【アニメ】『セイレン』第10話のアバンが素晴らしかった

セイレン10話 アニメ感想文
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セイレン』観てますか? みゃーもりで名を馳せた木村珠莉が幼馴染のポジションなのにかわいい乙女無双してますよ。

庇護欲を揺さぶられる系の甘えボイスというよりは、そばにおいておきたいような感触のトーン。守ってあげたいとはちょっと違う。甘やかしてちょっと怒らしてキャッキャうひひ系。そんなのがあるのかわかんないけど。

相手の懐に入るのが得意な感じですかね。声優界の野村忠宏。おじさまがころっといっちゃうような。ピュアネスってこういう声をいうんだろうなあ。

そんな〈桃乃 今日子〉編の第二章、話数でいうと「#10」ですが、OPに入るまでのアバンが秀逸でなかなかグッと来ました。b

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台詞とカット切り替えのタイム感

通学路のどこかケーキ屋さんの前にて、モエ姉と正一がクリスマスについて立ち話。

今日子にクリスマスケーキを作ってもらおうと提案するモエ姉に、今日子が一人で作るには五年はかかるなんて返す正一。仲いいな、この姉弟。

セイレン10話 セイレン10話

 

そしてモエ姉の「今日子、家庭部で上手くやれてるかなあ」という呟きに正一の台詞↓

「今度オレが家庭部の様子を見てくるよ」

──とくる。アバン終了。OPへ。(台詞構成はこんな感じ)

で、ですよ。

この正一の台詞の最中にもう一枚、家庭部の教室札のカットが入るんです。

セイレン10話

タイミングとしては「今度オレが/ (ココらへん /家庭部の様子を見てくるよ」ですかね。

ブレス入るタイミングジャストじゃなく微妙にズレがある。このつなぎ方が味があって良いのです。ほら、みんな。再見再見。

この話数は面白くなるんでねえか!? と期待が高まるアバンでした。

 

もうひとつ同系統の手法で台詞とカットのタイミングをずらしていた(右のカットが少し遅れてくる)のが、Aパートの正一がロールケーキを食べて家庭部をあとにする箇所。

セイレン10話 セイレン10話

「ごちそうさま。/(ココ)/ケーキありがとう」

このズラシよ。これがリズムの作り方なんですよ。たぶん。

絵コンテ:セトウケンジ
演出:所 俊克

台詞周りの”演出”については、演出さんのセクションと捉えていいのかな? でも台詞のオンとかオフとかはコンテで指定するのが普通だし……。いまいち役割分担が私の頭のなかでできてない。とにかくセトウ氏・所氏どちらかのお仕事だと思います。

お話としても一番好ましいというか、しっかりチグハグな恋模様になっているような気がします。あと一話で〈桃乃 今日子〉編は終わってしまいますが、結末が楽しみです。

 

あと、あの三条るいせがデレデレになるんじゃないかと期待もしてる。もしかしたら上崎妹がお姉ちゃんよろしくぞっこんデレのポジションなのかな。 みかしーかわ(ry

セイレン10話

いまはヘイト溜まってて全然トキメかないけど、大丈夫なのだろうか。

お開きの時間です。

関連リンク

アニメ『セイレン』公式サイト
TBSのサイト内じゃなくて特設で作ればいいのに、なんて思ったり。

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