2018年 冬アニメの原作元のまとめと、ちょっとだけおすすめ

ヴァイオレットエヴァーガーデンシーズンまとめ記事

2018年の冬アニメ最速放送は2017年12月31日の『探偵オペラ ミルキィホームズ アルセーヌ 華麗なる欲望』です。んなばかな。

あっちゅうまに新年です。新クール到来です。「今期何観た?」なんて話す機会も相手も減りました。共感や共有や語らいが鑑賞のモチベーションでもあっただけに、モチベ下がってんじゃないかなと思うことしばしば。これが不純かどうかは知らないが。

なんかそういう統計というか考察があるらしいですよ。
作品外での動きも含めて、アニメは個人で楽しむよりも集団で楽しむものになっている、みたいな。

みんな寂しいんですね。ははは。

じゃあ、2018年の冬アニメ原作の傾向について考えましょう。
「休まない、愚痴らない、考えない!」

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分類のルール

大カテゴリとして、まずは以下の8つに分けます。

  1. 漫画(紙媒体)
  2. webコミック
  3. 小説(紙媒体)
  4. ライトノベル(紙媒体)
  5. web小説
  6. ゲーム
  7. オリジナル
  8. その他(CD、イラスト、楽曲、etc.)

メディアミックスの変遷があるものは、放送時クレジットや公式HPのスタッフ・キャスト欄を参考にしています。

ブラウザゲーム、ハードありのソフト、PCゲームなど細分化が起きている「ゲーム」は中カテゴリとしていくつかに分類。

作品は主に”深夜アニメ”と称されるもの、とそれら関連のアニメから更に抜粋。

集計総数は47作です。あやふやな部分もありますが、よろしくどうぞ。PCで閲覧していただくと割りとちゃんと見れます。スマホの方見にくくってすいません。(ここまでほぼ前回のコピペ)

漫画:21本

『恋は雨上がりのように』
『恋は雨上がりのように』HPより

紙媒体に掲載された原作作品。
(※webコミックで発表→紙コミック化したものはwebコミックとして分類)

 

『カードキャプターさくら クリアカード編』──なかよし
『DEVILMAN crybaby』『七つの大罪 戒めの復活』──週刊少年マガジン
『刻刻』
──増刊モーニングtwo (講談社 計4作)

『覇弓 封神演義』『斉木楠雄のΨ難 第2期』──週刊少年ジャンプ (集英社 計2作)

『からかい上手の高木さん』──ゲッサン
『恋は雨上がりのように』──スピリッツ
『だがしかし2』──週刊少年サンデー (小学館 計3作)

『ハクメイとミコチ』──ハルタ(Harta Comics)
『三ツ星カラーズ』──月刊コミック電撃大王
『BEATLESS』──月刊ニュータイプ (KADOKAWA 計3作)

『ゆるキャン△』──まんがタイムきららフォワード
『スロウスタート』──まんがタイムきらら (芳文社 計2作)

 

『citrus』──コミック百合姫(一迅社)

『学園ベビーシッターズ』──LaLa(白泉社)

『伊藤潤二「コレクション」』──朝日コミックス(朝日新聞)

『キリングバイツ』──月刊ヒーローズ(ヒーローズ)

『ラーメン大好き小泉さん』──まんがライフstoria(竹書房)

『弱虫ペダル GLORY LINE』──週刊少年チャンピオン(秋田書店)

『まめねこ』──ねこまき(ミューズワーク) (さくら舎)

 

補足:2017秋クールと比較すると7本増。講談社が最多は変わらず。「でも、一ツ橋グループ的には……?」なんてやりだすと混乱するので割愛します)

webコミック:5本

『ミイラの飼い方』──comico(NHN comico)

『たくのみ。』──裏サンデー(小学館)

『ポプテピピック』──まんがらいふWIN(竹書房)

『銀の墓守り〈ガーディアン〉 第二期』──テンセントアニメ()

『25歳の女子高生』──コミックフェスタ(株式会社ウェイブ)

 

補足:2017秋クールと比較すると1本減。前期放送作品のなかで満足度上位だった『ネト充のススメ』や『少女終末旅行』がここの畑(?)だったので、媒体も作品数も多いですがしっかりした宝材も眠っている土壌なんだなーと思いました。土壌とか材料とか、いちいちコンサルっぽいな。

comicoで作者に支払い義務を果たしていない事案があったみたいですね。NAVER嫌いが転じてNHN JAPANにはろくな印象を持っていないので、こういうの聞くと「ああ、なるほどな」と。完全に後出し結果論ですけど。

ライトノベル:4本

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』予告編より
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』予告編より

 

 

「ライトノベル」の定義付け基準はレーベル制に準拠。とは言ったももの、メディアワークス文庫ってどちらかというと「エンタメ性に重きを……」みたいな創設理念で立ち上がったレーベルですしここに入れていいのかって気がしてきました。「小説」に移動すればよかった……。ご勘弁を。

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』──KAエスマ文庫(京都アニメーション)

『博多豚骨ラーメンズ』──メディアワークス文庫
『グランクレスト戦記』──富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA 計2作)

『りゅうおうのおしごと!』──GA文庫(SBクリエイティブ)

 

補足:2017秋クールと同数の4本。
口に出して読みたい作品名『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』がいよいよ登場。KAエスマの長らく空いていた大賞の椅子についに座した本作『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が満を持してアニメ化です。同文庫からは『無彩限のファントム・ワールド』以来のアニメ化なので、けっこうな間隔が空いてたんだなーと。
2018年は京アニの年になりそうですが、その中心核になると思います。

web小説:2本

『デスマーチからはじまる異世界』──小説家になろう(ヒナプロジェクト)

『オーバーロードⅡ』──Arcadia(舞様)

補足:2017秋クールと同数の2本。前期にはなかった、「なろう」「Arcadia」ともに一作ずつアニメ化。『オーバーロード』はArcadiaに掲載後「なろう」にも掲載の経歴あり。さらにその後、エンターブレインより書籍版も出版してます。『デスマーチから-』のほうもArcadia掲載を経て富士見書房から単行本を出版してます。つまり両作品ともKADOKAWAからの出版です。

小説:1本

『バジリスク ~桜花忍法帖~』──講談社タイガ(講談社)

 

補足:前期は0本だったので1本増。分ける意義があるのかないのかわからなくなってます。講談社タイガも若いレーベルなので、もしかするとタイガ発のアニメってバジリスクがタイガ初なのでは?

作品の内容は『-甲賀忍法帖』あとの時代の話なので、新規は入りにくいのかなーなんて思ってます。一話での親切な導入を願う。

ゲーム:4本

ハードありきのソフト/PCでプレイするソフトなどのパッケージ化したものと、デジタルコンテンツのようなものとを分類したかった。「ソシャゲのアニメ化」が多いような気がするので、線引したい狙いがあったのです。ブラウザゲーム(主にPC)とスマートフォン向けのゲームも、ゲーム化の流れ/製作元の資本なんかをみるためにはできるだけ細かく分けておきたかった。無理でした。

ハードありのゲーム

『Fate/EXTRA Last Encore』──PSP(TIPE-MOON)

PC向けブラウザゲーム

『続「刀剣乱舞-花丸-」』──DMM、ニトロプラス共同制作

2015年ローンチ、2016年にスマホ対応となる。

スマートフォン向けゲーム

『ダメプリ ANIME CARAVAN』(NHN JAPAN)

『アイドリッシュセブン』(バンダイナムコ)

 

補足:2017秋クールと比較すると4本減。スマートフォンゲームが少ないのが要因ですね。やっぱり分類に意義が見いだせない……。

オリジナルアニメ作品:10本

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』予告編より
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』予告編より

これより下はオリジナル作品なので、アニメーション制作会社と脚本家及び原案原作を記入します。

『探偵オペラミルキィホームズ アルセーヌ 華麗なる欲望』──J.C.STAFF(原作協力:小玉 励)

『宇宙よりも遠い場所』──MADHOUSE(原作:よりもい 脚本:花田十輝 監督:いしづかあつこ)

『働くお兄さん!』──Tomovies(原作:GOOD SMILE COMPANY・宇佐義大)

『サンリオ男子』──studioぴえろ(原作:サンリオ)

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』──TRIGGER/A-1 Pictures共同( 監督 シリーズ構成:錦織敦史)

『刀使の巫女』──Studio五組(監督:柿本広大 シリーズ構成:髙橋龍也)

『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画』──スタジオぷYUKAI(円谷プロダクション)

『メルヘン・メドヘン』──フッズエンタテインメント(原案:松智洋)

『gdメン gdgd men’s party』──ストロベリー・ミーツ ピクチュアズ/ファンカンパニー共同(原案 監督:菅原そうた)

『ポチッと発明 ピカちんキット』──OLM/シンエイ動画共同(原案:バンダイ 監督:木村隆一)

 

補足:2017秋クールと比較すると3本減。ミルキィホームズはちょっと調べただけじゃ制作会社が出てこなかったので、放送後に書き足すつもりです。

『宇宙よりも-』の原作は連名制のような感じですね。「よりもい」ってタイトルの略称ですし。こういうのって責任の所在と名誉の所在が絞りにくいのが難点。いしづかあつこと花田十輝ですから、面白いことになるでしょう(根拠なし2)

余談ですが、漢字抜いてひらがな残しなら「はにはに」が好きです。元のタイトル、バランス良くてかなり好き。

以上!47作品でした。

いざ、推してまいる

>稔の秋アニメ、豊作を祈願しながら筆を置きたいと思います。わわわ。

↑前回のまとめでこんなこと言ってました。記憶にない。が、確かに豊作だったと実感する。期待を超えなかったものもあるけれども、贅沢なものが色々観れたのでそっちの気持ちを重視しましょう。

私の推しは、このあたり

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』……京アニはとにかく観ておきたい思想持ちなので。

宇宙よりも遠い場所』……青春グラフィティって言われたらとりあえず観てみたくはなる。キャストも好みだしPVの音楽もいい。縁線に白を入れる”未確認で進行形、月がきれい”タイプの絵柄もいい。ときおり背景に新海イズムを感じるのはたぶん気のせい。

ゆるキャン△』……きらららしいほのぼのテイストがアニメと予想。シリーズ構成の田中仁プリキュアシリーズなどにも参加している方で、『あんハピ♪』のメインで脚本やってたときにお名前知りまして、一話のなかでお話をまとめるのが上手いなあって印象を持ってました。一話ごとに満足が得られるってのはいいですよね。

恋は雨上がりのように』……あんまりない目の描き方だなあ。いいなあこの感じ。2014年から始まったとは信じがたい。タイバニを思い出す平田さんの何でもないおじさんの役は素晴らしい。

ダーリン・イン・ザ・フランキス』……TRIGGERも観る。

三ツ星カラーズ』……シルバーリンクといえば大沼心、と思っていただけに記念作品だった『つうかあ』にはしょんぼりしてしまいました。でもそれはそれ。「可愛いは正義」が久々に炸裂しそうで楽しみです。

BEATLESS』……ハードSFなんでついていけるか分かりませんが、高橋龍也と雑破業は結構固めじゃないかと。PV観た感じだとけっこうな情報量と質量動かしそうで途中で息切れとかしないかなって不安も。ディオメディアの体力は持つのか? 他の抱えてないからへーきへーき。

Fate/EXTRA Last Encore』…… Fate meets シャフトってだけでとりあえず観ないと。Fateの世界はもうだいぶ置いて行かれてるんですけど。

観るには観るけど、どうだろうのライン

メルヘン・メドヘン』……あんまりカントク絵柄っぽくない。未知数ですが、音楽担当のrionosさんはいい仕事すると思います。自分でもどんどん歌っていいのに。

刀使の巫女』……セルルックCGも混じってるようですが、剣劇アクションが楽しみです。

アイドリッシュセブン』……男子アイドル系は基本的にスルーしてるんですけど、これはもしかすると面白いかも。男性でも楽しめるやも。

ラーメン大好き小泉さん』……小顔つくり用の横髪あるじゃないですか、耳の内横をたらんと流れるやつ。主人公がまさにそのタイプの髪型で「丼に入るだろ!」って観る前から腕まくりなんですよ。そこをどうやって嘘をつくのか、下駄を履かせるのか。そこが見どころだと思います。あとやっぱり竹達彩奈に求心力がない。佐倉綾音のコンビに全く食指が動かない自分がいる。

citrus』……竹達彩奈がさ……ってのはもう置いといて、津田美波が良さそうだ。低い声好きだ。

百合百合しいのも大好物なんですけど、「百合」ってそもそもが一歩ラインを外れてる存在じゃないですか。いまはまだ。やっぱり現状(現実社会のほう)で同性愛はマイノリティな部類に(いまだ)属していると思うし、マイナーがメジャーということであれば、そこにはもう潜在的なドラマ成分は含まれているし、乱暴な言い方ですが十分フィクショナルな関係性だと思うんですよ。フェイクとは言いませんがフィクショナルだと。作品として、あくまで作品として考えるなら同性嗜好者というのはひとつのキャラクターになっていて、その関係性だけで物語の推進力になり得ているところに「黒髪生徒会長」「純情ギャル」というこれまた数ヶ月前にも聞いたような大味なマンガ的キャラ性を”盛る”のはいかがなものか、と。このふたつの要素が”盛られる”ことによってよりフィクショナルな、よりフェイキーなキャラクター像に見えてくるんですよ私は。「ああ、これは創作物だったな」って気づきが嫌でも芽生える。よくないぞ、これはよくない。

ま、PV観ただけで判断できないのでちゃんと観ますけど。

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※本ページの情報は2020年5月時点のものです。
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おしまい。

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