第4話「さばくちほー」
スナネコちゃんかわいい。
食料ジャパリまんの種類が豊富。怪しい世界観からもはや『ゼノギアス』か『ソイレント・グリーン』のあれにしか視えないのがまた怖さ倍増なのだが、通貨代わりの担保あるいは物々交換の手段として扱われている。加工しているのがどこなのか配給があるのかなどは不明。
ここでもスナネコを通してフレンズ化の影響の話が出る。
バイパスを見つけたときの不安BGMがいい。対象的に土を掘りながら鼻歌でEDを歌う気分屋のスナネコかわいい。
いきなり文明めいたものが出て来るときの冷えた温度差よ。サファリパークなので施設があるのは当然なのですが。左側通行、やはり日本なのか。
ツチノコが登場。もはや動物の枠が取っ払われた。戦コレで劉備が出てきたときのあの感覚に近い。現実に近い将来ツチノコは見つかるんでしょうか。
ツチノコはだいぶキーパーソンらしくかばんの種についてもなにか知っている様子。ヒトのことも知っているし、「昔作られた…………遺跡」という含みもあの施設の背景について感づいている様子。のちに「人を楽しませるために作られたんだ!」の発言あり。彼女はボスといわずラッキービーストと呼び、サーバルを無視するもの当然という。
あの溶岩もサンドスターの噴火で流れてきたものなのか、原子炉廃炉のようにヒトが埋めるために詰めたモノなのか?
この場面、『CUBE』を思い出しました。あれも面白い映画だった。オールタイムトップ10。
ツチノコが分かれ際に「あいつ、絶滅してなかったのか」とどちらかというと晴れやかな表情でいう。かばんの種におよそ気づいたのだろう。
改めて振り返ると、フレンズたちの認識のなかの”フレンズ”とは、
「〇〇(ベースの動物)×ヒト」の生き物。
この概念が前提としてあるのではないか。ということは一話冒頭の「なんのフレンズなの?」という質問は”ヒトと何を配合された生き物なの?”という意味で捉えるべきなのかもしれない。恐い。薄ら寒い。
あるいは『アルタードステイツ/未知への挑戦』みたいに「進化するぞ!進化するぞ!」って実験した結果、進化体系を逆流してしまうみたいな展開もありです。
なかなかにカルトなぶっ飛んだ映画なので別におすすめはしません。
第5話「こはん」
せまいところが落ち着く・蓋なんかあるといいよね、などの発言に賛同するかばん。
ビーバーがダムや巣を作る性質の話であるとともに、扉を介して外界から退避/殻籠もりしている現代の家モデルに通ずる部分であり、人間らしい発想にもとれる。フレンズ化以前の名残ともいえるか。各話で発揮される叡智といい、かばんヒト説が濃厚になってくる。
テル・アブ・フレイラという遺跡がありまして、旧石器時代には木や小枝で作られた住居があり集落があったことが確認されています。その後、古い住居が崩れた泥の上に新しい住居を再建したために、辺りはぼこぼこの丘状に。紀元前10000年あたりのお話。
博士の存在がちらほら。図書館にいるのだろうか。ヒトだろうか。神だろうか。AIかもしれない。『2001年宇宙の旅』的な。
謎未満の謎
後半に入って「としょかん」の回は絶対あるでしょ。
で、その次が「じいん」とくる。遺伝子のgeneとのダブルミーニング。かつゴールデンアイのステージネタでもある。なんてのは冗談です。
まだちゃんと情報がなくて気になってる部分。
- 同種のフレンズが二体一緒に出てこない
- サル目の動物が出てきていない
- ラッキービーストが反応したかばんの帽子の羽根。そして帽子はもともと誰のものだったのか
- セルリアンまわり
同種の双子キャラみたいなのがいてもおかしくはなかったりするんだけど、このへんは「ノアの方舟」っぽいかなーなんて。あれは雌雄のつがいだったけど。
サル目がいないのは気になりますね。
セルリアンはなんだかこっちの存在っぽい。もろに眼球だし砕けた後のブロックが細胞というか角質チック。
EDの廃墟めぐりツアー
廃墟EDと言えば竹内哲也がコンテと原画をやった『百合星人ナオコサン』のEDですよ。
ちょーかっこいい。
話を戻します。
EDの廃墟でうっすら浮かびあがってる針金アートの輪郭をはっきり出したいんですがどうにも難しい。ブラジャー解析とかゲスなことしてたヒトならできるのかな。
特定したヒトすばらしい。画像拝借いたします。
次の話も楽しみ。
参照リンク
レポートの続きを書きました。書いてあることの半分は絵空事だと思ってくださいね。
コメント,ご意見など (中傷発言はNO)
楽しく拝見させて頂きました。感謝です
ところで、
×異物 ○遺物 では
絶滅種や神話生物のフレンズも出てきたことですし
名無しさん、コメントに加えそのような細部までじっくり読んでいただき、本当にありがとうございます。
なるほど、遺物ですか。そのほうがしっくりする部分が多いですね。ダークに受け取りすぎました。
ハカセの予想などはまったく的はずれでしたが、OPの画もかわり第二章が始まったようで毎週が待ち遠しいです。