私のメインブラウザはChromeで、これがいわゆる「規定ブラウザ」というやつです。メール内のリンクを開いたりすると大抵はこの規定ブラウザで開きますね。そして、Chrome以外には副ブラウザ(?)としてEdgeやFirefoxも利用しています。
副ブラウザの使いどころ(使い分け)は、同じサービスを別アカウントで入りたいときとかCopilotを起動するときだけはEdgeから開きたいとか、そんなところです。
で、Edgeで開いているサイトやページをショートカットとしてデスクトップに保存すると、Chromeのショートカットが出来上がります。これは規定ブラウザがChromeになっているからです。
これだと特定のページはEdgeで開きたいというときに不便なので、「任意のブラウザで開くショートカット」を作成する必要が出てくるのです。
いまからそれを作ります。
では始めます。
Edgeで開くショートカットを作成する
規定ブラウザじゃないブラウザのショートカットの例として、今回はEdgeでwebページのショートカットを作ります。ブラウザが変わっても基本的な作成の流れは同じです。
まず、デスクトップに新規ショートカットを作成します。
ショートカットの作成のダイアログが出ます。
「項目の場所を入力してください」という入力欄に
- ショートカットを開きたいブラウザの実行ファイルがある場所のパス
- 開きたいページのURL
を入力します。
仮にEdgeなら、
"C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
開きたいページのURL
こんな感じになります。
ブラウザの実行ファイルの場所を指定する
今回はEdgeで開けるように、Edgeの実行ファイルの場所を探します。
ブラウザはデフォルトだとC:プログラムファイルのフォルダにあるはずです。だいたいはインストールしたときにそこに保存すると思うので。
64bit環境は
"C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
32bit環境なら
"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
たぶんほとんどの方はこうなると思います。
とにかく各々のショートカットを開きたいブラウザの実行ファイル(.exe)がある場所を探し出してください。
開きたいページのURLを後ろにつける
続いて後半部。
ショートカットで開きたいページのURLを実行ファイルのパスの後ろに置きます。たとえばAmazon.co.jpのトップページなら、下のようになります。
"C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
https://www.amazon.co.jp/
これをさきほどの「項目の場所を入力してください」に入力します。
「次へ」をクリックして先に進めます。
続いて、ショートカットの名前を決めます。
「完了」をクリックすると完了です。割と簡単。
アイコンがEdgeのショートカットが出来上がりました(もちろんEdgeで開きます)。
おしまいに:ショートカットが開けなかったらプロパティでリンク先を確認
ショートカットは作成できましたが、リンク先が存在しなくて正しく機能していないこともあります。
そういうときはショートカットの「プロパティ」を開いて、リンク先の入力を確認してください。スラッシュが多いとか、何かミスがある可能性があります。
入力欄に実行ファイルの指定パスを含んでいるのは問題ないです。ここを削除しちゃうと規定ブラウザで開くショートカットができるので注意です。
これ以上の原因はわからない。私はできたんで。
はい。今回は副ブラウザがEdgeである私の環境での作り方をお披露目しましたが、ブラウザを指定してショートカットから開くURLを付け加える作業はどのブラウザでも同じはずです。
副ブラウザがFirefoxだったりOperaだったりVivaldiだったりArcだったり、もちろんChromeだったりしても同じ方法が適用できることでしょう(未確認でごめん)。
そんな感じで、〈デスクトップに規定ブラウザ以外のショートカットを作成する方法〉でした。
おしまい。
コメント,ご意見など (中傷発言はNO)