こないだの続きです。 続きといってもですね、今回は映像編というか、OP映像観てたら初期のFFを思い出したわけで、youtubeでぐるぐる巡回なんかしてたり。そっちがメインです。しかも短い。
FFもといフジファブリックです。
遠回りでアナログチックな撮影手法
『ハナヤマタ』OPのサビに入ったところで主メンバーが踊るカット連があるじゃないですか? FIXのロング、背景が花火→神社→屋上と差し替わるカット。
これ、五人が踊る画と背景を重ねあわせているので、背景を挿し替えていけばカットが変わったようになり、かつ、キャラクターの位置はびっちりと前のカットを引き継ぐ。いわゆる同ポ=同ポジションです。
アニメーションならではの優位性があります。
しかし、実写となると、こういった映像を作る場合にどうするかと言えば、クロマキー合成が登場するわけです。ブルーバックで一度撮影したものを誰もいない背景部分の映像にあてはめる、というあれ。
参考例として、前期放送の『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』OP、オマージュとかパクリとかちょっと言われたりもしたエビ中の『バタフライ・エフェクト』をどうぞ。
二番の歌い出し、メンバーに蝶がつく場面(羽が生えている体の)や後半の謎のスイミングシーンの背景。このあたりはクロマキーによるデジタル合成ですよね。これが一般的な手法ではないでしょうか。
ちょっと特殊な、アナログ同ポジション
一方のフジファブリックは『赤黄色の金木犀』のPVにて、同ポをアナログで実行しました。
演奏するメンバー全員の位置関係を細かく固めて、さらにカメラとの距離もきちんと固めました。カメラも同距離にしないと、編集してくっつけた映像で微妙にメンバーが横に移動したり、前に出てきたりしてしまうからです。カメラから覗いた映像が、撮影場所が変わっても同じになるようにするのはなかなか大変な作業だったと思います(プロになにを言ってるんだ
ギターのストロークやドラムのスティックもスムーズにしないといけないしね。
メンバー間は固定で画面も固定で(つまりFIX)背景だけが差し替わる映像がハナヤマタOPとフジファブリック『赤黄色の金木犀』のちょっとした共通項だったわけです。では、どうぞ。
青春は色褪せず
え? ボーカルが見ない顔? ドラムが刃田綴色じゃない? そうか、ティーンズは志村と足立を知らないのか…… 足立のドラムとアジカン伊地知のドラムと一悟のドラムで昔はわいわい騒いでたのに(遠い目
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