サウンドハウスのセールでER-6を購入。¥5400-でこれは”買い”ですわ

機材レビュー
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さて、貧乏バンドマン&バンドガールの頼れる兄貴分ことサウンドハウス(通称音屋)が先々月発表したビッグなニュース。

「全商品全国送料無料!」-開始にあたって-(サウンドハウスHP)

と去年のニュース↓

サウンドハウス楽天支店中止のお知らせ(サウンドハウスHP)

サウンドハウス楽天市場店もたまに覗いてましたが、品ぞろえが本店とは比べもんにならなくて利用価値・機会はあまりなかったのですが、両者は袂を分かつにあいなりました。

乗るしかないビッグウェーブなセール

そんな経緯がありまして、送料無料化の発表と併せてリニューアル応援セールがあったわけです。

「ネットの買い物は送料無料が当たり前」といつからか染み付いた感覚で甘えきっていたから、今回の音屋の英断には感心したところもありまして、「ならばこっちも人肌脱ぎますか」と協力していく所存。

商品を買うくらいしか支える方法も知らない私ですが。これからもよろしくお願いします。

※音屋のHPでもアナウンスがされていましたが、店舗側による送料負担は簡単に言ってるように思えますが伊達じゃないです。できるだけ一回の注文時に商品をまとめて下されば非常に助かると。お金の面でも仕事量の面でも。

しかし、遠慮深い日本人気質を無駄に発揮して購入自体に尻込みしてしまっては本末転倒ですからね。今まで頼んでた注文を二回分くらいをまとめるところから始めれば良いのではないでしょうか。

セールで買ったハイレベルなイヤホンの話をしましょう。

これはいいモニター系イヤホン

セール中に購入したイヤホンが、まあなかなかに私の心と耳にヒットしましてね。

ER-6
ER-6です。

こいつはいい!

エティモティックリサーチ、と舌を噛みそうなこのメーカー。レーザー銃のような形のイヤーピースでみなさんも目にしたことがあるんではないでしょうか。

「高解像度、とにもかくにも高解像度」のコピーが気になってしょうがなかったので、ついに買いました。実店舗で視聴とか一切してません。なんせ安かったもので飛びつくように買った。ER社の商品を体験できればそれだけでハズレとかないかなー、なんて。

唐突な私のイヤホン遍歴

  • クリエイティブ・メディア EP-630
  • Panasonic RP-HJE150
  • PHILIPS she9710
  • Ultimate Ears(Logicool) UE900
  • SHURE se215se

そして今回のER-6という流れ。

ころころとイヤホンを変えてきましたが、飽きっぽい性格なのではなく、母親がたびたび断線させるのでプレゼント兼買い替えという理由です。いまはSE215とUE900とER-6の三つを所持していて主に買い立てのER-6でルンルンです。

基本的にイヤホン中心で、外でヘッドフォン装着はなんか恥ずかしくて無理とずっと敬遠してたんですが、一度だけKOSSのオープンヘッドフォン「PORTA PRO」を使っていた時期もありました。

冬の寒い時期とか布地の耳当てが暖かくて重宝していたんですが、音楽を聴きながら靴ひもを結んだときに膝にひっかけて断線しました。悲しい。

プレイヤーの付属イヤホンから脱却したい人向け

レビュー記事において魅力を伝えるうえで、どの機種と比べるのが正解なのかという点こそ、購入意識を煽るさいに重要なのだと思います。

で、このER-6もエントリーモデルの扱いなので、「ipodとかスマートフォンに付属の白いやつでいいやから一歩脱したい層の人向けってことになるのでしょう。あるいは目を覚まさせるようなセールスで。

「いきなり高いの買っても自分の耳で価値が楽しめるかわからない」

そういう不安を持つ人のために、「お手頃価格で良品質!」「快適!」「通学が楽しくなる!」みたいなことを言えばいいわけですね。

つまり「コスパがいい」ってやつか。

”コスパ”ほど魅力的な言葉もそうそうないでしょう。私も嫌いじゃありません。

コスパが高いといえば、Amazonレビューでも三桁の評価数を誇るshe9710RP-HJE150が有名ですね

しかし、レビューの数や評価の星が大正義なんてわかりやすい世界ではないですよね。

ふむふむとなる方のレビューも勿論たくさんありますが、耳や音楽なんて好みが大いに介入するわけで…。あと、単純に高価だと購入数が目減りするわけですから。

とりあえず安ければいい、なんて人の耳がレビューとしてアテになるかどうか。 いや、多くは語るまい。誤情報を熱心に発信しているわけではないのだから。

このイヤホンをおすすめる理由

編集中現在の価格¥5378-(税込)ならば間違いなく”買い”。定価は一万円超えでした。その価値があった製品がこの価格。これは文句なくおすすめです。

she9710が「安いのにがいい」ならのER6は「がいいのに安い(期間限定」なわけです。

ほら、買いたくなってきたでしょう?

she9710も安いですし、予算が3000円の価格帯なら決して悪い選択はないんですがね。実際に聴いて気に入ったのなら買えばいいと思います。

「定番だし、これ推しとけばとりあえず間違いねえだろ」で勧める人が多すぎてなんか癪というか。それならAmazonでAKGのK321が2000円と送料で買えるからね。そういう情報も教えてあげなよって。

シュア掛けでだいたい解決

なつ「シュア掛け? 中学生が二人でLとRをほほえましく分け合うやつですか?」

──あれでビートルズの「エリナー・リグビー」聴くと、後半までL側がつまんないっていう憂き目をね……って違いますよ。それシェア掛けじゃないですか。

はい。

UE900やshureのSEシリーズはshure掛けが前提のモデル設計なのです。

しかしそもそものshure掛けを知らない人も多い。イヤホン渡しても「これ、どうやってつけんの?」みたいな。

ue900 er-6

左の青いケーブルのドライバー前でくるりとなっているのが耳の後ろにぐるっとかける仕様になっています。耳の裏側を通さないと装着できないようになっていて、右と左とを入れ替えて楽しむことはできません。これがshure掛けの基本です。

なつ「装着がめんどくさい恩恵があるわけですね」

大きな利点としてタッチノイズの軽減が挙げられます。

イヤフォンのケーブルにはU字タイプとY字がタイプあって、名前の通りY字は長さが均等に、U字は首をぐるっと回りこむように片方が長くなってます。通常、Y字のイヤフォンで音楽を聴いている人は耳につけてダラっと音楽端末まで伸ばしてるわけでしょう?こんな感じで。
シュア掛け

これだと服とコードが接触する度に「どっ」とか「びっ」て不快な音が耳を襲うんです。冬の着込んだ時とかもう地獄ですよ。

手元にY字イヤフォン所持の方、いまこの記事見ながらイヤフォンつけて音流して実践してほしいんですけど、ダラッとなっている状態でケーブルの中腹を指でとんとんつついてください。音量は中ぐらいにしましょう。

どっ」とか「びっ」て不快な音しませんか。

それがタッチノイズです。私はこの音が嫌いです。

タッチノイズの除去

次に、いまつついていた箇所をどちらかの手の指で少し力を入れて摘んでください。空いているほうの手の指で今度は摘んだ箇所と端末の間をつついてみてください。なんならデコビンでもしてみてください。

どうですか?

そうですか、良かったです。

なつ「おい、解説で楽すんな」

──疲れてきた。

でこピンしてもさきほどのようなタッチノイズはしないと思われます。

これは最初に摘んだ指がインシュレーターの働きをしているためです。これでタッチノイズに邪魔されることなく快適なリスニングが可能になりました。が、聴いている間ずっと指でケーブル抑えるなんて無理です。それじゃあ指で摘んでいたものを耳で代用しよう、と考案されたのがshure掛けです。発祥がSHUREだから、ということでもないそうで。

シュア掛け

shure掛けの説明はこれくらいにしましょう。

このシュア掛けと呼ばれる装着方法は、ER-6をはじめとした”shure掛け前提に作られていないモデル”のものにも応用がききます。上記の写真を真似して耳の上をぐるっと通すだけです。簡単でしょう? これだけで同じくタッチノイズが軽減されます。びっくりするくらい。

感触、付属パーツなど

フランジタイプ2段式 透明イヤーチップ、フォームタイプイヤーチップ黒、フィルターチェンジングツール、交換用フィルター、シャツクリップ、専用ポーチ

──がついてこの価格!

扱いやすいのはフランジタイプですね。付属に含まれていたと知らずに別途にフォームタイプを買いましたが、付属していたほうが取り外しに手間取りあっさり粉砕してしまいました。継ぎ目がどこかわからなくなったんです。ここほんの少し不親切だと思います。

カナルタイプなので、耳に強く押しこむようにセットします。フランジタイプ初めての人には少しハードル高いです。

最初は少し痛いけど、そのうちなれて気持ちよくなってくるよ。っていやらしいなぁ、オイ!

音質

すっきりと整理された音配置。左や右だけでなく、二時の方向、十一時の方向と極めて正確なモニター志向。耳コピとかに最適ですよこれ。UE900同様、音の鳴りは綺麗だけど低音が物足りなく感じる人は多いと思う。

ベースのソロや周りの音が静かなところで聴けば低音が丁寧かつ、くっきりと表現されているのがわかる。ブーミーな低音が嫌いな私はこのくらいがちょうどいいんです。

安価格にありがちな、高音がキラキラシャリシャリしててボーカルの歯擦音が耳に刺さるようなこともない。 ただインピーダンスが高いため、出力のポテンシャルはエティモティックリサーチの姉妹機にあたるER-6iには劣る。

つまり、あまり音がでない。こればっかりは端末のほうのマスターボリュームを上げる他ない。微量だが電池をより消費する。しかし、そんな問題ははっきりいって些事。充電すればいいだけ。

外部の多少の手間より音質を追求してほしい。 不安な点は管理面。
見たところ耐久力はあまり期待できませんね。

(L→R)se215se、er-6、ue900

(L→R)se215se、er-6、ue900

手元のものと比較してもその線の細さは歴然。

カナル型はぐっと押し込むタイプですし、耳の上を通すとなるといっそうフックがかかった状態になります。端末を落としたり、ケーブルをどこかに引っ掛けたりしたものならぶちっと逝ってしまいそうです。なので、取り扱いは慎重にいきたいもの。

総括

長くなりました。

「幸せになれるイヤフォンになら6000円出してもいい!」「解像度が高いってどういうことか知りたい」「音楽だけに没頭できる遮音性が欲しい」

という気持ちをお持ちなら、Etymotic Researchの『ER-6』強くオススメです。

e-イヤホンなどに行けば試聴も可能ですので、ぜひ快適イヤホン生活のお供候補に入れていただきたい。

セールがいつまで続くのか、この価格がいつまで続くのか。私にゃわかりません。

決断はお早めに。

おしまい。

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