DMMブックスのスーパーセールで還元ポイントを上手に使っていく方法のメモ。
スーパーセール2022冬、簡単なルールのおさらい。
- ジャンル・出版社によって還元率が異なる
- ポイントで購入してもポイントが還元される
- 本体価格×還元率=還元ポイント数
- ポイントの有効期限は付与日から90日間
もう少し詳しい解説は先週の記事をどうぞ。本記事は簡略版的な位置づけです。
スーパーセールでは還元率が最大70%まで跳ね上がります。作品によっては90%還元なんてのも。しかも、ポイントで購入してもポイントが還元されるルール上、けっこうなポイントロンダリングが可能です。
今回は主に以下の内容を考えます。
- 1万円の元手でどこまで購入できるか
- 元手を抑えるにはどうやって購入するのがよいか
- ポイントの失効を防ぐためにはどうするか
このあたりを大事にしたいと思います。
では、いざ、スーパーセールで散財せん。
DMMスーパーセールのポイント還元と計算方法
元手に1万円を設定して30~70%還元率の伸ばし具合を見てみます。
条件は、1回目に1万円の現金払いのあと、2回目からは還元されたポイントで買って買ってを繰り返しています。
それぞれ1万円を元手にした試算は、27032円相当・18176円相当・13674円相当になりました(70%,50%,30%の比較)。400pt以下の還元になるとポイントだけでは商品の購入はできないので、便宜上のデッドラインにしています。実際は還元は続きます。
元手が高額になるほど、使い回せる回数は増えます。
2万円を軍資金にして70%還元対象に絞り込めば、およそ5万5千円も買えることになります。ほんとびっくりセールです。
その1.軍資金(元手)1万円でどこまで買えるかを計算する
元手の軍資金からどのくらいの購入が可能になるか(ポイントが獲得できるか)、以下の数字を掛けるとおおよその範囲で見当をつけることが出来ます。
- 70%還元対象のみ……元手×2.72
- 50%還元対象のみ……元手×1.82
- 30%還元対象のみ……元手×1.36
「○万円の小遣いで買えるだけ買うぞ」というようなときは、この計算式がガイドになると思います。
その2.シリーズ全巻の総額から逆算して元手を抑える買い方を考える
反対に、「1作品をシリーズの完結まで買い揃えたいけど、他に買うものはないからポイントが余るかもしれない」というケースも考えられます。こういった場合は、総額から逆算して必要な元手を求めます。
作品によっては最新刊だけ100円ほど高いこともありますが、今回は全部同額として計算します。100円ほどの誤差は初回の購入冊数を少し増やして各自の環境で対応してください。ポイントが足りなくなって、後半で現金払いになっても大きな損はしてません。
シリーズ買い・まとめ買いをする際に利用できる計算式は以下の通り。
- 70%還元対象のみ……総額×0.39(1万円を超えるごとに0.005ずつ減らしていく)
- 50%還元対象のみ……総額×0.55(1万円を超えるごとに0.005ずつ減らしていく)
- 30%還元対象のみ……総額×0.73(1万円を超えるごとに0.005ずつ減らしていく)
これセールで使えます。テストに出ます、的な。
例えば『吸血鬼すぐ死ぬ』は現在21巻まで出ていて、総額9416円です。この数字に0.39をかけて……という感じです。あとで実践します。
どうしてこの数字が出てくるのか、という途中式はメンドウなので省略します。いくつかのサンプルを逆算して平均しただけです。あくまで目安の数字に使えるということで。
「1万円を超えるごとに0.005ずつ減らしていく」とは?
うえの定数は実は購入額によって変動することにあとから気が付きました。もう定数ですらないのかも。
総額が8000円以下なら、「×0.4」くらいでちょうどいいのですが、1万円付近で「×0.39」、2万円を超えると「×0.37」といった具合に、高額になるほど掛ける数字は減っていきます。同じ還元率の作品を購入するケースでも、元手が多いほうが還元されるポイントの合計が増えるからですね。つまり効率が上がってくるわけです。
まあ、そこまで精確な数字はこのブログには求められていないでしょうから、わかりやすく全部「×0.4」にして余ったポイントを消化するほうが、計算に頭を使うこともなく時間的なコストパフォーマンスも上がると思います。
初手で10万も一気に買い込む人は、いないでしょう。「ある程度の小分けで買っていきましょう」と再三訴えていたこのブログの一体何を読んでいたんですかと問いたいくらいです。
実践:シリーズの総額から必要な元手となる金額を調べる方法
この間完結した『Dr.STONE』を例にして計算します。
『Dr.STONE』は50%還元対象作品なので、例のなかの数字は「0.55」となっています。
総額から最初に買う金額を調べる手順は以下の通り。
- 全巻をバスケットに入れる
- バスケットを見る
- 購入合計(総額)がわかる
- 総額に「0.55」をかける
- 必要な元手がわかる
- 1冊の単価で割る
- 購入するべき巻数がわかる(少数になれば繰り上げる)
- 元手の金額になるまでバスケットの作品数を調整する
- 購入後の還元ポイントで続きを買っていく
- 最終的に数字がズレても文句を言わずに粛々と現金払いでフォローする
実践していきます。
まずは全巻をバスケットに入れます。
そのまま「バスケットを見る」をクリック。
バスケットのなかに全巻が入っています。③のところに合計金額が出ていますね。
『Dr.STONE』を全巻購入するには11,934円が必要だとわかりました。
続いて、0.55を掛けて元手に必要な金額を算出します。
元手に必要なお金は6563.7円だということがわかりました。
念のためにエクセルで計算しておきます。問題なし。
では、6563円って一体何冊分なのか。何巻まで買えばいいのか、というのを調べます。1冊の単価(=459円)で割るだけです。
6563÷459は14.3となります。14.3巻……は存在しないので、小数点を繰り上げて、15巻を最初に買えばいいことがわかりました。
バスケットに入っている16巻~26巻は一度、バスケットの外に出します。
15×459……6885円が最初に購入する金額となりました。
バスケットのなかを15巻までに調整できたら、「購入手続きに進む」をクリック。
残りの巻数(16巻以降)は購入後に還元されたポイントで購入していきます。わかりやすいですね。深夜の自画自賛モード。
一気に全部買ってももちろん良いのですが、どうせ読むのは一週間先とかになるのなら、小分けでも良いのではないでしょうか。
DMMブックスのスーパーセール、ポイント還元の計算メモでした
どうしても最終的には少額のポイントは残ります。
DMMブックスのセールが終わってから(※有効期限のうちに)、現金払い+ポイントで何かを買って精算するもよし。ポイントは「共通ポイント」で還元されるので、DMMのサービスであれば他にも多数の使い道があります。
DMMブックスで買いたい作品をあらかた買ったら、他のサービスを除いてみるのもいいと思います。
そんな感じで〈DMMブックスの還元ポイントを上手に使う計算式のメモ〉でした。
おしまい。
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