確定申告の時期です。株をやっている方は、あっちこっちから「特定口座年間取引報告書」をかき集めないといけません。
だいたいは各証券会社のトップ画面にわかりやすくリンクを置いてくれているのが通例ですが、証券会社によっては電子交付の申込みをしないとデータが取得できないところもあったりして……(その足止めを喰らい、時間ができたのでこんな記事を書いています)。
私が口座を持っている証券しかまとめてませんが、e-taxでの確定申告のお役に立てば幸いです。まだ税務署で消耗してるの?
「特定口座年間取引報告書」の入力はXMLデータを放り込むに限る
株式等の譲渡所得等(株式等の売却・配当・利子等の入力)の項目内では、「特定口座年間取引報告書」の情報を参考に数値を入力しますが、e-taxでは「xmlデータ」のアップロード(?)で自動計算してくれるようになりました。いつから対応していたのかは知らない。
そのXMLファイルは各証券会社の公式サイト(ログイン後のマイページ)でダウンロードすることができます。このかき集め作業が地味に面倒である。
以下、そのファイルがどこにあるのかのまとめです。
楽天証券
トップ、資産合計の下にリンクがあります。
または、「マイメニュー」→「取引報告書等(電子書面)」。
書面の種類タブから「特定口座年間取引報告書」を選択。
表示するボタンをクリックすると「XMLで保存」が表示されます。これをダウンロードすればよし。
SBI証券
ログイン後のトップ画面上部「口座管理」→「電子交付書面」を進む。
「電子交付サービス」の右側にある「閲覧」をクリックします。
電子書面がたくさん出てきます。1月ごろに「『特定口座年間取引報告書』電子交付のお知らせ」というタイトルの通知が届いていると思うのでこれを開き、「特定口座年間取引報告書(.xmlデータ)」からダウンロードします。
マネックス証券
「保有残高・口座管理」→「電子交付書面」を進みます。
絞り込みで「特定口座年間取引報告書」にチェックを入れてこの条件で表示。
「特定口座年間取引報告書2024年1月05日 XMLダウンロード」というファイルをダウンロードします。
松井証券
上部のメニューから「口座管理」をクリック。「電子書面閲覧」にデフォルトで切り替わっていれば、「閲覧する」のボタンをクリックします。
電子書面検索の画面では「特定口座年間取引報告書」にチェックを入れ、画面下にあるボタンで検索にかけます。
表示されたうち、「特定口座年間取引報告書(XMLファイル)2024年01月12日」というファイルをダウンロードします。
みずほ証券
ログイン後のトップ画面なかほどにリンクがあります。
上部のメニュー「各種お手続き・ご連絡」→「年間取引報告書(電子交付)」からでも同じページに飛びます。
電子交付サービスが未契約の方はエラーが出ます。画面中央のボタンから申し込みをしましょう。
そんなわけで、ここから先は割愛(申し込みにもエラーが出た)。
auカブコム証券
auカブコム証券も電子交付のサービスを申込みをしていないと、特定口座年間取引報告書のXMLデータはダウンロードできません。申込みから2~3営業日でダウンロードできるようになります。もう間に合わないかもしれないですね……。
交付申込みの手順ですが、トップメニュー「設定・申込」→「らくらく電子契約」を進み、
けっこう下の方にある「特定口座サービス」のなかの「特定口座年間取引報告書XMLデータ」の段から申し込みができます。
その後(契約完了後?)、XMLデータをダウンロードするには、トップ画面のメニュー「資産管理」→「電子交付、報告書等」のページと進みます。
申し込みが完了している状態だと、データでのリンクが表示されています(申し込んだばかりの私の環境だとPDFのダウンロード・閲覧しかできませんでした)。間に合いそうにない方はpdfを参照して手打ちルートです。
間に合えー。
おしまいに:証券会社をむやみに増やさないこと
ほんとにそうです。
IPOにチャレンジできる機会を増やせるよう、証券会社は複数あったほうがいいよという口車に乗せられたんですなあ。懐かしい。証券会社なんて、2つで十分ですよ!6つもいらない。
今年から新NISAを利用して株取引を始める方々は来年の3月にメンドクサーって叫ぶんじゃないでしょうか。NISA枠だけに留まっていればいいけど。
そんなわけで〈各証券会社の「特定口座年間取引報告書」XMLデータがダウンロードできる場所まとめ〉というお話でした。
おしまい。
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