ほしい物リストの設定(後半)
設定パートの最後に、購入できる商品の制限やギフト購入時の挙動についての設定をします。
これらもかなり重要な設定ですが、慣れるまではすべてノーチェックにしておくのが安全側だと思います。

リストを複数作成する場合は、「受取人がニックネームになっているリスト」をデフォルトのリストにしてください
慣れてきたら、「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」や「購入した商品をこのリストに保持する」にチェックを入れてもいいでしょう。
項目を理解すればお好みに合わせて設定を変えてもいいと思いますが、一番上の「配送先住所を販売者と共有する」だけはチェックを外しておいたほうがいいです。特に生活情報を特定されたくない方は。
「配送先住所を販売者と共有する」とは

スマートフォンやアプリ版だと「第三者の出品の発送同意書」という項目の表記になっているかもしれませんが、同じ内容です。
「配送先住所を販売者と共有する」にチェックを入れると、Amazonはマーケットプレイス出品者に以下の受取人情報を提供することになります。
- 受取人氏名
- お届け先住所
- 電話番号
- 匿名Eメールアドレス(システム上の理由により匿名化されない場合もあり)
これらの提供を許可するかどうかのチェック項目です。
あくまで発送作業のための情報提供ではありますが、これらの情報を得るためにマケプレ出品者となること自体は難しくなく、そうするとわりかし簡単にリスト作成者の個人情報にタッチできます。
さらに、「出品者は購入者に『ご注文いただいた商品はここ(配送先住所)に届けられることになります』という情報を購入者に開示することもある」とAmazonは説明しています。こうなると購入者にも受取人の住所情報が渡ってしまいます。
こういった不確定な部分がまだ残っているため(現在修正中……らしい。もう5年くらい?)、本名バレ住所バレ対策のため、このオプションはオンにしないほうが身のためです。
【2026年2月追記】2026年2月25日以降、この項目はサポートの対象外となります。未確定な部分が多いので、25日を迎える前には一旦非公開にするかリスト入りの商品の整頓をおこなうことを強くおすすめします
慣れるまでは、出荷元がAmazon.co.jpの商品だけリストに入れよう
「配送先住所を販売者と共有する」にチェックを入れない、ということは、リストに追加している商品が「マーケットプレイス出品者が発送する商品」の場合、購入者はギフトとして送れないということを意味します。ちょっとややこしいですね。
ギフトとして購入希望の商品は、出荷元がAmazon.co.jpを選びましょうという話です。
「Amazonが発送する商品」と「マーケットプレイス出品者が発送する商品」は、商品ページを見ると見分けが付きます。出荷元がAmazonの商品をリストに入れるのが安全な方法だといえます。

出荷元がAmazonだと、住所の情報に触れられるのはAmazonのスタッフと配達員(ヤマトや佐川のスタッフの方)だけとなり、いくらか安心感は増します。
優良なマーケットプレイス出品者の商品もリストに加えたい気持ちはわかりますが、リスクヘッジとしてチェックなしとしましょう。
それでもマケプレの商品を送りたいって言ってきたら
マケプレの商品を送りたいと言われたら、その分のAmazonギフトカードを送ってもらって自分で購入しましょう。そのほうが間違いはないです。特に、ギフトとして送れないKindle本をおすすめ布教する場合なんかはそうやってます。
もしもマーケットプレイス出品者から出荷される商品をリストに入れたい場合は、
- リストを別口で作成してそちらに入れる(こちらは広く公開しない)
- 個人情報を知らせても構わない信頼できる贈り主だけにDMなどで送る
- 信頼できる出品者か吟味する
こうなると友達とか家族とか、それくらいの親しい間柄になるでしょう。
そして、大手の企業など(くら寿司AZとか三木楽器とかAnker…)といった出品者になってきそうです。
【2月2日】現在、マーケットプレイスの出品者がほんとに受取人の情報を送ってくれるのかを検証中です↓↓
【2月4日追記】マーケットプレイスの「くら寿司ネット通販AZ」から自分宛てにギフトを送りました。荷物が届いたあともメールは一通も送られてこず、贈り主側から見た注文履歴には、配達業者と配送の状況(日本郵便が配達中です、というステータス)がわかるだけでした。でもこの一件ではなんとも言えない……
そんなわけで、セキュリティの観点から、「配送先住所を販売者と共有する」は原則チェックを外しておきましょう。
「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」とは

この項目にチェックを入れると、購入者はリストにない商品をリストにある商品と一緒に送ることができるようになります。その同意のチェックです。
関連記事:Amazonほしい物リストにない商品を送る方法が変わったみたい
先の「配送先住所を販売者と共有する」にチェックを入れてない状態であれば、リスト外とはいえマーケットプレイス出品者が出荷する商品を一緒に送ることはできないので、届く商品はAmazon.co.jpが出荷するものに限られます。その点は一応安全だと思います。
リスト以外のものは要らないという方はチェックを外しておきましょう
「購入した商品をこのリストに保持する」
購入された商品はリストから消してもよいかどうかの設定項目です。
シリアルやインスタントコーヒーは複数あっても困ることはなく、継続してリストに置いておきたいタイプの商品です。購入のたびに消えてまた追加して……は面倒なので、そういった商品が購入されてもリストから消えないように自分がリストから削除するまでは表示を保持させることができます。
ただし、保持するかしないかはリスト単位でのみ設定可能です。個別で保持させたりさせなかったりの設定はできないのがネック。
個人的には、リスト自体は「保持しない」に設定しておいて、複数買われても問題ないアイテムの希望数を5つほどにしておくという設定がおすすめです。

これなら5つ買われるまではリストから消えることはありませんから、追加やチェックの機会を減らすことができます。
4つくらいギフトで送ってもらったら追加で希望数を増やすこともできますし、新しくリストに入れ直してまた「希望数5」にすることもできます。
「サプライズにする」
リスト内の商品が購入されたときにリスト作成者に通知を送るかどうかの設定です。
- チェックあり……購入されてもリストから消えずに発送手続きを進めます
- チェックなし……リストから商品は消えます(保持しない場合)
配達されたときに初めて何かが贈られたとわかるため「サプライズ」と呼ばれています。しかし、サプライズ設定にすると通知が来ないので、商品が別のところに届いたりして配達完了になっても本人は気づけません。贈った人が数日後に「○○届いた?」といった確認をして、「いや、来てない」なんてことも。
届いたリアクションをいちいちしない&贈ったほうも失礼じゃないかと思って確認をしない、と不幸が重なる可能性はあります。対策は、届いた報告はリンクを載せた場所で絶対にすると宣言しておくか、はじめからサプライズ設定をしないか、でしょうか。
「デフォルトのリスト」(本名バレ対策)
デフォルトのリストにチェックを入れます。作成したリストがひとつだけだと自動でデフォルトになります。
複数のリストを作ってプライベート用と使い分けたいと考えている方は、必ずニックネーム版のリストをデフォルトのリストに設定してください。プライベート用の、受取人が本名になっているリストをデフォルトのリストにしていると、あっさり本名がバレます。
デフォルトのリストの「受取人」は誰でも見ることができます
公開されたリストを「保存」することで、友達のリストとして管理する機能がAmazonほしい物リストにはあります。
作成者側から言い換えるなら、あなたがネット上にシェアしたほしい物リストは、誰かのほしい物リスト内にブックマークされる余地があります。余地というか”危険性”というか。この機能の影響で作成者の本名がバレるケースがあります。
どういう挙動から本名がバレるのかというと、ずばり公開したリストを保存されたときです。
保存したリストは友達タブに登録されます。このときに「カスタマーの公開名」として登録されるのはデフォルトのリストに設定した受取人の名前です。

つまり、デフォルトのリストに本名を登録していると(本名で登録しているリストをデフォルトのリストに設定していると)、あなたが作成したどのリストを保存されたとしても、あなたの本名がカスタマーの公開名として相手に保存されるわけです。

原則、最初に作ったのがデフォルトのリストになり、そのあとは作成したリストの設定からデフォルトのリストに設定することで切り替えることができます
保存された「本名」を修正することは限りなく難しい
友達リストに登録された名前(カスタマーの公開名)は、友達リストに登録された時点よりもあとに修正・変更してもそのまま登録時のデータが残ります。もしかしたらキャッシュの関係で数日残るだけかもしれないが詳細不明。

本名を参照できる状態にしていたことに気づいてから変更してもすでに手遅れだった、なんてケースもありえます。公開前にしっかり設定しましょう。これがデジタルタトゥーか。
アカウントを削除したらもしかしたら消えるかもしれませんが、そこまで検証はできず。申し訳ない。
デフォルトのリストまとめ
とにかくできること、やっておくこと。
- 受取人の名義がニックネームのリストを作る
- 作ったリストのリスト設定から「デフォルトのリスト」にチェックを入れる
以上の変更で、いま以降リストを保存されたときに表示される「カスタマーの公開名」はニックネームになり、ガードを1枚増やした状態にできます。
正直なところ、すでに保存されたリストの名前に手を付けるのは望み薄です。上のふたつはこれ以上広がらないため、悪い人に情報を握られないための対策です。やらないよりは多少マシ(本名を知られやすい状態で放置よりはだいぶマシ)程度です。
この記事自体が、リストを公開する方々への注意喚起でありながら、ほしい物リストを公開する人間の本名を探ろうとする悪い人たちに知恵を授けるかた
設定完了
以上の設定が済んだら「変更の保存」ボタンをクリックして、リストの作成作業は終了です。
お疲れ様でした。どこに出しても恥ずかしくないリストが完成しました。
いよいよ、友人知人にリストを見てもらう段階に入っていきますよ。
- 公開プロフィール名をニックネームに変更したか
- 「受取人」をニックネームにしているか
- お届け先住所の「氏名」をニックネームにしているか
- お届け先住所の最後に「○○様方」を入れているか
- 「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外してあるか
- 「このリストにない商品を追加購入者に私の配送先住所に発送させる」のチェックはそれでいいのか
- 複数リストがある場合、デフォルトのリストの「受取人」をニックネームにしているか


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