【アニメ】『響け!ユーフォニアム2』は京アニの最高傑作ってことでいいよね……のあとがき!

ブラス!アニメ感想文

おわかれじゃないから、あいさつは「さよらな」──『さよらなエトランジュ』より。

一期キービジュアルで床に楽器直置きするのかよって疑問がありましたが、『ブラス!』の写真取るシーンで直置きするんです。まじかよ……。

 

一期の頃の記事を読んでいた人が仮にいらっしゃるのならこのパターンは察しがついていたのでは? と思ったり。番外編、あとがきアンコール。

実はユーフォニアム最終回の記事は最後に映画を二、三本オススメしてから終えようと思っていたのだ。しかしながら、ぐだった感想文で無理に締めた結果(締めきれてないんだけど)に納得もできず、またこうしてあとがきという形で参上した。

「京アニロスを補えるのは京アニしかない!」と思い『小林さんちのメイドラゴン』を観たんですが、一話だけでは判断できませんとあえて断りつつもそこまでハマらず、「あ、私はユーフォニアムロスってやつだったんだ。京アニロスではねえや」と再認識。京アニといっても日常路線、甘城ブリリアントパーク路線ですもんね。路線というかラインか。ドラゴンが出てるからとかの安易な発想じゃないですよ。でも長縄まりあが出るようなので、そこまではしっかり準備しておきたい。準備しておきましょう。

 

卒業前のセンチな気持ちとは裏腹に、卒業から10日後のぽっかりしつつも少しさらっとしたものが芽生え始めたそんなタイミングだからオススメできるのかもしれない。

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吹奏楽もの『ブラス!』

ブラス!

イギリス・ヨークシャーの炭鉱町グリムリーは閉鎖を迫られていた。弱っていく町の中でメンバーのカンパなどでほそぼそと活動を続けているバンド”グリムリー・コリアリー・バンド”の前にグロリアという女性が現れる。彼女もバンドに加わり、全英ブラスバンド選手権を勝ち上がっていくのだが、大会途中で炭鉱の閉鎖が確定し、彼女も運営側の監査員だったことがバンドのメンバーに知れ渡る。時を同じくして病に伏すバンドマスターのダニー。バンドメンバーは解散を決意し、病院の前でダニーへ向けて最後の演奏をする。(そして……)

バンドはどうなるのか、彼女と炭鉱はどうなるのか。それは本編で見届けて欲しい。

ふう。ネタバレなんかはないように気をつけて書いたつもりだけど、難しい。あらすじの説明ってすげー難しい。

ブラス!

響け!ユーフォニアム』が始まる頃にそういえばユアン・マクレガーが吹奏楽の映画に出てたなあ、なんて思い出し借りてきた。もう一昨年なので細かいところまでは覚えていない。

ダニー役のピート・ポスルスウェイトさんはもうお亡くなりになっています。『ユージュアル・サスペクツ』でのコバヤシがやっぱり一番有名なのか。全然日本人に見えない日本人の役で出てくる。こないだ観た別の映画でちらっと登場してて、もうなんの作品か思い出せないからいまフィルモグラフィー観てたんですが、その作品は載ってないっぽい。そんなバカな。

ブラス! ブラス!

バンドの演奏と若いユアン・マクレガーが見どころです。オビ=ワン・ケノービより前ですからね。『トレインスポッティング』と同じ年。マーク・レントンほど輝いてないけれど、好きだったユアン・マクレガーがここにいます。ユアン・マクレガーといえばワタシ的には平田広明さんの声で再生されますね。サンジの声の人、って一々言わなくてもわかるか。

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鬼コーチと熱のせめぎ合い『セッション』

セッション

ガチ勢……ニガテな言葉だ。アワワ。

滝先生が最初に部室に来たときの「なんですか、これ?」ありましたねー。あの一言で物語のディレクションが決まったような気がします。こりゃ面白くなるだろうと。

ともかく。この『セッション』にもフレッシャーという鬼コーチが出てきます。演じているのはJ・K・シモンズ。トビー・マグワイアのほうの『スパイダーマン』で新聞社(雑誌社?)の編集長やってたおじさまです。

セッション

「このなかで音程がズレている奴がいる。自覚があるやつは手を上げろ。あ? 誰も居ないのか? 私の耳が腐ってるのか? 」とネチネチ。

のあとにドーン!

やはり想起するのはハートマン軍曹です。ハートマン軍曹級のひたすら怒鳴ってスパルタスパルタ。「シーツのシミ」まではいかないけども。でもそれは音楽へのひたむきさ故なんです。

映画『セッション』予告編

イントロダクションは予告編に譲るとして、

 

……でもこの糞みたいな予告編はあまりそそらないな。もう「ラスト〇分〇秒……あなたは騙される」系の文句を書くコピーライターはほんとに仕事をやめて欲しい。殺意が湧いちゃう行いリスト15のなかにずっと居座ってる。

劇中でのフレッシャーの行いは全部愛のムチだとフレッシャーは自覚しています。チャーリー・パーカーとジョー・ジョーンズのエピソード(チャーリー・パーカーの演奏ミスに対してシンバルを投げつけたジョー・ジョーンズの”愛のムチ”によって、チャーリー・パーカーは鍛錬を加速させ偉大な音楽家となった)を例として、”偉大な音楽家はどんな壁も越えてみせる、甘えは成長の可能性を摘み取る”という信条のもとに主人公アンドリューをしごいていきます。原題:Whiplash)もビシバシ行くぞオラ的な解釈だと思います。『セッション』ってのも悪くないけども、誰とのセッションか何とのセッションかっていうちょっと遠回りした解釈が必要なのがちと不満。バンドで演奏すること(つまり一般的な──セッションが主軸と思われたらこの映画のテーマの本質とのズレも甚だしいじゃないですか。予告編の入りがトロンボーンとか写してジャズナンバーでもろそれのガイドっぽくになっちゃってて苦笑の極み。そのあたりのコピー作りはほんと肌感覚が合わないよ日本映画界。

だってこれジャズ映画じゃないのよ。そこだけは絶対に譲れない。

JVCのコンサートにニコルを誘う電話のところが凄い好きなんです。「……なーんちゃって、冗談だよー」って早く言ってくれよ! 何黙ってんだよ! ってあのもじもじしてしまう、させられてしまう感じ。

セッション

前半ヒロインのニコル。

 

あるできごとをきっかけにフレッシャーの指導のスタイルに変化が訪れる。アンドリューへの厳し~い、厳しすぎる指導を見てきた観客はそこで得も知れない寂しさを覚えるんだけど、油断していたところ、最後に飛んでくる”シンバル”がね、たまりませんよ。私は無理。

かつてのワナビーやドロップアウト組、いまなおワナビーで夢見るドリームボーイ。ぜひ観て欲しい。本気でやってくってこういうことなのかな、って気持ちになります。しかし自分を主人公に重ねるには自分はそこまで何かに打ち込んでいないよな的な引け目がブレーキにもなり……、とドロドロした気持ちを抱えながら私は最後まで観きってしまいました。

正直、公立高校の野球部の仮入部期間ごときで音を上げて野球とグローブを捨てた私には少々辛い映画でした。と同時にガン上がりしてる自分もいましたが。卒業後すぐだったりすると楽しめたかどうか……(まあ楽しめたんだろうけど

セッション

音楽が好きで好きでたまらない方に特にお勧めします。

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さよならだけが人生だ、『横道世之介』

横道世之介

先輩、後輩、同級生、幼馴染……あんなに頻繁に会っていた人間なのに気がつけばもう数年会ってないな、なんてことないですか。いつから会ってないっけ、なんで会わなくなったんだっけ、そんなこと考えたりしませんか? 

これはちょっと偏見気味な考えだけども、現代人って 薄くもゼロじゃない繋がりを持っていると思うんですよ。フェイスブックだったりツイッターだったりLINEだったり。連絡はとらないけど登録はしておくような。要はキープですよキープ。当然連絡もなしにアドレスとか変えてしまわれたら繋がりは切れるんだけど。

なつ「ほんとにただの偏見だった」

──というか自分の立ち位置すら定まってないっていう。ポジションが不明。

別れについてポジティブに捉えている映画。捉えたいものだな、と思う映画。人生がさよならの繰り返しでも人生を肯定できるような映画。と同時に、人生はなぜにこうもままならないのか、というような気持ちに気付いたり。そんな映画。

『横道世之介』予告編

この吉高由里子はすこぶる良いですよ。2017年にもっかい観ると思います。

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長崎の港町で生まれた横道世之介(高良健吾)は、大学進学のために上京したばかりの18歳。嫌みのない図々しさを持ち、頼みを断れないお人好しの世之介は、周囲の人々を惹きつける。お嬢様育ちのガールフレンドの与謝野祥子(吉高由里子)をはじめ、入学式で出会った倉持一平(池松壮亮)や加藤雄介(綾野剛)など、世之介と彼に関わった人々が...

またねっ!

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