誰々さんのAmazonほしい物リストからギフトを送りたい、しかしこちらの本名は明かしたくない・知られたくない。そういうときには、送り主の名義をニックネームにすることで匿名性を確保したままギフトを送ることが可能です。
本記事では、ほしい物リストからギフトを送る際に本名バレしないように注意しておきたいポイントを踏まえながら、ニックネームを提示してギフトを送る方法を解説していきます。
では始めます。長いです。
全体の流れを把握する
【2025年7月】以前より簡潔でわかりやすい方法が見つかったので大幅に加筆修正しました
ニックネームを使ってほしい物リストの商品を送る手順、というか全体の流れをまずは予習。
- 「ニックネーム版の請求先住所」を作成する(重要)
- 既定の支払い方法&カードに紐づいた請求先住所を変更する(ここが変わったよ)
- ほしい物リストの商品をカートに入れる
- カートに入れた商品の「ギフト設定」にチェックを入れる
- お届け先住所に「ほしい物リストの配送先住所」を選択する
- ギフトメッセージの「差出人」をニックネームに変更する(重要)
- 決済方法を選択する(Amazonギフトカード、クレジットカードなど)
- ギフトを購入する
- 商品が「発送済み」になるまで既定の支払い方法を変更しない(ここも変わったよ)
こんな感じに修正しました。
これに加えて、出荷元がマーケットプレイス出品者の商品をギフトで購入する場合はアカウント名も変更する必要があります。マーケットプレイス出品者が出荷元の商品を購入できるリストに出くわすことは、ほとんどないのですが。
設定がしっかりしていればクレジットカードで購入しても大丈夫
決済方法はAmazonギフトカード、クレジットカードどちらでもいいです(メルペイとかPayPayでもいいです)。クレジットカードだと本名が出るとよく言われていますが、これも設定次第で回避できます。大事なのは「ニックネーム版の請求先住所」の扱い方です。
参考程度に最近のギフトを見せます。


上の写真は2/24に到着したギフト。支払い方法はAmazon primeマスターカード、つまりクレジットカードです。下の画像を参照。

Amazonギフトカードを送っていることから、クレジットカードで支払ったというのは信じてもらえると思います。
そんなわけで、クレジットカードだからバレる、Amazonギフトカードだからバレない、ということではないので、支払いやすいほう&わかりやすいほうでどうぞ。
そもそもどうして受取人に本名が伝わるのか
おおむね、以下のようなケースが本名バレの原因として考えられます。
- 「請求先住所の氏名」が本名のまま購入している(○)
- 「ギフトメッセージの差出人」が本名のままになっている(○)
- 「マーケットプレイス出品者が発送する商品」を購入している(△)
クレジットカードで購入している(※対策ができるのでこれはいまは関係ないと思います→検証記事あり)(☓)- クレジットカードに紐づけた請求先住所の氏名を変更していない(○)
- 注文後、発送済みになる前に既定の支払い方法を本名ver.に戻した(○)
本名バレ原因1:「請求先住所の氏名」が本名のまま…
ほしい物リストのなかにある商品に限らず、Amazonでは商品を購入する際に「ギフトに設定」にチェックを入れると、配送ラベルには「このお届けものはギフト(贈物)です。贈り主:○○様」というかたちで送り主の名前が記載されます。下の画像の青色の矢印の箇所です。

この名前のデータの出どころは、注文履歴(適格請求書)の各ページで確認できる「購入者住所」から来ています。

さらにこの「購入者住所」は、アカウントサービス内の「アドレス帳」で作成する「お客様のご住所(請求先住所)」のひとつが反映するようになっていますので、最終的には「アドレス帳で作成した氏名(ニックネーム)がラベルに反映されている」とそう理解してください。

そんなわけで、普段使っている本名バージョンの請求先住所を設定したまま「ギフトに設定」にチェックを入れて商品を購入すると……、配送ラベルの贈り主の欄に本名(請求先住所に登録している「氏名」)が表示されると、こういうわけです。まさに初見殺し。
本名バレの原因2:「ギフトメッセージの差出人」が本名のまま…
購入する商品の「ギフトに設定」にチェックを入れると、レジ画面でギフトメッセージの記入ができます。

ここにギフトメッセージの「差出人」という項目があるのですが、「ギフトメッセージ」の内容はメッセージカード兼明細書として商品と一緒に同封されます。当然、差出人の名前を本名にするとメッセージカードには本名が記載されます。

アカウントサービスからAmazonのアカウント名をニックネームに変更しておくと毎回変えなくて済みます
本名バレ原因3:アカウント名が本名のまま、マーケットプレイス出品者が発送する商品を購入した
マーケットプレイスが発送する商品を購入すると、Amazonは受取人の住所や購入者の情報を出品者に提供・共有します。これは出品者が商品を発送するために提供されるもので、ある程度仕方のない部分です(拒否できる設定もあります)。


ただ、ここで提供される購入者の情報はその人のアカウント名です。クレジットカードやプロフィール名などを全部別の名前に変更してから検証したので、おそらく間違ってはいない……はず。

マーケットプレイス出品者がテンプレフォームを利用して作成した明細書を受取人は目にします。そのなかにはお届け先の情報や注文番号はもちろん、購入者の名前(アカウント名)が記載されています。
というわけで、ケースとしてはわりかしレアケースですが、マーケットプレイス出品者が発送をおこなう商品をギフトから購入する際には、アカウント名も変えてから購入しましょう。
今回はそうでなくても将来的にこのパターンになりそうならいまのタイミングでアカウント名を変更しておくのがいいと思います。アカウント名を本名のままにしておく必要はないですし(クレジットカードの名義を他者にするのはNG)
あなたの本名バレはどこから?
ギフトメッセージに本名を書いておきながら「本名がバレちゃった」ってのは流石に冗談がすぎるので、主の原因は他にあるはずです。
真っ先に考えられるのは、ギフトメッセージの「差出人」を変更したことで「贈り主」の名前も一緒に変更されると思っていたことによる不十分な設定……からの本名開示。この確率が高いと思います。
ギフトメッセージの差出人をニックネームに変更すると、
- メッセージの贈り主の名義がニックネームになる
- 配送ラベルの贈り主の名義は影響を受けない(変わらない)
これを覚えておいてください。
配送ラベルの贈り主の名義を変えるには別の手段を用います。この設定方法については準備2で扱います。
準備1:「ニックネーム版の請求先住所」の作成
それでは早速、ニックネームで送るため(本名バレを防ぐため)の準備を進めていきましょう。
準備1は「ニックネーム版の請求先住所」の作成です。アカウントはいつも使っているアカウントでいいです。住所情報だけ新規で追加します。
アカウントサービスの「アドレス帳」→「新しい住所を追加」と進んで、

↓

「新しい住所を追加」をクリックします。
スマートフォン・アプリの場合は、人型アイコン→アカウント→アドレス帳の管理→新しい住所を追加、と進んでください
「ニックネーム版の請求先住所」の入力例
「新しい住所を追加」を開くと、こんなページが出てきます。

以下のように各項目を入力してください。
- 国:japan
- 氏名:任意のニックネーム(贈り主:○○様と反映します。とにかく本名は避ける)
- 電話番号:あなたの電話番号
- 郵便番号・住所:あなたの住所が好ましいが、架空の住所でも可
- いつもこの住所に届ける:チェックなし
ざっくり言うと、いつも使っている自分の情報のうち氏名だけをニックネームに変えたものを用意する感じです。
各項目を詳しく見ていきます。
「氏名」
「氏名」欄は本名ではなくニックネームを入れてください。
この「氏名」欄に入力したテキストが配送ラベルの「贈り主:○○」になります。

プレゼントの受取人だけでなく、配達スタッフの目にも入る部分であることを理解しておきましょう。自分のニックネームは激しすぎて受取人本人以外には見られたくないという場合は、回避策として請求先住所の氏名欄には「太郎」「花子」「支援者」「FANZAキャンペーンプレゼント係」など無難なネームを書くのがいいと思います。恥ずかしいものを普段から名乗るな
「米津玄師」とかに設定して配達員を怖がらせましょう(やめなさい)
「私、○○です。お世話になってます」という感じの、普段のニックネームを使った名乗りの挨拶は、あとで解説するギフトメッセージの設定パートでおこなうことをおすすめします。贈り主の名義とギフトメッセージの差出人と、”ニックネーム”をふたつ使い分けるわけですね。
この使い分けで、配達スタッフの方々にも一応の配慮をしつつ(またSNSのアカウントの特定などを自衛しつつ)、開封する受取人だけに普段のニックネームを提示することが可能になります。
「電話番号」
配送中の荷物が紛失したり破損したときにAmazonが対応できるよう、連絡がとれるあなたの番号を入れてください。
電話番号は配送ラベルやギフトメッセージ(明細書)には記載されません
「住所」
ここで設定する住所はギフトを贈るとき専用の”カタチだけの住所”なので、架空のものでも郵便番号さえ存在していれば問題なく登録できます。しかし、変に他人の住所や千代田区1-1-1なんて登録をしてAmazonに睨まれたりしても面白くないですし、私はそのまま自宅の住所を入力しています。
個人情報漏れが不安な方は、郵便番号が指す住所までの入力に留めるのもありかと。大阪府○○市△△町1丁目という感じで、番地以降を省いて住所を入力します。正直なところ、電話番号で連絡が取れるのであれば、Amazonから何か言われても、購入者の住所くらいは「記入ミスです、ごめんなさい」と返答すれば片が付きます。
住所は配送ラベルやギフトメッセージ(明細書)には記載されません
「いつもこの住所に届ける」
チェックを入れなくてOK。
準備2の工程をスムーズにするため、チェックを付けて完成させてください。
完成

どうでしょう。できましたでしょうか。
全ての入力が済み、「変更を保存する」をクリックすると……

登録名がニックネームになった「ニックネーム版の請求先住所」の完成です。
- 請求先住所の「氏名」はニックネームにしたか


コメント,ご意見など (中傷発言はNO)
初めてほしい物リストから匿名で商品を送ろうとしていたところ、この記事があってとても助かりました。ありがとうございます。
1点だけ分からなかったのですが、クレジットカード使用の場合、「既定の支払い方法」をニックネーム版にする必要は本当にあるのでしょうか。
クレジットカードに紐づく「請求先住所」とギフトメッセージの「差出人」がどの部分に反映されるのかは分かったのですが、「既定の支払い方法」で設定した名前はどの部分に反映されるのでしょうか。
taさん、ありがとうございます。説明が不完全であることは自覚しているところではありますが、より安全なセットアップのためという主旨でこういった解説になりました。
またわかりやすい説明に整理・変更する可能性もあります。
>「既定の支払い方法」で設定した名前はどの部分に反映されるのでしょうか。
クレジットカードのみ使用の場合、表に出てくることはないと思います。
>クレジットカード使用の場合、「既定の支払い方法」をニックネーム版にする必要は本当にあるのでしょうか。
配送ラベルに記載されるルールは以下の通りでした。
・AmazonポイントやAmazonギフトカードで支払い→「既定の支払い方法」
・クレジットカードで支払い→「クレジットカードに紐づく『請求先住所の氏名』」
ですからクレジットカード使用時に「規定の支払い方法」の設定は不要になるのではという疑問は当然のものです。
これについては検証したのが随分前で記録もしっかり残せてないのですが、クレジットカード+Amazonポイント払いというように決済方法を併用して購入したときは、Amazonポイント払いの影響で「規定の支払い方法」をラベルに記載する情報として採用していた記憶があります(もしかしたら間違っているかもしれません)。そのため、そういった支払い方法を購入者が選択してしまったときのカバーリング案として「規定の支払い方法」もニックネームにしておけばちょっとは安心感があるよね、と過去の自分は考えたんだと思います。
折田(兄)さん
丁寧にご解説いただきありがとうございました!お礼が遅くなり申し訳ありません。
細かい条件やちょっとした仕様変更の可能性を考えて、「規定の支払い方法」もニックネームにしておく方が安全、ということですね。
偶然、「特定のニックネームでギフトを送りたい」と「逆にニックネームを知られたくなくて本名でギフトを送りたい」が同時発生してしまったために質問させていただいた次第でした…。ありがとうございました。
taさん
コメントをいただいたあとに検証をかねて「クレジットカード+Amazonポイント」で購入をしてみたのですが、併用する決済方法だとクレジットカードに紐づいた請求先住所の氏名がラベルに反映されていました。
私の認識違いでございました。申し訳ないです。
検証など詳しくはこちらにまとめています
https://orita-ani.net/wishlist-creditcard-and-amazonpoint/