【読書】『悠木まどかは神かもしれない』を頑張って読んだ

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悠木まどかは神かもしれない

五月は更新回数を増やしたいがだけために、内容の薄いとりとめない(役に立たないともいう)ことを記事にしようと思う。そんな第一弾。読書感想文。

いや、実は感想すら書きたくない。とりあえず 更新したよ ぐぐる様、と電気信号を送りたいだけであって、それくらいの文字数のこと(1000文字くらいでいいのかな)をでっちあげてさっさと寝たいくらい。明日も朝からお仕事。

竹内 雄紀の『悠木まどかは神かもしれない』に付き合って浪費してしまった2時間を取り返す。いや、取り返すのは無理なので憂さ晴らしのようなもの。

実はちょっと話題になっていたらしい

これは出版当初の話、2013年ころの話だと思うけど、なんせタイトルが『悠木まどかは神かもしれない』である。アニメライクスな諸氏はもちろん、近年のアニメをめぐるムーブメントに少しの関心があれば『魔法少女まどか☆マギカ』という作品は耳にしたことはあるでしょう。

または目にしたことくらいは……あるでしょう。

魔法少女まどか☆マギカ
「劇場版の変身バンクはさやかが一番かっこいい」と言ったら友人に否定されました。

その通称「まどマギ」の主人公が鹿目まどかで、このキャラクターのCVが悠木という、背景がありまして、物語のほうもですね、「神」ではないにしろ、それに近いもののような、なんというかそれっぽい概念になってくるんですよ。ネタバレっぽいのでこの辺で控えますが。

「悠木? まどか? 神かもしれない?」とまあ、みなさんピンとくるわけですよ。
私もピンと来ました。

「ああ、あれか。『俺の教室にハルヒはいない』みたいなものか」と思ったわけですよ。決して関連本の類ではないけれど、下地には何かしらのリンク要素がある本なのかな? と。

そしてもうひとつそれとは関係ない理由があって、日日日センセイや汀こるものセンセイの匂いのするタイトルだったためにとりあえず買ってみたんです。買ってしまったわけです。

結論は『魔法少女まどか☆マギカ』とは何の関連もないお話です。
何も見いだせないお話です。

文体が合わないので救いはない

で、6Pで面白くないことに気づくと、あとは早く終わってくれ、なんとか面白くなってはくれぬか、の一心で260P駆け抜けていきました。面白くないままでしたけど。その「面白くない」と感じる部分がストーリーの展開ではなく文体やキャラクター設定なので、そりゃあ最初に合わねえなと思えば最後まで合うことはないでしょう。慣れることはあるかもしれないにしろ。

イライラしてしまうのは主に文体・文調です。

挙げてみると、面白くない小ボケ(笑いどころと解釈)が頻繁に出てくる。そのメソッドが「〇〇なんだけど」ばっかり。「〇〇〇〇だ。といっても、〇〇なんだけど」こんなのばっかり。引き出しがない。こんなに”逆接締め”が出てくるとリズムが悪い。

あと比喩表現が多いのに、冴えた例えは別にない。うまいなーと思えるのがない。舞台は移動するのに情景や状況の描写が少ない。やたらとホワイトバックのイメージが強く残る。『KAGEROU』くらい比喩の嵐。

キャラクターの目に見えているものが描写できない作家はやたらと比喩を使って”逃げる”のかな、と思いました。上手くもない比喩に。どれくらい大きいものか描写できないから”まるで象のような”とかで片付けてしまうんでしょ? 下手っぴは。
ミステリーでもないから不要な情報はカットしてるのかな? そんな作法あるのか?

もうひとつ、キャラクター。

語り部である小田桐少年は進学塾に通っているが優等生とはいえないタイプの小学五年生、という設定。この小学五年生の頭のなかがおっさんなんです。幼女戦記的なことでなくエロいということでなく。このおっさん的思考はそのまま作者の思考といってもいいと思う。こういうのって小学五年生の頭のなかを作者がトレースして書いていくのがセオリーのはずが、作者の頭を小学五年生に植え付けた、みたいな。

全然小学五年生になれてない。この披露してくる知識、お高くとまったような会話、にすごいズレを感じる。解説に出てくる”キモさ”がもはやフォローの言葉になってない。素直にキモい。作者の「一言いいっすか?」感が作品内のワードからそこらじゅうまで滲んでくる。すごい不快。黙ってエンタメに徹してくれ。

「小学五年生ってこんなもの」のイメージが私とはだいぶ違う。受け入れられない。キャラものにしては尖りもないし。

「キョージュ」「ジョシ」のカタカナ使いすぎ問題も気に入らない。

こんな感じで終始イライラしながら読んでいました。反面教師はもう飽きたっていうのに。

もう本を閉じて表紙から弓矢で貫いてやろうと思いました。
弓矢なんて引いたこともないけど。(こんなのが何発も繰り返される)

魅力も驚きもないんだよ

読み終えたあと、初めて本気で本を燃やそうか、と思いました。中古店に売りに行くと出版社や著者にお金が入る流れにはならない(中古店と消費者だけでお金を回している)みたいな話もあるので。経験として文庫を燃やしてみるのもいいかなと。

「新潮文庫編集部では小説の持ち込みは受け付けないという内規を打ち破って本作で小説家デビュー」って著者近影の欄に書いてあるんですけど、やっぱり小説だったのかこれ……。新潮文庫も得しない書き方ですね。呆れる。

そんなわけでおしまい。さようなら竹内 雄紀。

ps.
作者が一生懸命書いたであろう著作にふれるには随分な動機だったとは思う。更新したいから槍玉にあげるみたいなのは。でも久々にイライラする読書タイムを過ごしたのでこんなことをグダっと書いた次第。

もしこれで当たり屋的な興味が湧いてしまったとしても、読まなくてもいいと註釈は入れておきます。本当に読みたくてたまらなくなったら図書館に行ってください。


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