【アニメ】原作未読でも『バキ』を楽しめるのか

バキ』を観るには前作(アニメor原作コミック)の『グラップラー刃牙を観ていたほうがいいのか。

原作コミック読んでた側の意見としては、完璧にアニメ『バキ』をあますことなく楽しみたいって人は、観たほうが、読んだほうがより楽しいでしょう。観た/観てないで、一割弱くらいの置いてけぼりくらいそうな気がします。あそことか、あそことか。

作中キャラクターの本部以蔵も、「結果がどうなろうと観て絶対損はないぞ」って言ってましたし。言及先がぜんぜん違うんですが。

ともあれ、原作コミック面白いので読みましょう。

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範馬刃牙、あんた何?

いまやってる最凶死刑囚編は、『グラップラー刃牙』で描かれた最大トーナメント編のあとにあたるいわば第二部のお話で、範馬刃牙を真ん中に据えた物語としては地続きになっている。バキが強くなっていくお話。負けたりするが。

例えば『ジョジョの奇妙な冒険』だったら同じように分けられた第三部から観ても、第一部と第二部を通らなくてもおそらく楽しめる構造になっていたと思う。第三部もジョジョの家系とディオという深い因縁が軸ではあるけれども、主人公は代替わりをして舞台も違えばメインを張るキャラクターも総入れ替えと、言ってしまえば別の物語が始まっている点が特徴として挙げられた。

一方の『バキ』はというと、前作(前章)の『グラップラー刃牙』から引き続き登場するキャラクターは、多い。関係性や因縁あらゆるものを再利用している。辻褄が合ってるかどうかは別にして……。

後々出てくる新キャラ(実際は『グラップラー刃牙』で出てきたキャラクター)「あなた、誰?」と疑問が湧くだろうことが容易に想像できる。逆に、『グラップラー刃牙』を読んでいると「お前が出てくんのかー」と嬉しくなる。ちょっとは強くなったんかい、的な。

最大トーナメント編

言ってみれば最大トーナメント編っていうのは、高校生野球の花形甲子園大会みたいなもので、そこの覇者が主人公・範馬刃牙その人で。いまふうに言えば超高校級なんですよ。

OPの映像がその最大トーナメントのダイジェストなわけですけども(これはネタバレと言われればネタバレになる部類の映像だったな……ネタバレかましてすみません)。まあ結果がわかっていても刃牙の魅力はたいして目減りしないと思うので、興味が湧けば原作コミックを読むのも一興だと思います。絵柄が若いのなんの。

で、いまやってる死刑囚編、夏の甲子園のあとに開かれる日米親善高校野球大会みたいなもの、といってもいいかもしれない。セパのオールスター戦っぽさもあるけど。

アニメ版を観ての感想

ここからはアニメ版を観ていての感想ですけど、けっこう早足な展開なので(このスピード感こそがバキだという気持ちもある)、拾うところ全部拾ってくれそうな、あるいはグラップラー刃牙の内容を補完してくれそうな気配はあんまり感じない。あくまでも個人的なそれとして。

といっても、いままでの放送分はまだまだ序章で、アニメの評価云々を語るのは本作の本番「対スペック戦」を観てからだなと強く言いたい。まだ焦る必要はなし。克己と烈海王の組手のCGでちょっとモチベーション下がった人もいるかもしれない──が、大事なのはスペック戦である。スペック戦に多くの視聴者(主に原作組)が大きな期待をかけていることは制作側も十々承知のはず。

どちらもが山場と認識しながらの大一番を観てから、言いたいことを言おうと思います。

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