庶民の戦い方はMEGA BIGでなくtotoのほうに出せるお金を突っ込むことだと思っていた

第1476回のtotoの当せん金。1等555,580円、2等2,250円、3等270円。当せん口数、1等387口、2等8,930口、3等73,782口 雑記
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第1476回のtoto(BIGなどを総称したスポーツくじとしての「toto」)は台風10号の上陸により、5試合が中止の発表となりました。

totoの基本ルールでは中止になった試合はすべて「合致」、つまり的中扱いになります。

その試合については予想をしなくてもよい、とも言えます。今回は5試合の中止が発生したことで、「最初から的中確定の試合」が増えました。ビンゴの穴真ん中だけでなく端っこも開けて始めるような状態です。必然的に1等や2等が出やすくなります。

対象試合の中止による「不成立措置」というのは当然用意されているのですが、今回のMEGA BIGとノーマルtotoに関しては、予想対象の試合のうち4試合の中止に留まったことでギリギリ成立するかたちになりました

そこで「期待値が1を超える」というすでによく目にしたであろう話が広がっていくわけです。

参加者が増えると分け前は減っていくから喧伝してもいいことってないでしょう、というのが一般参加者の感覚なんですが、人の口に戸は立てられないというかなんというか。知ってもらうことの(そのあとの)メリットを取る人がいるんでしょうね。とにかくこれが購入締切の前日の話(Twitter)。

で、ワタクシ庶民のはしくれとしては、期待値が1を越えてようが機械割が170%を超えていようが試行回数がそもそも稼げないと勝ち目は薄いわけです。朝イチ30回転で1/65535を叩き出したことはあるにしろ。

だからMEGA BIGよりもノーマルtotoに比重を置くことにしようと考えました。

DMM TVはアニメと舞台が強いですね

ランダムのBIG系よりパターンを選べるtotoのほうが勝ち目はあるんじゃないかと思った

BIG系のひとつであるMEGA BIGは買い目を選べないランダム抽選です。欲しい予想目を購入できるわけではありません。引き分けが8つあるBIGとか、1点と2点だけで構成されるMEGA BIGとか、購入時点で破り捨てたくなるパターンを買い取らされる可能性があります。ちなみに1口300円。

その点、ノーマルtotoはすべての試合の結果を指定できます。素人の予想なんてと言われてもそっちのほうが自由があります。

楽天totoより

ノーマルtotoは13試合分の、前後半の90分間の結果を「ホーム勝ち、ホーム負け、その他(引き分け・延長)」の3つから選べる。一口100円でロープライス。

ノーマルtotoが狙い目と感じた理由

ノーマルtotoも台風による”恩恵”がありました。

通常は13試合の3つの結果を予想するわけですから、全パターンは3の13乗で1594323通り。一口100円で全パターン網羅しようとすると1億5643万円必要になります。ところが今回は「4試合が的中済み」となっていたので、実際は9試合分を網羅するだけでよくなります。しないけど。

パターンは19683通りまで絞り込まれるため、一口100円なら196万8300円になります。

1億5600万円でようやく全パターンを補足できるゲームが、196万円で補足できる状態になっているのですから、状況の異常性がわかるかと思います。蟹江敬三もびっくりの81倍です。

それぐらい当たりやすさが上がっていて、「期待感」も上がっているのが今回のtotoでした。

10万ずつ募って18人で配当山分けすると勝てるのでは?

全パターンを網羅するということは1等1本、2等13本、3等78本が全部回収できるということです。とはいえ、196万円も庶民にはたいへんな額です。オリエントな嫁を質屋に入れないといけません。

そこで私が夢想したのは、知人に話をもちかけて10万ずつ出資してもらって、賞金の総額から配当を渡すというアイデアでした。20万出してくれるなら配当も倍にすればいい。

そうやって196万円をどうにか手に入れて、楽天銀行に全額投入。締め切りまでに楽天totoから注文をする。こういうことを考えていました。

実際には話を持ちかける知人がいないことに気づき計画は頓挫するのですが、まあ全パターン買い計画は実行に移さないで正解でした。

思いついたその時点の1等の金額を計算すると推定で800万ほどでしたが、もしも同じことをしている人が10人いたら1等は1/10に減ります。100人いたら……。自分が思いついた計画なんて10000人は思いつくだろう。これは合成の誤謬が起こりそうだ。やめよう。

全パターンを買うと負けていた

totoから発表された数字をもとに、今回回収できる金額(全パターン買いで回収できた金額)を計算すると以下の通りです。

  1. 1等: 555,580円 (1口)
  2. 2等: 29,250円 (2,250円 × 13口)
  3. 3等: 21,060円 (270円 × 78口)

楽天toto

196万円で全パターンを網羅できたけれど、それでも回収できるのは60万と6000円です。135万円の損失です。これはいかなくてよかった。

購入したことにして配当だけ渡す手もあった(冗談です)

結果的にこの勝負は負け戦を迎えていたわけですが、知人から集めた資金をプールしておいて個別に18人に配当を慰めの言葉とともに渡していれば、私だけは勝てたんだなあとも思います。18人から10万を受け取って、3万3660円を返す。協力してくれてありがとうとか言って4万渡すのもいい。私の手元には6万*18で108万が残る。煩悩と同じ数字ですね。

人はこれをポンジ・スキームと呼ぶ。

ポンジ・スキーム - Wikipedia

おしまいに:2万~5万くらいでtoto1等や2等を狙うのが最適解だったと思う

ここからは真面目な話で。

7000万も800万もポンっと出せっこない庶民にとっては、4試合が中止になっていたことで19683通りまで絞り込みが進んだノーマルtotoが一番良かったんじゃないかと思います。一番良かったというか、MEGA BIG一点張りじゃなくてノーマルtotoでリカバリーを効かせておくのが、庶民の戦法だったんじゃないのかと。

「期待値1以上」を拠り所にしてMEGABIGに1万とか2万とか手薄な金額を投入するなら、100通り200通りでtoto1等の55万を狙っていたほうが良かったのでは?

まあ、55万というのは後出しの数字ですけど(ほんとはもっと多いと踏んでいた)。少なくとも、ほぼ確定状態だった300円のオンパレードよりは、こっちに勝ち目を私は感じた、という話です。人が集まらないだろうからこそ勝ち目を感じたという裏返しの理屈でもあるんですが。

経験から言えば、5万円くらいが競馬とかパチンコとかで一日に全部スッたとしても受け入れられる現実的な数字じゃないですか。ダメージがなくはないけど心が壊れたりはしないレベルというか。

余談:BIGや100円BIGももちろん買った

不成立になることが予想できていたBIGや100円big、miniBIGをクレジットカード等で購入して還元ポイントを狙うのが最適解だったという話もありますね。ご多分に漏れず私も楽天totoとクラブtoto経由で買ってました。仮説を思いついたりする特性はあるみたいです(自画自賛)。

ただ、ああいう制度を”ハック()”する的な行動で怖いのは、理不尽な制裁でアカウントがBANされてしまうこと。所詮こっちはいち消費者で相手は企業ですからね、あるかわかんないですけど私は必要以上にそういうのを恐れています。だから「なんか間違えて発注したみたいです」を装える範囲でしか実行できない。Amazonコインの資金決済法のときもそうでした。

といってもポイントがどうなるのか、どういう返金になるのか検証はしたい性格なので、全部で5000円ほど買ってるんですけど。いまのところ購入分の楽天ポイントは付与されていて、もう消費しています。返金はまだです。

ただこれも「2%」という数字がちゃんと効力を発揮するのは、もうひとつの側の数字が大きくないといけませんよね。5000円の2%なんて100円ですから。20万円50万円100万とかになってようやく2%の真価が出てきてそのポイントでくじでも買って永久機関にすっか、というレベルになる。

結局、アカウントと天秤にかけられるか、という話に戻ってきて私はアカウントを必要以上に守るんですけど。でも、2%で原資を増やせるのは魅力的でしたね。

なんかまとまらないからこのへんで筆を置きますが、次もこんな機会があれば乗りたい方は乗ってみてはどうでしょう。楽天totoが楽天ポイントも利用できておすすめです。

もしくはClub totoに登録して、コンビニ払い→ファミペイ払いです。100円BIGを継続的に買うならこっち。実質90円BIGにできます。

そんな感じで〈庶民の戦い方はMEGA BIGじゃなくてtotoのほうに出せるお金を突っ込むことだと思っていた〉という話でした。

おしまい。

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