『アイドルマスター シンデレラガールズ』第8話,停滞と前進のメタファー

アイドルマスター第8話 神崎蘭子 アニメ感想文
本ブログは独自に商品やサービスを紹介しております。また記事内には広告が含まれます

煩わしい太陽ねはようございます)

アイドルマスター シンデレラガールズ』面白いです。

無印との差別化として「デレマス」と呼ばれているみたいですが、さらには「ミリマス」というのもあるらしく、ゲームその他には全く手が出ていない私はアニメのキャラぐらいしか知りませんが、幸子って子はいつ出てくるんですか、プロデューサーさん!

││広告││

I want you to know my hidden heart.

訳すと「私のホントの気持ちを知ってほしい」てな具合ですかね。

主に神崎蘭子回でしたが、個人個人にスポットが当たり始めた感じでしょうか。ニュージェネ、及びちゃんみお復帰はちょっと例外な気もします。

本編。メタファーが節目節目に出てきます。

停滞のメタファ

ゴシックな見た目から提案されたホラー系に必死に異議を唱え、新たなコンセプトを提案するも伝達に齟齬が発生してしまう。まあ当たり前ですよ。変な熊本弁使いおってからに。

結局手応えも実感できないままに346プロをあとにします。

『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話より 『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話より
『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話より

信号機の赤・渋滞で前に進まない車、車、車。

プロデューサーとのコミュニケーションが上手くいかずに蘭子の気持ちは「停滞」してしまいました。

この蘭子の気持ちと、前に進むことを妨げる信号の赤がシンクロしている。これがメタファーである。

スズメで振り返る、アニメ『灼熱の卓球娘』のメタファー演出
『灼熱の卓球娘』はアニメにしかない部員とスズメのメタファー演出がアリマス

蓋がしてある散水栓のカットが差し込まれるのも蘭子の心のブレーキに通じています。

その後、しぶりんの助言・メンバーの手助け・Pの頑張りがあり、蘭子も自分の思いを打つ開ける勇気を持てるようになります。

メタファー関係ないけど、しぶりんの助言シーンがよかったですね。

シンデレラガールズ プロデューサー シンデレラガールズ 渋谷凛
『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話より

遮光の影が高等部にかかってるの、いい。

前進のメタファ

ともかく、MV撮影も成功して一段落したあとのカットでは青信号がチラリと。

シンデレラガールズ 第八回
『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話より

Pとの意思疎通もクリア、進路は良好真っ直ぐGO!て感じです。

いい回でした。

時計の針の音が少し違うのでは?

回を重ねるごとにどこかで時計の針が進む描写が差し込まれているのにお気づきでしょうか。 各回にひとつづつ「カチッ」って具合に(一回だけパソコンの画面右隅にある時刻表示もありました)

これは彼女たちの前進という意味合いが込められてるんですが、シンデレラである彼女たちにはあの童話のように12時の門限というものがあるのかもしれないわけです。

魔法が解ける、終わりが近づいている、なんて見方もある。 さて、結末はどうなるんでしょうか?

そんな感じで〈『IDOLM@STER シンデレラガールズ』第8話,何気ない信号のメタファー〉でした。

おしまい。

関連リンク

『IDOLM@STER』公式サイト

 

コメント,ご意見など (中傷発言はNO)

タイトルとURLをコピーしました