Amazonほしい物リストからギフトが送れない原因と対応策まとめ

「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」ギフト用住所に送れない
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欲しいものリストから商品が送れない場合、どこでエラーが出ているのかによって推察できる原因が違ってきます。トラブルが完全にクリアになる保証はないけれど、軽めのトラブルシューティングのガイドを置いときます。

「送れない」とひとくちに言っても状況は様々です。

トラブルの症状パターンいろいろ
  1. ギフト用の住所が出てこない・選択できない
  2. リストにある商品が送れない
  3. リストにない商品が送れない

トラブルの症状というか、現在の状況はこのうちのどれかではないでしょうか。

別のパターンをまた思いついたら追加できればと思いますが、ひとまず上のどれかに当てはまりそうなら、いまからする解説で解決に近づけるかも。近づけんかも。

では始めます。

CASE1:ギフト用の住所が表示されない

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リストにある商品をカートにいれるとギフト用の住所が候補に表示されます

レジ画面でギフト用の住所(ほしい物リストの配送先住所)が受取場所の選択候補に出てこないというケース。

考えられる要因は、購入者がギフト用の住所の情報を取得できていない、リスト作成者が配送先住所を登録していないなど。

原因1:配送先住所が取得できてない

欲しいものリストを開いた時間と商品ページからカートに入れた時間が大きく開いたり、別のリストを開いたり、アクションの間でブラウザを閉じていたりすると、ほしい物リストに登録してある配送先住所が「お届け先住所」に表示されないといったことが稀に起こります。

Amazonほしい物リストから選んだ商品をカートに入れると「○○さんのほしい物リスト」という表示が出てきます
○○さんのリストの表示を確認する

対応策

  • 商品をリスト上から「カートに入れる」ボタンでカートに移してみてどうなるか確認する。

カートに移したあと、ショッピングカートで「○○さんのほしい物リスト」という表示がついていたら通常はギフト用の住所はレジ画面で取得できているはずです。この状態からレジに移動して、ほしい物リストの配送先住所が表示されるかどうか確認します。

スマートフォンだとカート画面で「○○さんのリスト」は確認できません。あしからず

原因2:お届け先住所が登録されてない

受取人がリスト作成時に「お届け先住所」を登録していないケースが考えられます。お届け先住所が未登録なので、レジ画面でもギフト用の住所が引っ張ってこれないのです。

Amazonほしいものリストの作り方。お届先住所の設定

対応策

  • お届け先住所が登録されるのを待つ。
  • 受取人とコンタクトが取れるのであれば「ほしい物リストのお届け先住所っていま登録してないの?」と訊いて住所の登録を促す。

CASE2:ギフト用の住所が選べない(「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」)

欲しいものリストから商品を選んで、お届け先場所に配送先の住所は表示されているけどギフト用の住所が「選択できない」というケース。CASE1とは違い、ギフトの配送先住所自体は確認できるため、受取人はお届け先住所をしっかり設定していることはわかります。

「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」ギフト用住所に送れない
「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」というエラーメッセージが表示される

画像のように「ご注文いただいた商品のいくつかに問題がありました」「この商品は、ほしい物リストなど、ギフト用に登録されたお届け先には発送できません」などのエラーメッセージが出て、配送先住所が選択できず前に進めないというケース。

原因:マーケットプレイス発送の商品は送れない設定になっている、かも

そのリストは「マーケットプレイス出品者が発送する商品」を送らせないよう設定されている可能性があります。具体的には「配送先住所を出品者と共有する」という設定がオフになっている可能性があります。

そのうえで購入者は「マーケットプレイス出品者が発送する商品」を送ろうとしています。よって設定とバッティングして商品を送れず弾かれる……とこういう感じ。

「配送先住所を出品者と共有する」とは

リストの設定に「配送先住所を出品者と共有する」という項目があります。

Amazonの欲しいものリスト、「配送先住所を出品者と共有する」の項目
「配送先住所を出品者と共有する」の項目(「リストの設定」より)

かい摘んで説明すると、リストにある「マーケットプレイス出品者が発送をおこなう商品」が購入された場合、リスト作成者(受取人)のお届け先住所・氏名・電話番号などを第三者(出品者)に提供することに同意しますか、という項目です。

リスト作成者からすると、お届け先住所や氏名といった個人情報を第三者(出品者)に共有されることになるため、身元バレの自衛策としてオフにしていることが多いです。怖いですからね。Amazonもチェックを入れないことを推奨してるくらいです。

上の画像の「⚠出品者による商品の購入で問題が発生しています。すぐに修正します」がその文面

この設定がオフになっていると(デフォルトはオフ)、購入者はマーケットプレイス出品者が発送する商品は送れなくなります。それがたとえリスト内にあったとしても、です。

左側にほしい物リストの商品、右側にリスト外の商品が分類されている。「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」にチェックが入っていない状態の対象範囲を示している
すべてチェックなし

図にすると、こういう感じですね。左側「出品元:マケプレ」にバツのマークが付いてるのがわかりますでしょうか。

左側にほしい物リストの商品、右側にリスト外の商品が分類されている。「配送先住所を出品者と共有する」にチェックが入っている状態の対象範囲を示している
「配送先住所を出品者と共有する」がオンの状態

「配送先住所を出品者と共有する」がオンの状態の図はこんな感じ。

商品ページで「他の出品者を見る」を開いてみると出品者のなかにAmazon.co.jpがあったりします。そっちからカートに移して購入すれば任意の商品を送れるメソッドも

マケプレ出品者の発送をオフの設定にしておいて、リストにマケプレ商品を入れるのって何考えてるの?

「だって、リストにあったんだよ? なんで送れないの」と訴えたくなる気持ちはわかりますがそういうものなので諦めしょう。確かに、買えないものをリストに入れておくのは理解しにくい部分ではあります。

あえて擁護するなら、自分で買うためのリストでもあるからというフォローができそうです。

そっちはいずれ自分で買うからノータッチでスルーしておいてもらえたらいいです、送れるやつのなかから送っていただければそれだけで万感の極みでございます……、そういう感じなのだと想像。

また、最初はAmazon.co.jpが販売元・出荷元の商品を選んでリストに入れていたんだけど、時間が経ったうちに品薄、品切れになって、いま商品を持っているのはマーケットプレイス出品者だけになった、という可能性もあります。これは実際、リストに入れて一年放置とかしてるとけっこうな頻度で起こります。リストに追加した本人もこの変化に気づいていないわけです。通知とか来ないし。

というわけで、後者のパターンはわりと同情できるかななんて。そう思うわけです。

話が逸れてきましたのでまとめます。

対応策

  • リストを構成する商品を「Amazon.co.jpが出荷・販売をおこなう商品」に整理してもらうように提案する。

設定が設定だけに「マケプレ発送の商品を送りたいからこの設定をオンにして」と提案するのは相手との関係がこじれるかも

CASE3:リストにない商品が送れない

そりゃ送れないよって感じですが、実はリストにない商品も送る方法があったんです。そしていまもある。

ただし、何でもかんでも送りつけられたら迷惑&危ないので、リスト作成者が許可した場合に限られます。

Amazonの欲しいものリスト、「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」の項目
「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」にチェックが入っていることが条件(「リストの設定」より)

リスト設定のなかの「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」というオプションをリスト作成者がオンにしている場合、リスト内の商品とリスト外の商品を抱き合わせて送ることができます。

この設定に関する「送れない状況」を考えてみます。

原因1:「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」がオフになっている

設定がオフになっているからリストにない商品は送れずにブロックされる。当然の摂理です。

Amazonほしいものリスト,リストにない商品が送れないケース「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」がオフ

これはこれ以上説明は要らないでしょう。割愛します。

対応策

  • リスト内の商品からギフトを選ぶ
  • 「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」をオンにしてもらうように、作成者に交渉・提案する

原因2:出荷元:マーケットプレイス出品者の商品を購入しようとしている

Amazonほしいものリスト,リストにない商品が送れないケース「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」がオフ

作成者が「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」はオンにしていると公言しているけれど、同じようにエラーメッセージが出るというようなケース。

これは「配送先住所を出品者と共有する」のほうがオフになっていて、出荷元がマーケットプレイス出品者の商品を送ろうとしているからブロックされているということだと思います。

「配送先住所を出品者と共有する」をオンにするとマーケットプレイスが出荷する商品を購入することができるようになると思いますが、受取人の身に危険が及ぶ可能性のある設定ですから、ノータッチ推奨です。

対応策

  • マーケットプレイス出品者が発送をおこなう商品を送るのは諦めて、Amazon.co.jpが発送をおこなう商品からギフトを選びなおす。※同じ商品でも出荷元が違うだけで弾かれている場合もあるので、購入先を変えてみると送れるようになったりします。
  • 「配送先住所を出品者と共有する」をオンにしてもらうように説得する。しかしこの方法は大変危険なのでおすすめしない。嫌われる(恨まれる)覚悟でどうぞ。

CASE4:「配送先住所を出品者と共有する」「~追加購入者に配送先住所に発送させる」両方が設定オンだけど送れない

いままで解説したふたつの設定オプション

  • 「配送先住所を出品者と共有する」
  • 「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」

どっちもオンにしているよという、いわば”ノーガード戦法”的なリストの設定でありながら、まだ送れず、原因が読めないケース。

対応策はなし

これはもう私にはお手上げというか、元々ギフトとして購入できない商品だったんじゃないでしょうか。ぶん投げ。

生鮮食品とか冷凍食品はギフトにできないことが多いですからね。ぶん投げ。

おしまいに:ほしい物リストから商品が送れない原因と対応策のまとめでした

リストの設定を先読みしつつ、ギフトを送れない原因と対応策を整理しました。ある程度の症状は解消できてるといいのですが……。

そんな感じで〈Amazonほしい物リストからギフトが送れない原因と対策を考える〉というお話でした。

おしまい。

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