

──似たような環境の方なら問題の解決に尽力できるかと。

レッツゴー。

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直帰率が10%以下のブログはこうなっている

Google Analyticsで経過を見てても直帰率が低すぎることに長いこと気付かなかった不思議に思わなかったっていうのは直帰率に対してちゃんと理解していなかったからじゃないですか。

レッツ復習タイム。

直帰率について

直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。Google アナリティクスの場合、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回だけ発生させたセッションを特に区別して直帰として扱います。たとえば、ユーザーがサイト内のページを開いた後で、そのセッション中に Google アナリティクス サーバーに対する他のリクエストを発生させずに離脱した場合、このセッションは直帰のセッションになります。

直帰率とは、1 ページのみのセッション数をすべてのセッション数で割った値のことです。つまり、すべてのセッションの中で、ユーザーが 1 ページのみ閲覧して、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回のみ発生させたセッションが占める割合のことです。

この 1 ページのみのセッションでは、Google アナリティクスによるセッション継続時間の計算に必要な 2 回目のヒットが発生しないため、セッション継続時間は 0 秒になります。詳しくは、セッション継続時間の計算方法についてご確認ください

Google アナリティクス ヘルプページ「直帰率」より引用

これ、大事なところです。

例えば、あなたのブログ(サイト)を訪れたユーザーは、記事の情報を把握した後、ブラウザを閉じたり「戻る」などでページを離脱した場合は”直帰”になります。お疲れ様でした。他の記事にまで興味が湧かなかったようです。

反対に、

  • サイト内の別ページに移動する
  • ホームに戻る
  • SNSボタンを押す(←おそらく)

など上記のアクションをユーザーがとった場合は「直帰」になりません。

これが直帰にまつわるルールです。離脱とは少し違いますね。

直帰率が0%~10%のブログのユーザーはこんな動きをする

直帰率が10%とは、1000人のユーザーのうち、900人が別のページも見てくれるようなありがたい回遊行動をとってくれた状態で出現する数字です。

もし直帰率5%を叩き出したなら、1000人中の950人が回遊してくれていることになります。それはそれはたいへん優秀なブログでございますね。

あなたのブログの直帰率はいま、どうなっているでしょう。

「レイアウトにも気を使ったし、SNSボタンも設置した。プラグインもテーマも厳選してモバイルフレンドリーもユーザビリティも完璧。pagespeed insightsも90点代をキープ。テキストの書き方だってwebライティングの教本で勉強した通りやった。読み返しても面白い! コンテンツの王誕生!おれはブログの完成形を作り上げることに成功したんだ!  なーんだ、ブログ作成も案外ちょろいなあww」

 

……そう思ってたんじゃないですか?「このブログ悪くないぞ」って。

どうです? 顔が熱くなってきましたか? 私は書いてて熱くなっております。

馬鹿みたいにはしゃいで、twitterに「まあ順調な感じですかね(ドヤァ」とか言いながら、直帰率3.64くらいのスクリーンショットまでアップしたことを思い出したときには、ひたすら悶絶したもんです。

自戒を込めて一言……。

そんなトントンうまくいくわけないでしょ!!(見出しh3の無駄使い)

はい、ふざけてないで一緒に反省しましょう。

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解決方法:二重トラッキングを解除する

要するに直帰率が下がりまくっている原因は、1人のアクセスを二重にカウントしているせい。

ユーザーの行動を監視しているマシンがふたつあった、みたいな状態になっているせいで”直帰”が存在しなくなります。マシンがふたつ──トラッキングコードが2つあるために二重のカウントが起こっています。

これがバグの正体なので、トラッキングコードをひとつ取り除きます。

Cocoonにはトラッキングコード設定が標準装備されています

私が使っているテーマ「Cocoon」は、外観→カスタマイズの項目からアナリティクスのIDを入力すれば流入その他のデータがとれます。これが標準搭載されているCocoon、たいへん便利。

cocoonのように標準でトラッキングIDを設定できるテーマを使っているのに、All in SEO packをはじめとするSEO系のプラグインでもトラッキングコードを計測してしまうと、今回のように(過去の私のように)二重計測がバグを引き起こします。

どっちかが悪さをしているという話ではないですが、サーバへの負荷軽減の観点からプラグインはなるだけ少なくするべきです。標準で計測できる機能が搭載されているテーマを使っているのであれば、そちらを利用しましょう。

要点:Cocoonを使うならAll in SEO packは不要です

>>Cocoon | WordPress無料テーマ

All in SEO packからアナリティクスIDを外す(SEO系プラグインもろもろ)

メニュー「カスタマイズ」でアナリティクスのIDを入力している場合、All in SEO packなどSEO系のプラグインでIDを入力する項目があっても入力は不要です。プラグインで入力したい場合はカスタマイズの画面では入力しないこと。

カスタマイズ トラッキングコード

外観→カスタマイズ→アクセス解析で設定可能

直帰率 直帰率0

ダッシュボード →「All in SEO pack」→ 一般設定 → Google設定 → GoogleアナリティクスIDで設定可

このふたつの項目に両方入力している場合、二重カウントが発生するわけです。

設定を外してもコードは残っている

All in SEO packというのはトラッキングコードを生成するプラグインなので、設定を変更してもトラッキングコードはまだテーマ内に書き込まれたままで、効果は続いているのです。呪いみたい。

このままでは二重トラッキングが続いてしまうため、書き込まれたコードもごっそり消しましょう。

header.phpに書き込まれているかチェック&デリート

外観→テーマの編集→heeader.phpで編集ができます。変更前にはバックアップはしっかりとること。
私は責任なんてなにひとつ取れませんから。

直帰率 トラッキングコード

「UA-」で検索に掛ける(Ctrl+F)と、わかりやすいです。

あとはそのブロック</script>の部分のコードをごっそり削除。そして忘れず「設定の保存」。これでもとの状態になっているはず。

Google Analyticsで直帰率の動向をチェック

対処の最後に、Google Analyticsでデータをチェックしましょう。

問題が解決していれば、計測期間を1日に設定して2時間でも見守ると結果がわかります。直帰率が面白いくらいガンガン増えていきます(面白くない

ちなみに、この二重トラッキング問題が解決すると、PV数やページ/セッションの数値ががくっと落ちる可能性が多分にあります。というか落ちますメッキが剥がれます。

それが本来のサイト訪問者のデータなので、ちゃんと向き合いましょう。

「飛び上がるには一度しゃがむ必要がある」とか言っておけばセミナーっぽいでしょ。

直帰率の数字に惑わされず、尖ったブログを作っていこう

多くのブログで語られているであろう「直帰率の平均値/合格ライン,基準値」については参考程度に目を通しておけばいいですよと言いたい。アナリティクスで分析しましょうとか、SEOで直帰率の対策とりましょうとか、誑かされてはいけない。

なぜならブログのテーマによって平均値やベターな数値は異なるからです。

連載小説のように次へ次へと回遊させたいテーマであれば初ページは50%くらいに乗せたいね、とか、問題解決系は1ページで読者の欲求を満たす(問題を解決する)ので90%以上でも特に問題はなかったり、様々なのです。

個人的には低いのは大歓迎です。ブログ内を回遊してほしいテーマで書いてるので。しかし低いから正義とはいきません。

そもそも、直帰率なんてものは記事の中盤で「改ページ」のタグを挟めばある程度意図的に下げることができます。そんな小手先でコントロールして「私のブログは直帰率50%だよ!」と自慢してもなんの意味もないです。ブログ始めたての人が釣れるだけです。ああ、それが狙いでしたね。

だから「直帰率の数値」を見るうえで重要なのは、思い通りの数値に近づけているか、です。

そこが大事。問題を抱えたままでは正しい分析もできません。

おしまい。

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