【ベース機材】VOX「Amplug 2 bass」があれば耳コピ・リズム練習が捗る

vox amplug 2 mio 機材レビュー
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旧モデル・澪ver.を長年使用しておりましたが、とうとうノイズや操作性に我慢の限界を迎えたため、噂のamplug2に買い替えました。

長い間お疲れ様でした。よろしく二代目。

【2024年1月追記】三代目も出ました。なかなかに高いぜ

 

基本的に家でつまびくときのお供で使用してますが、これ(2代目)、推せます。買いだと思います。駆け出しのベーシストの方なんかなら持ってれば楽しいかと。いきなりB3nとか買って遊びまくるのも私はありだと思う。が、それはまたいずれ。

駆け出しベーシストの悩みといえば

  • 耳コピが上達しない
  • リズムが安定しない
  • アンプやシールドなどの準備が面倒
  • クリーンじゃテンションが上がらない(音を歪ませて弾きたい)
  • 周りがうるさいと、ほとんど生音が聞きとれない

このあたりでしょうか。どうしてこの楽器を選んでしまったのか……。

「ベース練習は孤独との付き合い」と言われてきましたが、これ一台(と、何かの音源)があればベースを弾くのが普段より楽しくなるはずです。新機能の「RHYTHM」モードも使いこなせるようになるとけっこう良いです。上記の悩みの対策として、大体はカバーリングできてると言い切ってもいいんじゃないかと。

 

ではVOXが作ってくれたAmplug2 bassの簡単なレポートもとい購入レビューはじめます余計なテキストが多くなっちゃったので、「このへんはどうでもいいかな」と思ったらガンガン読み流してってください)

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前作との比較から(読み飛ばしてもOK)

vox amplug2 mio

私のが購入した旧モデルはご覧の画像のように『VOX ヘッドフォンアンプ amPlug 秋山澪モデル』だったのです。秋山澪モデルって言っても外装のシールを貼り付けただけの付加価値で購買意欲をたぶらかそうと目論んだもので、チューニングは従来のAmplugシリーズと同様なのですが、練習中、ふと視線を下げたところに澪がいるのといないのとではモチベーションに雲泥の差が生じてきます。

「澪が見守ってくれてる。リズムキープの練習 頑張ろう!」

──とまあ、これだけで「買い」だったのです。冗談です。

では、まずは形状からの違いを見ていきましょう。

(※ここからは、旧型・新型と名称を統一します)

電源ボタン

電源がレバースイッチからボタンスイッチに変更。

vox amplug2 mio vox amplug2
左が旧型、右が新型

旧型

電源操作は三段階のレバー0オフ・1オン[クリーン]・2歪み追加)によるもので、大きくわけて二種類の音色が出せました。ファズ系に近い”ザラっとした歪み”はあまり調整の効くものではなかったので、個人的に使用頻度は低かったです。ピック弾きでゴリゴリやる場合はこっちのほうが気持ちよかったり。

新型

ボタン長押しによる電源オンオフの切り替え。電源オンの状態で短く押すことで三種類のアンプモデリングに切り替えが可能。

〈ハイゲイン・ノーマルゲイン・ローゲイン〉と、よく言えば「バリエーションに富んでいる」のだが、これには大した恩恵も感動も感じられない。音が小さくなっていくのはなぜだ……。

上部コントローラーパネル

vox amplug2 mio vox amplug2
左から、1.AUX接続ジャック 2.GAIN 3.TONE 4.VOLUME

 

コントローラーの配置は旧型と変わってませんが、新型には新機能として「RHYTHM」のボタンが追加搭載されています。こちらもボタンによるオンオフの切り替え(リズム機能については後述)。

vox amplug2

リズムの種類とテンポは〈RHYTHM〉と〈VOLUME〉と電源ボタンで調整します。

右部イヤフォン・ヘッドフォン接続ジャック

スピーカーはついていません。
本体横の差込口にイヤフォンなどを接続して音を出力します。

vox amplug2 mio イヤフォンジャック
旧型新型ともに位置は変わらず

接続はミニ端子/3.5mm端子のタイプのみ。もし標準プラグ系のヘッドフォンとかで練習したい場合は、変換プラグなどを併用することになります。


こういうのですね。

変換プラグは後ろが標準プラグのサイズで先端が3.5mmになっています。様々な用途で小さく活躍するアイテムで、サウンドハウスだと150円くらいで販売しています。

 

>>「3.5mm変換プラグ」検索ページ│サウンドハウス

ジャックの角度が180°変更可能になりました

収納に便利な仕様になりました。

直角に固定だった旧型から、新型になり可動域が180°になりました。”180°”といっても収納機能的な部分も含めての見積もりなので、差し込んだままの状態で自由が効くのは60°~180°くらいでしょうか。

vox amplug2 mio vox amplug2

私の使用ベースはfender系なので、シールドジャックは前面つまみの横にあるわけですが、(fender系でも前面じゃないのがあったらすみません)座って弾いても立って弾いても特に支障が出ることはありませんでした。

しかし、ベースの種類によっては「あぐら座りの状態では差し込めない!」みたいなこともあるかと思います。「遠い!」みたいな。

ここは注意と事前の確認が必要ですね。

特に、レスポールやリッケンバッカーのような、ボディのサイド淵(?)にシールドジャックが有るようなタイプ。あぐら状態で弾こうとすると、床と本体の間に入ったAmplugに負荷がかかったりとややキケンです。立って弾くor座布団を一枚敷くような対処を強いられると思います。VOX側の割り切りポイントなんだろうと想像。

ベースに接続

vox amplug2
直角に差し込むとこんな状態に(写真は新型

 

私の弾いているレフティ用のベースだと必然的にAmplug2が”内側”を向くことになり、ボリュームやトーンのつまみに接地するのが邪魔といえば邪魔でした。が、左利きの災難には慣れっこなので、レフティの宿命としてここは割り切ってます。つまみをいじれないことはないですし、プレイ中にトーンをいじったりといった玄人なプレイはまだできませんので。

 

vox amplug2
可動域が増えたので最大に開いた状態

 

せっかくなので開けるだけ目一杯開いてみました。
つまみは触りやすくなりました。だから、あんまり触らないんですってば……。

それ以外は特に感動するような変化ではないですね。演奏中にイヤフォンのコードに手が引っかかる心配が少しは軽減されたりはしそうですが。

vox amplug2

折りたたむと……あら、こんなにコンパクト。

外装についてはここらでいいでしょう。

総括その1、見た目の変化

正直あんまり変わってません!(おい

 

では、見た目レポートもほどほどに、新型の目玉新機能「RHYTHM」について、実際に使いながら、弾きながらの感想を書いていきます。

この新機能、付き合い方が難しいぜ。

新機能:RHYTHM

【2019/3/31追記】

9種類のドラムパターンが存在すること、その選択方法を読者の方からご指摘いただきました。

「デフォルトの三種類とBPM調整で9パターンってことなのか? それっておかしくない?」と発言していたことをお詫びいたします。「自分の操作に不足がなければ……」とか言ってしまい、本当にすみません。操作に不足がありました。

訂正すべき箇所は削除し、9パターンの選択方法を書くことで手打ちとさせていただきたい所存。【追記終わり】

なんと!9種類のドラムパターン(基本三点のフレーズ)が用意されています。マジすげー!

設定方法は、ドラムパターンを選んでからBPMを調節して、好みのリズムを作るって感じです。

しかし、こいつはなかなか付き合い方の難しいやつですよ……。
付き合い方さえ身につければ問題ないと言えなくもないですが。

リズムパターンの変更方法

このAmplug2には9パターンのバリエーションのリズムパターン(ドラムパターン)が搭載されています。これらを切り替えるには、RHYTHMボタンと電源ボタンを併用します。

8/8のロックビート、符点が付いたロックビート、ファンク系ビート、の3パターンがプリセットされていて、図でいえば横移動サイクルで切り替えができます。

VOX AMPLUG2 bass

 

滞在中の行(AやB)でRHYTHMボタンを押しながら電源ボタンを押すことで、選択したリズムの段がひとつズレます。縦移動サイクルです。

>>RHYTHMボタンを押す:0→A1→B1→C1→0に戻る

>>RHYTHM+電源ボタンを押す:0→A1→A2→A3→0に戻る

 

この方法で9パターンのリズムを選択できるようになりました。いじわるな隠しコマンドのようですが、コンパクト重視を目指すと一つのボタンに乗せる機能が増えるのはしょうがないことですね。

一度縦方法に切り替えるとそのパターンを記憶するので、一周回っても同じリズムパターンが鳴ります。自分でお好みに3つまで保存できるということですね。

VOX AMPLUG2 bass

例えばこんな感じに↑

BPMの調整が難しい

リズムパターンの切り替えはRHYTHMボタン(と電源ボタン)を押すだけで出来るんですが、難しいのはBPM調節のほうでして。片手でできるようになるまで時間がかかりました。運指が命のベーシストがこれくらいで手こずっているようではダメなのでは?

方法は、RHYTHMボタンを押したまま「TEMPO目盛り」を動かすだけです。

目盛りが1だと遅いテンポ、10に向かっていくと速いテンポという仕組み。説明を聞くだけだと単純ですが、実際にやってみるとけっこう難しいんです(言い訳

最初は片手にこだわらず両手でささっと変えてしまえばいいだけですがね。


RHYTHM長押し+VOLUME目盛りで調節できる

 

ここまではまだいいんです。

癖のある操作性を通り越して由々しき問題なのが、(〈VOLUME〉と〈TEMPO〉の調整がひとつのメモリで担っているために起こる)予期せぬ大音量を食らう危険があることです。

口頭で説明できるかな……。

操作を間違うと大音量を食らう

繰り返しになりますが、VOLUMEとTEMPOはひとつのダイヤルで補完しているんです。なので、TEMPOのダイヤルを動かしていると水面下でVOLUMEのダイヤルも動かしてしまっていると。これを意識しないでTEMPOを動かしたあとにどんな危険が待ってるかと言うと……。

現在、〈VOLUME〉/〈TEMPO〉のダイヤルは「6の位置にある

リズムのテンポを上げるため、〈TEMPO〉の目盛りを9まで上げる

テンポが早くなる

音量が気になり(9の位置にあった)VOLUME目盛りを下げる

9まで上がっていたVOLUMEが反応し9の音量に変化、急に耳もとで大音量のドラムが鳴る(!!)

 

……自分で見ても正しく書けてるのか、よくわかりませんが、たぶん大丈夫。

要は、長押しを解除した〈VOLUME〉の見た目の目盛りは「9」の位置になっていて、このまま〈VOLUME〉目盛りを動かすと、音量のレベルが「6」から「9」に自動で再設定されるんです。

結果、大音量のドラムが耳を襲う……と、こういうわけなんですねぇ。二、三回これにハマると憎しみの気持ちが生まれますね。

LINE6のPODなどを触ったことがある方なら、似たような経験があるんじゃないでしょうか。一つのつまみに二つの機能をアサインするもんだから、ヘッドフォンで作業中、誤って自分の耳を殺しそうになるんです。

みなさんもお気をつけください。

これは大きく減点ポイント。せめて使用機会の少ない〈TONE〉との併用だったらまだ救いの道があったのかな、と思います。

RHYTHMのまとめ

安定したリズムを──何らかの基準を聴きながらベースを弾くということは基礎練として非常に大切なことです。

リズムなしで練習するよりリズムありのほうが確実に上手くなるし、基準があれば崩していく冒険の楽しさも得られるでしょう。体内のリズム感覚も養えてアプローチのバリエーションも獲得していける…………そして、楽しい! 一石四鳥!

プラスマイナスでちょいプラスくらいに落ち着いた「新機能RHYTHM」でした。

ベース耳コピのススメ

脱・初心者のために。耳コピの大切さについて少し。

リズムキープに並んで重要な練習になるのが、

  • 様々な楽曲のベースに触れる(ベーシストに触れる)
  • ベースの役割を知っていく
  • 他の楽器との関係性を学習していく

色んな曲の色んなベースを知っていけば、自分の引き出しフレーズのバリエーションを増やすヒントにもなります。

そこで効果的なのが「耳コピ」です(”耳コピ”で検索してきた方、長々とすみませんでした)。

耳コピというのは、その名の通り(楽譜TAB譜を見ずに)耳で聴いた音から採譜あるいは運指を覚えていくこと」ですが、ぶっちゃけベースの音って埋もれてて聴きとりにくいと思うんです。歪んだギターが二本鳴っていたりするともうパニックに近い。

いつまでも身につかない相対音感……

自分で言うのもカッコ悪いですが、私は音に対する感覚が乏しく、Amを鳴らされてもAmかどうか全くわかりません。「マイナーのコードだろうな」くらいの感覚です。dimとかはもう手に負えません。最近sus4からメジャーに戻ってくる動きを理解しました。

これがどういう不幸を招くかと言うと、曲を聴いて、イヤフォン外して、ベースを弾いてみても、音程が合ってるかどうかがわからないんです。合っていようが合っていまいが違和感を覚えない、というのか。さっき聴いたのはもう頭から消えているんで。

曲を聴きながら同時にベースも弾いて、そこでユニゾンして初めて「ああ、これで合ってたんだ」という気持ちになるんです。ね、自分のセンスに託せないこの辛さよ。書いていて地獄だなあこれ。

助っ人マシン

amplugがない時代は、イヤホン(またはヘッドフォン)を耳に装着した状態で、何回も繰り返しなんとかかんとか頑張っていたんですが、イヤホンをしてると手元のベースの音は全然聴こえない。ピック弾きならまだしも指弾きは本当に何も聴こえない。

ならばとイヤホンを片方だけにして、もう片方の耳で手元のベースの音を聴こうとしても、片方のイヤホンじゃ曲のベース音が追っかけられない。もはや袋小路──

なんて悲しい時代は終わりを告げそうです。

『Amplug』シリーズには外部接続があるからね!

vox amplug2 耳コピに使える

オスオスのケーブルとプレイヤーがあれば、怖いものなしです。

画像のようにウォークマンなどの音楽再生プレイヤーをオスオスのケーブルで接続するだけで準備オーケー。オスオスケーブルは電気屋とかでも300円~1000円くらいで大抵売ってます。

私が買ったのはivankyが出してるオスオスケーブルです。

スピーカーの配線なんかにも使える、両3.5mmのオスオスプラグ、二本入り。

あると何かと便利なオスオスですが、あまり短すぎると立って弾くときにプレイヤーの扱いに困るので1mは欲しいところ。しかし長過ぎると長さが余って使い所にも困ったり……。

必要なアイテムのおさらい

リズムパターンを流して基礎練習をするなら

  • Amplug
  • イヤホン

外部接続で曲を流してセッション風の練習や耳コピがしたいなら

  • Amplug
  • 音楽プレイヤー
  • オスオスケーブル
  • イヤホン

「音楽プレイヤー」はPCでもスマートフォンでもウォークマンでも、音が出力できるものであればOK。

これでCDやらmp3やらを聴きながら、ダイレクトに自分のベース音も聴こえるという素晴らしい救済アイテムなのです。すごい捗る。PCに繋いで、youtube観ながらストレッチがてらにウォーキングベースを弾く、なんてこともできるんです(真面目にやれ

ベース道の入り口のアイテムとしてはだいぶ優秀だと思うんですが、どうですか。

DIYとアイディア次第で無限の発展

新機能のRHYTHMが8/8の素直なリズムパターンしかないので、「5/5変拍子や6/8とかの練習がしたい」なんて欲がそのうちに出てくると思います。

そんなときは、リズム音源をDAWなどで自作してPCに繋いだり、ウォークマンにデータを移して再生するなど、カリキュラム作成は無限大です。音源で用意したリズムなら先述の大音量で耳が襲われる心配もないですし、展開付けたりオートメーション書いたり、自由度は高い。

ただし、ウォークマン(その他の外部接続)を繋ぐのと繋がないのとでは見た目のごちゃっとした感じがぜんぜん違う、というのは留意しておきたいところですね。

私は主に室内での使用が多いです。

耳コピに向いているイヤホン

「耳コピ」と聞くと、フレーズのこと・音程(ライン)に言葉の意味が先行しがちですが、音色の違いを知っていくことも疎かにできないくらい大事なので、「あの曲のこのベースの音がかっこいい」「このエフェクトと音作りはどうなっているんだ?」といった意識を普段のリスニングから持っていきたいもんです。

だからイヤフォン・ヘッドフォンにも少しは気をかけましょう。なんならお金もかけましょう。

経験談としてリスニング含めてベースの音がしっかり聴き取れるイヤホンでオススメしたいのはSHUREのシリーズ──SE215とその上位モデル、Etymotic ResearchのER-6、少し落ちますがPHILIPSの9700系(その後継にあたる9710系)あたりですね。Westoneもバランスがよくて遮音性にも優れた作りなのでオススメです。情報としてはちと古いですが。

【2021年2月追記】

低価格で抜群のコスパが良いことが魅力だった9700系ですが、いま買うには少しお高くなりましたね。ER-6に至っては終売……。

私なら1年長く使うつもりでもう少しお金を出してSHUREのSE215を買います。MMCX式コネクタなので、有線リケーブルにも対応が効き、SHUREやWestoneなどから出ているワイヤレスリケーブル(Bluetoothレシーバー)とも相性がよく、活用の範囲が広いことが理由です。

もちろん音も良いです。私もまだ現役で使用しております。

さらに追記。すごい耳コピ向きのイヤホンを見つけました。finalのE500。

これはバイノーラル環境で録音された音声作品などの、LとRの音振りの手触りがものすごく伝わるように設計されたイヤホンなんです。いわゆるASMR向け、VR向けのイヤホン。

しかしリスニングにももちろん使えますし、音はやっぱりいいです。

SE215の価格の5分の1とは思えない。コスパだけで判断したらE500に軍配。2021年の私の推しイヤホンです。お暇ならレビューもどうぞ。

E500でドキドキするASMR音声体験をはじめます
ASMR音声、ゲーム、アニメ、映画、メタル、ポップス、フューチャーベース……全方位を迎え撃つイヤホン「E500」のレビューです

一点注意スべきなのは、SE215のようにケーブルが太くないうえに着脱式ではないため、演奏していて右手左手のストロークがケーブルに引っかかったりすると、案外簡単に断線してしまう危険性があります。断線したらそこで終わりです。安全に配慮して耳コピは落ち着いておこないましょう。

耳コピは大音量ではやらない

実は、というほどじゃないですが、ベースはマスターの音量をある程度絞ったほうが抜けて聞こえ、聴き取りやすいです。音階を調べたいときはやや絞り気味で聴きながら耳コピして、エフェクトのかかり方などはちょっと大きめで気持ちよくなりながら身を持って覚えていく、というのがおすすめの耳コピの進め方です。頑張ってください。

環境音がうるさくて音の確認ができないときに重宝

ライブハウスに演者として向かったときに、「今日、あの曲やろうと思うんだわ」などと記憶も曖昧な曲をメンバーから急に提案されたことはないですか?

私はあります。あのときの恐怖たるや。

ライブまでの少ない待機時間のうちに、必死の思い出し作業に移るのですが、対バン相手がリハ中のホールでは自分のベースの音なんか絶対聴こえない。どうするかと言えば静かな場所を探すハメになる。

控室がステージやホールから離れていればラッキーですが、ステージ裏が控室だったり、辛いときは控え室自体がなかったりもする。荷物置き場のみ、みたいな。

そもそも、いくら実音の小さいベースといえど、対バン相手がいたりする控え室・楽屋ではあまり楽器を大っぴらに弾きたくはないのだ。控え室でバチバチとチョッパーする人を見ると「なにイキってんねん」とか思ってしまう質でして。弦の張替えで5分位の試奏が最低限のマナーだと私は思うぞ。

本意気で歌うやつとかに対しては、

「控え室なんだから、控えてろよ!

っていつも陰ながら思ってます。てへぺろ

だから、あくまでも隅っこでポツポツと自分のベース音の確認するときにこのアイテムが役に立つ。対バンさんがリハ中のホールでならチョッパーをバチバチやっても邪魔にはならない……はず。

イヤホンとAmplugだけあれば多少周りが煩かろうと音の確認はできる。これ、便利でしょ。

締め:「買い」だと思うんです

お付き合いありがとうございました。ベース、好きなんですね。

 

ベースを手にとったものの壁だらけでいまいちモチベーションが上がらない。そんな駆け出しベーシストなら一台持っていても損はしない製品だと思います。これからのベース活動にきっと役立ちます。コンパクトサイズで使い勝手が良いのもオススメ理由の一つだったり。

外部接続がオススメのポイントです。耳コピの大変さがわりかし楽になったと思います。耳コピだけじゃなくて、自分オリジナルのベースラインを既存の曲に合わせることもできますし。アレンジ練習っていうんですか。そういうことも可能です。

あなたのベース活動が良いものになりますように白々しい。

おしまい。

参照リンク

VOX amplug2製品ページ

けいおん公式サイト

コメント,ご意見など (中傷発言はNO)

  1. RHYTHMボタン押しながら電源ボタン押すと9パータン切り替えられますよ。

    • おか様
      たいへん有益な情報ありがとうございます!
      4から9のリズムパターン発見できました。

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