ハナヤマタのOP曲に散りばめられた和っぽさ

【この記事のこと あなたの周りにも拡めてくれたら それはとってもうれしいなって】

ハナヤマタ 聖地

なつ「もう書かないかと思った」

──もう書けないかと思ったよ、実際。実は別のブログを鋭意製作中だったのだが、頼みのアカウントを凍結されてしまってな……

なつ「はいはい。スカイリム スカイリム」

本来の主旨はもっと洗練したものだった気がするんですがね。

なつ「アニメのOP・EDの曲の解説をしてみたいって?」

まぁ、私トーシロなんですがね。それでも、私より感受性や理解力のない人もいると聞いて

なつ「ほう(何言ってんだこいつ」

アニメや楽曲を楽しめるヒントのひとつでも伝えられたらなと思ってね(何言ってんだろ私

※どっかの記事でも念を押すように書いたけど、そういうサイト作りを目指してます。 初歩的なところが上級中級者には退屈かもしれないけど、それはビギナーのため目線を下げているから、と思って下さい。 実際は詳しいところまで掘り起こすスキルがないからですがね。ははは。へへへh。

【和】っぽいという印象づけ

タイトルにも書いたけれども、ハナヤマタのOP曲『花ハ踊レヤいろはにほ』は和っぽいですな。

歌手:チーム・ハナヤマタ
作詞:畑亜貴
作曲:田中秀和(MONACA)

の音階といえばヨナ抜き音階四七抜き音階)というのがありますね。 ドレミファソラシドを数字の1から7に置き換えると、ヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ム・ナとなり、ここからヨ・ナを抜く。つまり4番目(4度上)と7番目(七度上)のファとシの音を抜いた「ド・レ・ミ・ソ・ラ」構成の音階ができあがるわけです。かつ短調。 あのにんじゃりばんばんがやたらと和風にしあっがているのもこの効果です。(これはあくまでも基準音から見た位置関係の話なので、キーがCやEに限られるというわけではないです。

おそらく。うひひ、実はよくわかってません)

とまあ、そんなメソッドの存在も念頭に置きつつ、進めましょう。

和風な言葉は存在するか怪しいけれど、和風な語呂は存在する。和風なというか、日本の風土が産んだ語呂というか。リズムというか。 日本の伝統的な言葉の文化。俳句、川柳、短歌。

なつ「あの山から超えてきた湯気のような白のような」

──おう、種田山頭火リスペクトやめろい

なつ「山越えし 広がる雲は 雨を連れ」

とまあ、5.7.5のリズムってすんなり読み上げてしまうものです。ほぼ全員が同じアクセント同じタメで発声したんじゃないかと思います。5文字や7文字、準じて3文字はなんだか情緒がある感じがします。(これ、理屈を紐解くと、休符が入ってタメが生まれているだけなのですが。つまりは余韻ですね)

の曲も「四七抜き音階を駆使したメロディ」「音数は5文字(7文字)の奇数」を要所々々で詰め込んでくる。メロディの尻に(へへ)このパーツを差し込むだけで和風ぽさが出てくる。5文字で締めると七五調、7文字で締めると五七調となるわけです。 ちょっとピックアップすると――

  • Bメロ 踊れや踊れ
  • サビに入る いろはにほ
  • (パーっとパートっと)晴れやかに
  • 花のように(文字数でなく音数です)
  • つねならん
  • つぶやいてみた、乙女心さ

最後は無視してもいいです。というかこの記事もブログも信用してはいけません。

まだ和っぽい要素はあります。この曲、かなり手が込んでます。 さっきは和風な言葉はあるかどうかわからないなんていってましたが、出自は定かではないらしいいろは唄というものがあります。(いろは唄/wiki)

つねならん、いろはにほ(色は匂えど)、ちりぬるをなんてのはここからの抜粋です。

あとは「一二三」なんてのも日本の数え方だし、踊れや歌えやなんてのも「ええじゃないか」を彷彿とさせたり。さすが畑 亜貴!十一人が同居しているだけのことはある。

??「もしこの曲がピアノだけ、アコギだけでも和っぽく聞こえますか?」

聞こえます。それが音階のパワーです。

和っぽい雰囲気を醸す楽器たち

ざっくり言うと、和楽器ってあるじゃないですか。 三味線、琴、琵琶、尺八、神楽笛、鉦鼓、ドラ、和太鼓、鈴、エトセトラエトセトラ。 この辺りを使えば、かつ音階のメロディをたどれば、もう和です。和ロックの完成間近です。

千本桜やなんやかんやもすぐそこです。 じゃあ、この曲は上記のなにかが使われているかと聞かれれば、鈴と鉄琴くらい。(鉄琴は夏の風物詩、風鈴を想起させるのです。) と思いきや、私がにんまりしてしまったのが、サビの入り。ピアノがレ#の単音を弾くとこです。

鳴子が鳴ってるんです

(気付いたのは三回目くらい 「ちゃらん」って。ほんと、「ちゃらーん」って。(CV:沢城みゆき)

畑 亜貴氏の、作品に寄せてくる作詞術も大好きですが、こんな具合に作品の世界を混ぜ合わせたサウンドはやはりいい。 このへんがタイアップ曲とアニソンの呼称の判別点なんじゃなかろうか、といったところで締めたいと思う。 映像については後日すこしだけ。  

花ハ踊レヤいろはにほ(CD+DVD)
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