私の同世代や少し下の世代ならいざしらず、【闇のゲーム】といわれてもピンとこない人もいると思う。ちょっと試しに職場にて「周りで遊戯王(のカードゲーム)やってる人いる?」と聞いたけども答えはノーでした。「そうやんね、私の周りも三人くらいしかいないもんなあ」なんて言うとむしろ三人いることに驚かれたくらいだ。
私も遊戯王OCG自体、ブームとともに友人たちと片足を踏み入れたものの、家庭環境と一種のマネー(パワー)ゲームがサンダーボルトよろしく財布に大ダメージを与えたために幼少の私は早々に撤退したのである。貧乏は敵だ。
なつ「ヨーカイザーも買ってもらえなかったんだよね」
──そうだし、みんなペンデュラムにすぐに乗り換えていったときも、うちはまだ動くでしょって取り合ってくれなくてさ……
閑話休題。
その後もマネーゲームを続ける友人たちは墓地に相手のカードを入れることで自分のデッキに懇意のカードを紛れさせる哲也さながらのイカサマで袂を分かつまでに発展していたりした。
そのころのカードからは久しく離れていた私は、付き合いでたまたま買ったパックのうちにブラック・マジシャン・ガールが封入されており【思春期】と【2次元】のビッグバンが起こりドギマギしていたのをさきほど思い出した次第です。引き出しの奥にまだジャッジマンとか迷宮の魔戦車とかと一緒に眠ってます。なんだかんだ思い出っていいよね。
これは卑怯だろ。
そんな遊戯が映画で戻ってくるんだドン!
なつ「これ、羽蛾くんじゃん」
──実はザウルスはネタでしか知らないっていうね。ごめんね
もう遊戯王はキャラ自体が世代交代しててポケモンくらいさっぱりなんだけど、同世代の友人が「遊戯と海馬で映画やるから観に行こう」って話がきまして。しかも前売りにブルーアイズの亜種みたいなのがつくそうな。
と、ここで本題でござい。
前売りチケット買いに行くの付き合ってって言われたんすよ。(お前は小学生かよ)
正味なところ、遊戯王OCG熱というのか遊技人口が海外含め全然想像がつかなくて。
MTG(マジック・ザ・ギャザリング)よりも遥か上をいってると彼は言い張るんですが、どうなんでしょう。その前売り券につくカードが全国で20万枚限定らしくてですね。「もうこれは朝一っていうか開店ベタつきだろう!!」と、友人はなんかボルテージが上がってるんですよ。パチンコに並ぶ奴らじゃないんだからさ……。
「いや、遊戯熱を見くびるな」って言う彼に説得するんですよ。
「20万枚の前売りってことはな──」
200,000を放映劇場131館で割る。(地方と都心部の振り分けは考えないこととする)
ひと映画館あたりの振り分け分が1526枚
お一人様の最大購入は4枚までのアナウンス
(転売目的や公開から毎週変わる特典のためやら友人分やら色々あるでしょう)最前の人から全員が4枚買っていっても381人までは購入可能の見通し
材料としては弱いけど、大阪の中都市が均等より少ない枚数が振り分けられるとは考えにくい
「──ってことだぞ」
「いや、400なんか余裕でくるだろ。遊戯熱なめn(ry」
ということで説得も無駄に終わり、せっかくの休みの午前7時に前売り券争奪戦という【闇のゲーム】に参加してきます。お前たちの渇いた叫びを聞かせてくれ。
なつ「なにそれ?」
──テレビシリーズ第一作目のOPです。歌ってるのがthe FIELD OF VIEWで、作詞作曲が小松未歩。ザ・ビーイングな組み合わせでしたね。
かっけえなあ。
そして、、
午後からはフィルム特典配布が解禁されたガールズ&パンツァー劇場版(二回目)を堪能してくるつもりです。
律儀に【パスタ】をメモるポンコツ桃ちゃんかわいいよ桃ちゃん。
もう完売しちゃったらしいパンフレットです(自慢
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